仕事は楽しいかね? (きこ書房) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 図書館がおそらく、そのうち休館になると思っていたら、県内感染者発生3日目で、いきなり休館してしまいました。
    その時のためにとKindole買っておきました。
    私は、スマホは使っていないので(通勤、通学もないのでパソコンとガラケーで事足りるんです)操作や、設定がむずかしかったけれど、何とか一冊、無料の本を試しに読んでみました。二時間くらいで読めました。
    ハイライト機能やメモなどが使いこなせれば、もっと楽に読めたと思います。

    この本は雪で空港に26時間閉じ込められた主人公が70歳の知る人ぞ知る老人に「仕事は楽しいかね」と語りかけられ教訓を得る話です。

    Kindoleデビュー記念に、既にハイライトが引かれていたページの引用をしてみます。

    ・人々はしたくもない仕事をし、同時にそれを失うことを恐れている。
    ・試してみることに失敗はない
    ・”遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る”
    ・望みうる最良のものは、手に入れたものを好きになること。
    ・成功するというのは、右に倣えをしないっていうことなんだ。
    ・ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上よくならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけ。その結果いえるのは”完璧はダメになる過程の第一段階”である。
    ・人は変化は大嫌いだが、試してみることは大好きだ。
    ・新しいアイデアというのは新しい場所に置かれた古いアイデアだ。
    ・アイデアをいっぱい持つこと。ありとあらゆることをやってみること。明日は今日と違う自分になること。そして朝を待ち焦がれる、幸せなサムライの一人になってくれ。

  • アマゾンのレビューが高評価だったのでずっと気になっていた本(ジャケットも好みのほのぼの系デザインだし)。やっと手に取った。

    「格子縞のズボンにポロシャツ姿の老人マックスが、仕事にも人生にも行きづまりを覚えている「私」に対して展開する、一夜だけの講義」という形式。そして書いてあることはいたってシンプル。

    ビジネスで成功するには偶然や運が不可欠(成功方程式はないし、他人の成功を模倣してもダメ)。この偶然や運を引き寄せるには、常に新しいアイデアを生み出し躊躇なく試してみることが必要、ということかな。言い方を変えれば、変化し続けることこそが最適な生存戦略ってことになるかな(まあ、本書はそこまで言ってないか)。「完璧とは、ダメになる過程の第一段階」、なかなか含蓄のある言葉だ。

    その他、「試してみることに失敗はない」、「必要は発明の母かもしれない。だけど、偶然は発明の父なんだ」、「成功するというのはね、右に倣えをしないっていうことなんだ」、「〈あらゆること〉をしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるかわからないのだから」などの言葉が散りばめられている。

    新しいことを色々と試してみよう、という気にさせる本だった。

  • とにかくいろんなことにチャレンジしたくなってくる。必要なのはその勇気だ。サイコロを投げる回数が少ないから失敗をひきずっているんだろうな。もっと失敗の数を増やそうと思った。そこからもたくさんの学ぶべきことがあることは、サイコロを振る回数が増えるごとに成功に近づいているんだという自信につながる。この一冊を読んで何か新しいことに挑戦する年にしようと次の一年に向けて最高の自己啓発になった。「明日は今日と違う自分になる」「遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る」「成功とは、右へ倣えをしないこと」試してみること。何度もコインを投げること。ちょっとしたチャンスに気づいてモノにできるかどうか問題はそこだ。(本文より)成功者の右へ倣えをしないということを取り込んでいること自体右へ倣っているのではないか、と考えてはいけない。真似るべきところを真似自分でして行けることはアレンジを加える。誰にだって失敗や欠点はあるが裏返せばそれ自体が自分独自の与えられた課題であり問いであるのだ。

  • 今の仕事で満足していますか?
    この答えにすぐ「YES」と答えられなかった方にお勧めできる本です。

    こちらの本は物語風に話が展開していきますが、読んでいくことで、誰もが一度は抱えたことがある悩みを解決してくれたり、新たなビジネスを生み出すためのヒントを教えてくれます。

    仕事について悩んでいる方にはきっとそれらを打破するきっかけになる一冊になると思います。

  • 「仕事やキャリアでの成功の秘訣」についてのアドバイスを語った本だと理解した。

    ■あらゆることをしろ。素晴らしいアイデアは、どこからやってくるか分からないのだから。
    ■幸運、ラッキーをつかむ為には、それを活かそうとするレディネスと普段の努力が必要
    ■毎日、昨日と違う自分になりなさい

