フランシス・ハ [DVD]

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監督 : ノア・バームバック 
出演 : グレタ・ガーウィグ  ミッキー・サムナー  アダム・ドライバー  マイケル・ゼゲン 
  • ポニーキャニオン (2015年5月2日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013227385

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フランシス・ハ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 特に才能に恵まれているわけではない
    友達とも、恋人とも計算高くなんて立ち回れない
    自分に甘かったり、妬んだり、うらやんだりと
    大人になりきれないフランシス。
    でも憎めないんだなぁ・・・。

    彼女の日常の中に見え隠れしている
    等身大の葛藤する女性の姿が掬い取られていて
    「何かイイ」という空気感のする映画でした。

    脚本も、映像もさらりと作られているようだが
    一朝一夕にできるもんじゃない
    微妙なさじ加減の利いた監督の手腕を感じます。
    映画の最後の最後に分かるこのタイトルをつけた
    センスにもうなる。

    見た後にあのウェス・アンダーソンのスタッフだと知り
    なるほどなとも。

    同じくモノクロで描かれた「コーヒーをめぐる冒険」や
    大人になりきれない葛藤が主題の「ロミー&ミッシェル」や
    「ヤングアダルト」を思い出す。

  • 映画館

    音楽が鳴ると、そこは一気にフィルムの中から舞台上に早変わり。説明の仕方が分からないんだけど、とにかく音楽と映像がぴったり合ってるの。しかも音楽はT.Rexとかだからね。なかなか大人になれないフランシスが一人前になろうと頑張る話なんだけど、オシャレで元気が出る!オシャレで元気が出る映画って最高じゃない?フランシスは落ち込んだりもするんだけど、画面は常にコミカル。全く鬱々とした雰囲気に持ち込まない。かなりすごい手腕だ。あと英語がめちゃくちゃ聴き取りやすい。家でDVD流しときたいなって思える映画です。(最大限の賛辞)

  • アラサー非モテ女子の停滞と鬱屈と前進を、全編モノクロームの映像と、レトロ音楽を用いて、巧みかつ愛情たっぷりに描いた作品。

    27歳のフランシスは、モダンダンサーになるのが夢だけど、現実は研修生どまりで、うまくいっていない。しかも、彼氏と別れた直後に親友ソフィーとのルームシェアは解消する羽目になるし、所属劇団とのダンサー契約も更新されなかった。
    もう若いとも言えないお年頃になってきて、周囲が結婚や出産など落ち着き始めているのとは対照的に、踏んだり蹴ったり状態で宿無し&職なしになった彼女は、それでもへんに強がりながら半分ヤケクソ気味にニューヨーク中を転々として…。

    不器用に夢を追い続けて大人になりきれず、しかも、空気が読めない、イタイというかちょっと幼稚なところがあるフランシス。

    でも頑張って日々を生きている彼女はなんだかとても愛おしい。

    ちょっとびっくりするぐらいの、親友ソフィーへの強い執着とある種の依存傾向は、きっと、ソフィーとの時間が、無邪気で幸せだった若かりし日々の象徴というか、もがいていた彼女の最後の砦みたいなものになっていたからなんだろうなあ、と、フランシスの年齢を越えた私はどことなく共感して妙に胸に染みてしまったり。

    けれど、モヤモヤしたりつまづいたりしながらも、フランシスは、やがて現実を直視し、新しい仕事と生活の環境を作っていきます。

    物語のラスト、少し成長して、漸く、少し胸を張ってソフィーと向き合えるようになったフランシスがこれまた愛おしい。
    この映画のタイトル「フランシス・ハ」の由来となったエピソードは、あいかわらずの彼女の不器用さと半端さを体現していて、おもわず笑ってしまうけど。

    物語開始直後は現代的な映像にはミスマッチに感じたモノクロームの色彩が、観ているうちに、なんだか、不思議と脳内でカラフルなイメージを伴ってきて、想像の色であるだけ、無限な広がりを持って迫ってきました。

