怪奇恋愛作戦 DVD BOX

監督 : ケラリーノ・サンドロヴィッチ 
出演 : 麻生久美子  坂井真紀  緒川たまき  仲村トオル  犬山イヌコ  大倉孝二 
  • 東宝
3.75
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本棚登録 : 20
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988104096234

感想・レビュー・書評

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  • 2015年1月~3月までテレビ東京系列で放送。
    演劇界の鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが初めて連続ドラマを手掛けたホラーラブコメ。


    不幸せオーラ全開のアラフォー三人娘を演じた
    麻生久美子、坂井真紀、緒川たまきのコメディエンヌぶりが素晴らしい。
    見所はおつむが弱い(笑)刑事をコミカルに演じた仲村トオルと
    売れない女優を演じた緒川たまきの怪演っぷり(笑)

    60~70年代に一世を風靡した怪奇空想ドラマのおどろおどろしいテイストに
    80年代風恋愛テイストを混ぜ込み、
    ナンセンスな笑いを演劇チックなせりふ回しで絶妙にミックスした構成は
    懐かしいのになぜか新しい不思議な感覚で中毒性強し。

    21世紀のフランケンシュタイン、喋る生首、妖怪年食い、美少年ヴァンパイア、魂と引き換えに願いを叶えてくれる悪魔ブイヨン、
    70年前の美少女幽霊など登場する怪人や妖怪達もバラエティ豊かで毎週楽しみだった。

    それにしても登場人物たちがひとりまたひとりとさまざまな方法で殺されていく最終回は
    まんまスプラッターホラーな展開で、かなり衝撃的!
    (いくら深夜とは言え、今の時代にテレビでアレを流すなんて、さすがテレ東!攻めてます!)


    https://youtu.be/ksybh2q76L4

    怪奇恋愛作戦 特別映像

    • darkavengersさん
      円軌道の外さん。
      遅くなりましたがこちらこそ沢山の「いいね」とコメントありがとうございます。

      こちらの方に返信させてもらいました。
      ...
      円軌道の外さん。
      遅くなりましたがこちらこそ沢山の「いいね」とコメントありがとうございます。

      こちらの方に返信させてもらいました。

      おお‼帰マン‼
      第二期ウルトラシリーズの中で一番好きな作品です。(次に好きなのがレオだったりしますが(笑))

      岸田森、ホント名優ですよね。
      円谷作品に出演している時って本当に楽しんでやっているなあって思います。(特にファイヤーマンなんか)

      実は円軌道の外さんのレビューに影響を受けて昨日まで怪奇恋愛作戦を観直してました。
      全話、面白くて好きですがエピソード5(第10話)乙女☆純情奇譚で夏美が三階堂に思いを告げるシーンは何度観ても泣いてしまいます。(いい歳こいて)
      ネタとしてはエピソード4(第7話)悪魔ブイヨンでの「アンテナール」がいいですね(笑点のテーマを「アン」でやるところは爆笑です)

      そうそう、以前機会があれば飲んで食べて語りましょうっておっしゃったの覚えてますか?

      いつ実現出来るか分かりませんがいつか必ず飲んで食べて語りましょう‼

      いつか必ず。
      いつか。

      オルガ イツカ。

      いつか(五木)ひろし、横浜たそがれ清兵衛 徹子のお部屋。

      鍋のつけだれイツカン味ぽん。

      人気声優、いーつか(大塚)明夫。

      ♪宇宙の彼方、イツカンダルへ
      はるば~るの~ぞ~む~

      ………バカなダジャレはさておき、お忙しいようですが無理せずマイペースでこれからも素敵なレビューで楽しませてください。(そういう自分は最近レビュー休んでますが………)
      2018/01/28
  • 婚期を逃した消崎夏美・揺木秋子・華本冬の親友3人組のアラフォー女性が、人造人間や吸血鬼、妖怪などの怪奇現象に巻き込まれながら、それらと戦っていく、少し恋を挟みながら。

    夏美はバイト先の喫茶店面影での同僚で二十歳の萌香と刑事の幼馴染・三階堂を争っているし、秋子は定時制高校の音楽教師をしながら時に教え子たちにからかわれたり、教え子の吸血鬼と同棲したり、TVのヒーローと同棲したりする。三階堂の後輩・悲別のアプローチもしつこい。
    冬は芽の出ない女優として色々なバイトをしながら、最低な男・黴田と付き合い続けている。

    しょぼい模型、特撮の演出がまぁ狙い遠りのセンスで、深夜感と相まって、結構楽しい。

著者プロフィール

ケラリーノ・サンドロヴィッチ
劇作家、演出家、映画監督、音楽家。1963年1月3日生まれ。
1982年ニューウェイヴバンド「有頂天」を結成。またインディーズ・レーベル「ナゴムレコード」を立ち上げ、70を超えるレコード、CDをプロデュースする。並行して1985年に「劇団健康」を旗揚げ、演劇活動を開始、1993年に「ナイロン100℃」を始動。1999年『フローズン・ビーチ』で第43回岸田國士戯曲賞を受賞、現在は同賞の選考委員を務める。演劇活動では劇団公演に加え「KERA・MAP」、「ケムリ研究室」などのユニットも主宰。2018年秋の紫綬褒章を受章。ほか、各種演劇賞受賞歴多数。音楽活動ではソロ活動の他、2014年に再結成されたバンド「有頂天」、「KERA&Broken Flowers」でボーカルを務める。鈴木慶一氏とのユニット「No Lie-Sense」等、各種ユニットでライブ活動や新譜リリースを精力的に続行中。

「2022年 『世界は笑う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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