    といったことが、ポイントだったかと思う。

    良いことが書いてあると思うけれども、1-2時間で読めるような本の中に、「仕事やキャリアでの成功の秘訣」が書かれていると思わない方が良い、と私は思っている。
    それは、その人の置かれている状況によって全く違うものだと思う。

  • ------------------
    「試してみることに失敗は無い」
    最初に陸に上がった魚が長期的な目標を持っているわけが無い。
    "遊び感覚でやって成り行きを見守る"
    理屈っぽい自分は卒業しよう。
    ------------------
    .
    本のタイトルがこれから「就活」を迎えて、社会人になる立場の僕にとって凄く重要なテーマになるなと思い、興味本位で手に取った1冊
    .
    アマゾンプライム会員なら無料で読めちゃいます
    .
    著書の中の文章で、「毎日毎日違う自分になること。“試すこと”を続けなければならない」というものがありました。
    .
    社会的に呼ばれるいわゆる「成功者」と呼ばれる人たちがどのようにして成功したのか。
    .
    彼らは必ずしも「才能」に溢れていたのか?

    答えは「NO」だそうです。「手当たり次第にあれこれやった人」こそが成功しているとのこと

    読んでいて何となく「仕事」に対しての姿勢がどうあるべきなのか掴めた気がしました。

    チャンスは自分で探してたら、チャンスの方から迎えに来てくれるのです

    “何もしない”は絶対にやめようと思いました。壁にぶち当たっても「試行錯誤」することを諦めない
    .
    それこそが「成長」のための何よりの材料なのかなと思いました

    ※ひとまずこのアカウントが三日坊主にならないよう奮闘しよう

  • 起業や変化を追い求める人にとっては必読書と言える。
    新しいことを試し・挑戦して、変化を求めることの大切さを、色々な成功者たちの逸話と共に教えてくれる。

    印象に残った言葉
    「アイデアをいっぱい持つこと。ありとあらゆることをやぬてみること。明日は今日とは違う自分になること。」
    「遊び感覚で色々やって、成り行きを見守る」
    「完璧とはダメになる過程の第一段階」
    「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」

  • この本はストーリー(70歳を超えるとある老人とサラリーマン)の会話も面白かったです。本の中で出てくる「完璧とはだめになる過程の第一段階ということだ。」という心に響く言葉や、アイデアの考え方について、具体的な著名人のアイデアの生み出し方など学べました。また考える視点を広げることにも繋がり面白かったです。

  • なんでも試してみて良い。前に進むためには試すこと。凄く良い。読みやすい

  • 途上国のベンチャー企業にボランティアに来ている。
    日本の大企業でやっているような、綿密な机上検討が、ここではなされない。とにかく改善点を常に探し、思いついたことは全てやる。商品もどんどん作るし改良もする。
    こんなのでいいのかな?と思ってるときに出会った本で、とってもスッキリした。

    大きな成功を手にしたいなら、目標を設定することほどナンセンスなものはない。それでは人並みの成功しか得られない。重要なのは、明日とは違う自分になることだけ。つまり、状況をどんどん変えていくことが必要。計画を立てず心を開いてどんどんアイデアのヒントに気づくこと。そうして生み出した色々なアイデアを「試し続ける」こと。
    論理的思考だけでは説明できない成功の秘訣が書かれている。そしてそれを試みてるのが、わたしの今いる団体なのかも。日本の大企業には失うものがありすぎてリスクが取れない。でもこういう側面がないといけないんじゃないかな〜。

  • 自分の過去を振り返って、上手くいつたことを思い返すととても共感できた。今はビジョンにとらわれて自由なはずがすごく制限されていることに自覚したし、それがストレスの元にもなっているような気づきがあった。
    小さな成功を積み重ねていくうちに、忘れてしまっていたように思う。
    今ココに生きる事が仕事でも大事だと思った。リスクや反省は、意識しなくてもしてしまうタチだから、心配ない。
    3つのリストを自分でも作ってみよう。

  • 仕事を楽しくする方法論が書かれているのかと思ったが、アイディアの出し方が書かれている。

    成功者と自分が同じ状況にあったら成功していたのか。
    自分の身近に色々なアイディアがあること。そのアンテナをどう広げていくのか。
    行動することの大切さを、失敗を考える大切さ学んだ。