    最後には、とても気持ちよく見終えた、よくできた作品でした。

  • 最近使われ過ぎててほとんど意味分からなくなってる「女子」ですが、これ観ると「女子」の神髄が怖いほどよくわかります。
    大学の同級生でNYでルームシェアをしているフランシスとソフィーは「わたしたち、セックスするのをやめたレズビアンカップルみたいね」と言っちゃうくらいの親密さ。ボーイフレンドとつまんなさそーに別れ話をしているフランシスが、ソフィーからの電話に「アイラブユ~」とノリノリで答えてるのがウケる。しかも同棲する気だったボーイフレンドに「独り者の男が猫2匹ってw」とか言ってるし(笑)。
    いつも2人でふざけあい酒を飲んでおバカをやって一緒に寝る。そんな完璧な女子ライフはソフィーが出ていったことで突然に終わりを告げ、大ショックを受けるフランシス。ダンサーの仕事もうまくいかず、お金も尽きて住むアパートもないのに、つまらない見栄をはり、輝いていた「女子」ライフが帰ってくることを期待し続けているフランシス、痛すぎです。女子力の高い男子とオシャレアパートにシェアハウスするも家賃が1200ドルもして当然払えないとか、ディテールがうまい。パーティでひとりだけ噛み合わないノリでふるまったり、借金までしてパリに2日だけ寝に行ってみたりと、痛い行動を重ねた末に、自分を置き去りにして男と結婚する人生を選んだように見えたソフィーとひさしぶりに親密な時間を過ごすフランシス。と同時に、いつまでも2人いっしょにいられた時代には戻れないことをも思い知らされます。
    27歳にもなって大学時代の友だちといつまでもつるんでいたいフランシスはただ子どもっぽいだけにも見えるけど、じゃあ大人になるって、結婚したり仕事で成功して落ちつくことなの?たぶんその種の混乱が、この国で「未婚」の女を「女子」と錯覚させてるものなんでしょう。宙ぶらりんの不安を紛らわしてくれるもうひとりの自分を求めてたフランシスが、たとえ離れていてもつながっていられる親友を再発見した時、彼女はようやく一人で生活できるようになる。ちゃんと自分の名前を表札に書けないダメな大人であることには変わりないけど。「ハンパな私で生きていく」というコピーがうまいですね。

  • WOWOWオンデマンド。

    まわりがドンドン変化してくのに、自分だけ変わらない焦燥感。
    会話も何もかも空回ってるけど、ドン底になっても暗くならないトコがいい!何気ないけど、生きるパワーが持続してるフランシス。
    結構ダメ人間なのに、まわりが手を差し伸べたくなっていつもとりあえず何とかなって、堕ちていかないキャラがとてもよい。

    いきなりパリに飛ぶトコ、ウケた。

    フランシス・ハて、そーゆーコトかー!

  • 主人公が自分とかぶる
    なかなかうまくいかないけど、もがきながらも受け入れながら人生を進めていく
    フランシスの、それでも踊るんだ!って気持ちにぐっときた
    戦いのさなかにいる今、見れてよかった。

  • オシャレだった、終始、空気感が。モノクロだけど色があるようなそんな映像。ガチャガチャと騒がしいからいい感じにモノクロで抑えられてる。
    不器用で、歩む方向、走る方向間違っちゃってる、あなたやわたしの物語。

  • 27歳、現実と理想の狭間。観る年齢によって感想が左右されると思いますが、この年齢を超えてしまったワタシは、もう観ていてイライラしっぱなしでした。わかるんだけど、わかるんだけどもさあ…!という感じ。モノクロってとこがまたニクイ、際立ちます。

  • フランシスのとんちんかんぶりが痛いんだけど、モノクロのきれいな映像のおかげでつらくなり過ぎずに観られたし、じんわりと「来週も頑張りましょう」という気持ちになった。かっこよくなくても思い通りにいかなくても、周りの人たちはそれぞれのやり方で何らかの温かさを分かち合ってくれるものなのだな、とか。

  • フランシスを応援したくなる。
    非モテ=undatableですって。
    タイトルの意味は最後にわかります。

  • 映画館で。モノクロ映画だけれど、がちゃがちゃしているのでモノクロでよかったかも。
    女子のための女子の映画。(たくさんのおばさま達が見ていたけれど)
    ルームシェアしていた大好きな女友達が、離れてしまう。
    大人になりきれなくて、アートの世界を追って、うまくいかなくて。
    よくある話だけれど、会話とディテールが楽しい。
    しーんとなるシーンはあるある、という感じ。
    で、女同士のライバル心。
    「それで?」と男子に言われたら身も蓋もないけれど、まあ、こういう世界を生きている、ということで。

