本質思考―MIT式課題設定&問題解決 [Kindle]

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著者 : 平井孝志
  • 東洋経済新報社 (2015年2月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (188ページ)

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本質思考―MIT式課題設定&問題解決の感想・レビュー・書評

  • システムダイナミクスでは物事の本質を現象の裏側に潜む構造と因果として捉える。

    発明の本質ってよく職場で聞きます。特許では公知例次第ではないかと思います。いくら自分で新しいアイデアだと思っても、公知例と同じだったら、そのアイデアは本質を突いてないことになります。相手があることで初めて輪郭が浮き彫りになるって感じですかね。

    なので、発明の本質を掴む上で大事なのは、どれだけ公知例を知ってるかになると思います。これは一朝一夕で出来るものではありません。特許だけでなく、その分野の技術の変遷も知っていなければなりません。

    今のところ、胸を張って本質を掴めると言える分野はありません。このまま社会人生活を終わりそうです。まあ他に目標が出来たのでそれほど気にしてはいませんが。

  • 本質思考=システム思考、のようだった。

  • 『本質思考』
    現象からモデル・ダイナズムを読み解きモデル・ダイナズムを変えていくことが本質思考と定義。各章でモデル・ダイナズムの読み解き方やモデル変更のレバレッジポイントを説明。
    売上を上げるためには?との問いに客数と客単価に直ぐに分解してしまう人は一度読んでみても良いかも



    1章 本質思考を妨げる9つのクセ

    初歩的な課題
    ①裏返し結論の癖
    ②一般解で満足してしまう癖

    ジレンマに陥る可能性のある深刻な癖
    ③フレームワークに固執してしまう癖
    ④カテゴリー適応の癖
    ⑤キーワードで思考停止に陥る癖
    ⑥初期仮説に固執してしまう癖

    考える入り口にも入れていない症状
    ⑦考えている目的を失ってしまう癖
    ⑧プロセス偏重の癖
    ⑨主体性を喪失する癖

    ✳︎⑧プロセスを回せば自動的に答えが出てくると無意識のうちに錯覚

    2章
    本質=構造(モデル) ×因果(ダイナズム)
    要素還元せず全体として捉える

    本質
    構造 因果
    ↕️
    インプット→現象→アウトプット
    現象の裏返しは答えではない

    モデル(因果ループ図、因果連鎖図)
    枝葉末節を削ぎ落とした抽象的な1枚の図

    ダイナズム
    時間軸の考えを入れてモデルがどのような振る舞いをするのか見ていくこと

    問題解決→モデル、ダイナズムを変える
    ステップ①モデルを描く
    ステップ②ダイナズムを読み解く
    ステップ③モデルを変える打ち手を探る
    ステップ④行動し、現実からのフィードバックを得る

    3章 モデルを描く

    条件①考えるべき要素と因果関係が含まれる
    条件②1枚の紙に描く

    正のループ→エスカレート
    負のループ→均衡点に近づく

    ヒント①
    5つの要素から多面的に捉える
    『インプット元』モデルに投入される要素
    ex時間、スキル

    『アウトプット先』モデルから出る成果
    exサービス

    『競争関係』インプットやアウトプットを競う相手
    ex同僚

    『協調関係』補完関係やシナジー効果を一緒に生み出せる相手
    ex上司部下家族

    『影響者』関節的にモデル全体に大きな影響を及ぼす要素
    ex社長

    ヒント②
    レイヤーを考える
    ex
    スポーツで勝つ
    (試合) (スキル) (体力)のレイヤー

    自動車業界
    (業界の層) (車づくりの層) (組織の層)

    ヒント③
    因果に注目し相関は無視する

    モデルのチェック
    視点を変えて考え直してみる
    主語を変えて考え直してみる
    他人に見てもらう
    面白いかどうか

    4章 ダイナズムを読み解く
    モデル×時間が生み出す結果を予測する(何回転かさせる)

    ダイナズムの6パターン
    ①エスカレーター
    ②成長減衰
    ③振動
    ④Sカーブ
    ⑤ライフサイクル
    ⑥目標への到達

    ダイナズムを考えるポイント
    ①ストックとフローを分けて考える
    ②物事を非線形でとらえる
    ③作用反作用を考える(最初のアクションとそれに対する反応)
    ④各要素の視点で何手か先まで考える

    ダイナズムの読み解き方
    ①変曲点を考える
    潮目の変化はどのような形で訪れるか
    潮目の変化はどのようなタイミングで訪れるか

    ②相転移を考える
    相転移の前後では解決策を変えるべきだから

    相転移の2つのきっかけ
    モデルのストックがオーバーフローしたタイミング
    モデルに影響を与える要素か大きく変わった場合

    ③根源的ドライバーを特定する
    階層の奥深いレイヤーが引き起こしている可能性が高い
    階層の奥深いレイヤーは、ものごとがゆっくり進展し、根源的に物事を変えるドライバーになることが多い

    関数で考える
    多くの現象をy= f(x1,x2,…)と言った形で捉える
    インプットとアウトプットの間にある本質を関数で表現

    ダイナズムの検証
    ①因果の終着点までさかのぼってみる
    ②物語にすることができるか
    モデルは絵的に表現される
    ダイナズムは作用反作用の連続であり、時間軸に沿った流れであるゆえ、1次元の文章の流れで表現されてしかるべき

    5章 モデルを変える打ち手を探る

    真の問題解決はモデルを変えること
    モデルを変えるレバレッジポイントを見つける

    ヒント
    根源的ドライバーに関係していたりストック的な要素であることが多い

    根源的ドライバーに影響与えるループを追加
    ストック的な要素の栓を抜くような工夫

    打ち手を探るためのヒント
    ①前提条件を鵜呑みにしない
    『そもそも?』を自問する
    ②原因と結果は時間的空間的に近接しているとは限らない
    ③考える範囲を影響のある範囲にまで広げる
    ④視座を上げる
    ⑤どうやって考えるかを考えてみる(考える手順や判断の基準について考えてみる)

    6章 行動し現実からのフィードバックを得る

    ステップ①から③まで何度も反復する
    考え抜いてその考えを人にぶつけてみるそして行動に移す
    →自分で考えたモデルやダイナズムの精度を検証し、現実からのフィードバックを得てそれを高めていく

    モデルとダイナズムを読み解きレバレッジポイントを突く打ち手を考えモデルを変えていく


    7章 本質思考を身につけるためのトレーニング方法

    日ごろからできる6つのトレーニング
    ・新聞や記事のタイトルから連想する
    ・思考の雛形を増やす
    ・思考の見える化を行う
    ・持論を他人にぶつけてみる
    ・歴史観を磨く
    ・答えのない問題に取り組む

    思考の雛形を増やす。
    ①急成長して破綻するモデル
    ②好循環による成長モデル
    ③マイナスの差別化モデル
    ④ゼロサムゲームからの脱却

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