  • 「もし宇宙が信じられないような素晴らしいアイデアをくれるとして、きみはそれにふさわしいかね?」
    チャンスの女神様には前髪しかないって息子に強く言い続けてることを思い出します。

    「解決策は後から振り返ってみると簡単に見つけられそうに思えるもの」
    後付けってやつで成功の陰に隠れた努力は目に見えないものなんやと思います。
    与えられたチャンスを活かす気づきと誰に何を言われても努力を続ける根性。
    今の僕に足りないものかと思います。

    「新しいアイデアというのは、新しい場所に置かれた古いアイデアなんだ」
    これは僕に無かった考えやと思います。
    僕はアイデアは天才が思いつくものやと思ってました。
    でも既存のアイデアの組み合わせが革新的なアイデアになるというのは目から鱗でした。
    岡田斗司夫さんのスマートノートも同じ考えなんやと思います。
    頭の中のアイデアをブラッシュアップして外に出せる意見まで持っていく。
    この作業が今の僕に必要なんやと思います。

  • 何を考えてきたか、ではなく、何を試してきたか。人生は進化だ。遊び感覚で、毎日毎日試行錯誤し続けるしかない。世の中は変わる、目標も変わっていい。ただし、覚えておくべきは、試すことは簡単だが、変えるのは難しいということ。考え続ける必要がある。
    意識し始めたら、試すべきことは山ほど出てくる。でないということは、無意識、ないしは思考停止でやってるんだろうね。

  • 目標を立てること、それに向かって前進すること、これが成功の秘訣である。といった自己啓発本はたくさんある中、目標を立てることでは他の偉人の歩いた道を行くだけだと否定していたのが印象的です。
    うまく立ち回るには?成功の正しい秘訣は?
    いつのまにか、たった一つの正しい成功の仕方を追い求めていた自分に気付かされます。
    とにかくチャレンジし、失敗から学んで行くこと。
    とてもシンプルですが、安全な一本の細い道を歩くよりも、堂々と沼地にはまりつつも危険なジャングルを進んで行くような大胆で冒険心溢れる仕事のやり方のほうが、心も開けて楽しいに違いありません。

  • 来る日も来る日もストレスの溜まる毎日で仕事や生活に行き詰まったりしたら、この本を読むと良いかもしれない。日常の生活の中でちょっと視点をずらすことにより、ときめくような発見があるかも。失敗を恐れずに、色々と試してみることですね。

  • 空港のロビーに足止めされた会社員と実業家の老人の会話のみ。
    だけどこういう日常的な物語形式の本は好きです。
    目新しいことは書かれていないけれど、良い名言は色々と書かれておりポジティブになれました
    よくある啓発本では目標を立てようとなるわけですが、この本では目標なんて立てないということでビックリです。
    でも私の若いころのように目標もなく、ノホホンと過ごせというわけではないですけどね。
    ショックを受けるほどの本でもありませんが、良いことは書かれている。
    平凡な今の人生に満足している人には学ぶことはないが、人生にチャレンジしていきたいという人にはお勧めできる本でした。

  • 他のビジネス書とはちょっと違った切り口で、面白かったです。
    ストーリー仕立てで楽しく読めました。
    アイデアを生み出す方法や、仕事がつまらないと感じている方にはいいかもしれません。
    自分も試してみようかな、という気持ちにさせられます。

    《心に残った部分など》
    ・試してみることに失敗はない
    ・明日は昨日と違う自分になる
    ・遊び感覚でいろいろやって、成り行きを見守る
    ・「コンピューターは整然としている」ビルゲイツ
    ・自慢気に人に見せた
    ・ランダムウォーク
    ・問題は君が理屈っぽいということ
    ・チャンスの数が十分にあれば、チャンスは君の友人になる
    ・偶然は発明の父
    ・目にできるあらゆるところに偶然が転がっている
    ・理にかなっていない、論理的思考が見落としているところにこそ学ぶべきところがある
    ・これでいいや、という気持ちを持つ
    ・成功するということは右に倣えをしないということ
    ・模倣の代わりに革新を
    ・並の人をやめること
    ・今すぐ始める
    ・一か八かやらなければチャンスなど一つもない
    ・完璧では十分ではない
    ・あらゆるものを変えて、さらにもう一度変えること
    ・あるべき状態よりよくあること
    ・宇宙がアイデアをくれるとして、君はそれに相応しいか
    ・みんなが気がつくくらい、どんどん変える
    ・アイデアを生み出すためにやること
    1.仕事上のミスを全部書き出す
    2.問題点を書き出す
    3.仕事に関してやっている全てのことをリストアップする
    ・とにかくできる限りのことをやってみること
    ・問題を解決しようとしてビジネスにしてしまった
    ・試すことは簡単だが変えるのは難しい
    ・新しいアイデアは新しい場所に置かれた古いアイデア
    ・片側に仕事のリストを、片側に全世界を置くこと
    ・失敗を突き進むと、失敗にあらずに出られる
    ・完璧とはダメになる過程の第一段階