  • 27歳の非モテとも変人とも呼ばれる厄介女子の日々を親友のソフィーとの関係を中心に描く。ボウイの歌で走ったり、コンテンポラリーダンスのカンパニーの実習生だったり、多くのエピソードが断片のみ切り取って提示されたり、とセンスの良さの見せどころ多数。片付けられず鏡ばかり見ているフランシスは、面倒臭い女子なのだが、ちゃんと面倒臭く描かれていて、身の回りにいそうな現実感があった。

  • センスがいいなぁって感じたのは最初だけ
    夢追い人の痛い感じのダメ女が、現実に飲み込まれていく友人たちの中で孤独と軽い絶望を感じるも、自分もまた現実に生きると、世界は思ったよりも良いものでした、っていうありきたりな話でしたよ。

  •  独身27歳女子って色々と悩むことが多いようで、周囲の変化に戸惑うダンサーのお話。27歳は日本もアメリカも同じような状況に落ち込むお年頃なのだなと思う。モノクロ映像のコントラストが絶妙で『こんな写真が撮りたい』と思うシーンがたくさんある映画だった。

     この映画を観ながら頭の片隅に、邦画でこんな映画あったんじゃないかなぁと思いながら観ていたのだけど思い出せない。『花とアリス』じゃないし、日本でリメイクしたらヒロインは蒼井優ちゃんかな、とかとか…。踊れる女優さんてあまりいないんだよなぁ。

     フランシス・ハってなんで『ハ』なのかというのは一番最後のカットで分かる。David Bowie - Modern Loveが流れ、そしてエンドロール、終わり良ければ全て良し。

  • 軽やかなモノクロ映画。
    ダンサーって憧れる。憧れというか見ていて素敵だ。
    彼女がダンサーとかいいんだけどな。

  • フランシスの感情を表すような場面場面の音楽が良くて。ソフィーと一緒にいる時の喜劇みたいな音楽、まさにそんな嬉しさなんだろうなと思ったらフランシスが愛おしくてしょうがなかった。幸せになってほしい。

  • 落ち着きがなくて、片付けが苦手で、ロマンチストで、精神年齢が少し幼い27歳の女性の話。
    ダンサーを夢見て足掻いたり逃避したり、うまくいかないこともあれど、ちょっとずつ前に進んでいく。

    親友にベッタリ過ぎて、途中で少し気持ち悪く思ってしまった。けど最終的にはいい距離感になったようでよかった。
    大人になるとティーンのような距離感が嫌になってしまうのは何でなんだろう。

  • ニューヨークを舞台に、プロのモダンダンサーを夢見ながらもままならない日々を送る大人になりきれない27歳のヒロイン、フランシスが周囲の人々と織り成すほろ苦くもユーモラスな等身大の人間模様を、モノクロ映像で軽やかに綴る。

  • フランシスの不器用で人間臭くて、ちょっとおバカで純粋な部分、すごくいとおしくてどうかしあわせになって!となった。自分もフランシスとほぼ同い年くらいの年齢なので、フランシスにすぐ感情移入してしまって、いろいろと痛々しくもあった。

  • 最高!!傑作!!主人公が情けない部分も含めて魅力的に表現されてる!あるきっかけひとつで作品の視野が広がっていく感覚は気持ちよかった!現実的な感覚を持ったまま、リズムよく丁寧に作品を展開していった先には静かな力強さがある!くー!この映画大好きだー!

  • フランシスの感じが、全くたまりません。音楽が秀逸。「あれ、あのイス高いイスじゃね?」と思ったらやっぱりイームズのチェアだった。フランシス・ハ。

  • いじけてみたり、強がってみたり、逃避したり、そんなことがあっても少しずつ前に進んでいく

  • どうしてもフランシスが好きになれない

  • 破天荒なアラサー、フランシス。いきいきしてるんだけどうまくいかないような時期なんだろうな。
    でもフランシスの前向きさに励まされる。
    う〜ん、undateableにはなりたくないな・・。

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