  • あまり参考にならない感想です。
    自分はキャリアコンサルタントの勉強をしてから読んだので、「仕事は楽しいかね」はクランボルツの「計画的偶発性理論」だと思いました。

    計画的偶発性理論はゴールを決めないキャリアデザイン。
    世の中は予期できないことばかりなので、偶然を味方につけることができる人が成功をつかみやすいのだけれど、ラッキーは待っていても中々訪れず、日々の行いの中で自分から幸運に近づいていくことが大事なのだそう。
    この本が伝えることとも大分、重複していると思います。

    「仕事は楽しいかね」に出てくる老人は、ひょっとするとクランボルツなんじゃないかと一瞬思うけれど、老人と主人公の会話形式の物語なので、堅苦しい理屈の話は一切でてこず、「偉人は最初から目標を決めて偉人になったわけではない」だとか「コカ・コーラや、リーバイスは偶然から生まれた」とか、私にとっての「計画的偶発性」の具体的事例をわかりやすく挙げてくれます。

    話はそれますが、大谷翔平選手の高校時代のマンダラートを使った目標設定には、「運」という項目があります。「運」をつかむために大谷選手が挙げているのが「ゴミ拾い」「あいさつ」「審判さんへの態度」「本をよむ」といった日常のおこないです。「小さなことでもトライし続けること」の効果はたしかにあるのだと思います。

  • やるなら今からやれ、適切なタイミングなどない
    失敗を恐れるな
    成功も失敗も必ず自分を次のステップへ導いていくれる

    重要なことは
    今から始めること
    常に試し続けること
    「完璧」で満足しないこと

    という内容をもっと詳しく書いている本です。

  • 事業が上手く行き、先行きも心配ないはずなのに、なぜか仕事や人生のことについて悩んでいるサラリーマン・・・というか起業家が主人公。彼はある日、偶然にも空港でカリスマ起業家の老人に出会います。その老人からアドバイスを受けて、自身の仕事観について再考する、というのが本書の概要です。ストーリー仕立てではありますが、その実ビジネスや人生を再認識させてくれる内容でもあります。

    本書の主人公のような起業家ではないけれど、私自身も仕事で時には悩んでしまう事が少なくない会社員です。仕事に対しての見方や考え方が変わるかな?!と思って期待して読んでみました。

    この本を読んで、私が思う本書の言わんとすることは「試すことの大切さ」だと感じました。
    とにかくなんでも挑戦してみることや、それを通じて自分を変えていくことは、やってみて上手くいったか失敗だったか?という結果以上に大切なんだと思いました。
    正直な話、私自身はこれまで何をやるにしても『どこかで素晴らしいアイデアがやってくる!』と心の底で期待していたところがありました。言うまでもなく、このようなマインドセットでは何もプラスの結果なんて起きないですよね!でも当時は私自身そのことに気づいていなかったのです。

    ・試してみることに失敗はない
    ・人は、変化は大嫌いだが、試してみることは大好きなんだ

    「待つ姿勢」ではなく「動き続ける」ことが大事で、そして、自分自身や環境を常に変えていくことがどれだけ大切なのか、本書を読んで改めて再認識することになりました。
    本書を読むことでどんなことが得られるか?

    詳細なやり方は本書を読んでみてください。
    (今ならAmazon Unlimitedの対象タイトルになっています)
    この本の太字のところを頭に置いて日々の仕事に献身することで、今まで気づかなかった大きなチャンスを拾うことができると思います。
    定期的に読み返すのもいいですし、大事な文章は紙に書いて壁に貼っておくとかするといいかもしれません。私はスクリーンセーバーにしましたよ!
    それくらい、大事な内容がシンプルに書かれているとても読みやすい本です。

    あらためて本書を読んで、仕事では「試す」ことが成功を生み出すのだと知ることができました。
    今後は、自分の普段の行動から発見やアイデアを集めつつ、それらを組み合わせて試していきます。
    さらに、試した結果うまくいかなくてもまた試してみる姿勢を持つようにします。なぜなら、そうしていくことで、ただ他人の真似をするよりも成功確率が上がっていくと思えるからです。
    本で書かれていた3つのリストを作って早く実践してみたい気持ちになりました。

  • たくさんのアイデアを持つ (好奇心
    試してみる (トライアンドエラー
    問題、失敗と仲良くなる (ピンチがチャンス

    〝試すことは簡単だが、変えるのは難しい〟
    違うことをやる勇気。

  • 新しいことに取り組む勇気をもらい、日々の困難を前向きにとらえる視点をくれた。良かれと思ってやったことが全て正解であるわけでもないし、成功するわけでもない。大切なのは、そうやって試してみて、その結果と過程から学び、さらに良いものを目指して変わり続けようとする姿勢にあること。とかく「これをやってみようかな」と新しいことを考えてみては、「前例がないから」等と何かと理由をつけて何もしない選択肢を取るという自分のあるあるな思考プロセスに悩んでいた中、まずは試してみればいいんだと背中を押してくれる。著名人も別に崇高なビジョンや野望があって成功したわけじゃない。「こうすれば良いのでは」「これはどうだ?」と試行錯誤を重ねて変わることを諦めなかったから、最終的に成功したんだと。

    内容自体も聞いていて面白かった。思いがけない良著に出会って嬉しい。今から実践しよう。

    以下、参考になったフレーズ等のメモ。
    ・試してみることに失敗はない
    ・計画しても人生なんか管理できない
    ・遊び感覚で色々とやって成り行きを見守る
    ・成功したいなら絶えず日々変わり続ける
    ・少し考えて出た話はたいてい誰かがすでに持っているアイデア。並みに試しても成功はない。
    ・人は変化は大嫌いだが試してみることは大好き
    ・失敗を恐れすぎて宇宙から素晴らしいアイデアが降ってきたことに気づかない
    ・試すことは簡単だが、変えることは難しい。
    ・困難というのは1つ1つが実地演習を始める合図だ。試すことは1つ1つが世の中への問いかけだ。答えというのは1つ1つが旅だ。予定の計画は人生に任せておけばよい。

  • 早く将来のことを考えて、目標を立てて、行動しないと!って思ってた時に丁度この本に出会って、すごく気持ちが楽になった。ベストセラーと知って、納得の一冊だった。自分に新たな視点を持たせてくれた本。
    結論から言うと、この本が読者に伝えたいことは『目標はたった一つしか持たなくていい。それは”毎日毎日違う自分になる”』ということ。今までは目標は持つべきものだと考えていたけれど、目標を持ったところで未来がどうなるかは誰にも分からないし、そんなことよりも 毎日新しいことを何か一つでもを試す方がよっぽど成功に近付けるということがこの本を通して書かれている。
    もうひとつすごく考えさせられたことは、完璧とは果たして何なのか?ということ。本文に『ある事柄が完璧だと決め込んでしまったら、その事柄はそれ以上良くならず、ライバルに追い抜かれるのをただ待つだけだ。』と書かれていて、目標とか完璧とか そういう自分にとっての理想を一つの概念で形作ってしまうことは、危険なことなんだなと気付かされた。
    この本をきっかけに今日から、すごく小さなことでも毎日1つ新たなことをして、それをノートに書いていこうと思った!

  • こういう自己啓発系の言葉はすっと入ってこなかったり、ムカついたりすることが多々ある。けどこの本は感じのいいおじいちゃんがおしゃべり感覚で本の内容を伝えてくれるため親しみやすく、続きも気になる展開となっていて上手いと感じた。

    この本の内容を一言でまとめると
    「目標なんかいらない、今目の前をいかに工夫して楽しむかの連続が最高の人生である。」という感じ。
    僕の人生観のコアとなっている鍛錬にも通じる話でとてもしっくりきた。

    仕事を言い訳にするのをやめてジムワークを再開しようと思った。(コロナと相談しつつ)

    • てぃぬすさん
      ホリエモンとまったくいっしょやな
      ホリエモンとまったくいっしょやな
      2020/04/06
  • 「人々はしたくもない仕事をし、同時にそれを失うことを恐れている」。なんと本質的な言葉だろう。周りの人にも仕事の魅力を語るよりも愚痴をこぼす人も多い。しかし実際に辞めることはない。
    このように直接的に書かれると、なんと矛盾をはらんでいるように思うし、もったいない、つまらないと思ってしまう。
    逆説的に考えると、「やりたい仕事をし、同時にそれを失うことを恐れない」といったところか。うん、かっこいい。笑

    では、そうなれるために、どのような事柄が書かれているだろうか。

    「遊び感覚で色々やり、成り行きを見守る」「成功するということは右へ倣えをしないこと」「望みうる最良のものは手に入れたものを好きになること」「適切なときとか完璧な機会なんてない。その場でただちに始めるということ」「ある事柄が完璧だと決め込んでしまうと、それ以上良くなることはなく、ライバルに追い抜かれるのを待つだけ」

    など、様々な視点が示されている。
    このような大きく大切な視点は、日々の中で忙しさに埋もれてしまいがちだ。しかし、本書でたまたま飛行機の遅延によりたっぷりの時間を使いこのようなことを集中して学び考える機会を得た主人公のように、私たちも日常の中でしっかりと時間を作ってこのような根幹を思い直すことは非常に大事だろう。

  •  このところ、ビジネス関係のハウツゥ本のようなものを読むようになった。「こんなことができるようになる」とか、「できるひとはこうしている」とか、魔法のようなタイトルを持つ本がたくさんあって、時にはわらをもつかむような思いで手に取ることもあるのだが、タイトルだけがすごくて「中身はようやくすれば10ページ」的なものもあり、がっかりすることも少なくなかった。

     そういう中では、この本はとても充実していて、読んでいて「自分の仕事のやり方を変えていこう」と素直に、しかもわくわくしながら感じることできる本だった。

     仕事に疲れたサラリーマンが、悪天候のため飛行機が飛ばない空港で一夜を過ごす話である。そこで知り合った老人実業家との会話が、ほぼ全編だ。つまり、マンツーマンのセミナーを受けているような印象なのだが、とてもたくさんの具体例と、明確なメッセージがあり、そのメッセージのひとつひとつがわかりやすく、しかも「やってみよう」と思えるようなものだった。あくまで僕の場合であり、個人差はあるかもしれないのだが、今の僕にとってはとてもタイムリーで、読み終わった後、仕事に対する意識が確かに変わったと感じる。

     タイトルにある「仕事は楽しいかね?」という問いかけが全体を覆っていて、では本当の意味で楽しくするにはどうしたらいいのだろう、というアイデアが詰まった本である。誰にでも勧められるものではないかもしれないし、もちろん魔法があるわけではないのだが、少なくとも僕にとっては、「読んでよかった」と素直に感じられる本だった。

  • ◯毎日、毎日違う自分になること。これは試すことを続けなければならないということ
    ◯他人を凌ぎたいと思うなら、まず最初に越えるべき一番難しいステップは、並の人を止めること
    ◯ある事象が完璧だと決めんこんでしまったら、それ以上良くならず、ライバルに追い抜かれるのを待つだけになる
    ◯完璧とは、ダメになる過程の第1段階
    ◯あらゆることをしろ。素晴らしいアイディアは何処からやってくるか分からないのだから
    ◯みんなが気がつく位に何でも変える。好奇心を旺盛にする。
    ◯新しいアイディアとは、新しい場所に置かれた古いアイディア
    ◯活用しようと思うことは、どんなことでも活用する。そして拝借できそうなアイディアを、あちこちから探す
    ◯過ちを見るときは感情を抜きにして見なければならない
    ◯ミスは隠そうとしがち。しかしミスは前に並べて、しっかりと調べなければならない。恥だと思ったり、怒りを覚えたりすることなく。だからこそミスは時間を置いてから取り組むべき

  • Kindleで読んだ。

    つまりは挑戦が大事ということらしい。

    働きたくないこと!

  • コピーショップが、なぜ失敗したか。
    考えさせられました。

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