- Amazon.co.jp ・電子書籍 (173ページ)
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
コミュニケーションをゲームと捉える
・プレイヤー
会話の参加者全員
・ゲームの特性
競争ではなく参加者全員による協力プレー
・敵
きまずさ
・勝利条件
1人でも多くの参加者が楽しい気分になること
会話前後で心が満たされること
-
「コミュニケーションの目的はコミュニケーションである」という言葉に、最初は反発を覚えた。目的は人それぞれでは?と。でも、自分自身についてよく考えてみると、求めているものは、その通りのものだとも思った。
全体を通してとても読みやすく、納得出来ることばかりだった。
「先入観は間違ったいて良い」「人は間違った情報を訂正するときにいちばんしゃべる生き物」というところを読んでいて、身近にいる会話の上手な人の顔が浮かんだ。
よく間違ってるし、そういうときこちらもよくしゃべっている。
相手が答えやすい質問をする、具体的に聞く、など参考になった。
意識して実践していきたい。
著者は、自分では今でもコミュ障だと思っている、でも、周りから見たときにそう思われていないっていう状況になった。そうなるまでいろんなステップがあった。一つ一つ考えて、できないところは反復して、練習して、自分で解決して、全部メモをとって血肉化してきた、というようなことを書いているけど、この辺のエピソードをもっと具体的に書いてくれたら、もっと参考になるかなと思うのだけど、どうなんだろう。 -
ニッポン放送のアナウンサーであるよっぴーさんが書いた、コミュニケーションのための本。
ご本人はかなりコミュ障であると。多分誰からもそうは思われていないでしょうけども。
結局そんなものなのかもね。僕自身はそこまでコミュ障だとは思ってないけど、人にどう思われているかはわからない。
この本の中でも「誤解ウェルカムで」という言葉があって、なるほど、と思った。一時期は誤解が嫌でコミュニケーションを深く取らないスタンスでいたけど、それももったいないのか。あるいは、本当に『コミュケーションは”本能”』なのか。
これを読んですぐ対人関係が改善する、とかそんなことはないと思いますけど、すこし気楽にコミュニケーションできるかもしれないと思いました。まずは相手を楽に、ですね。 -
ニッポン放送のアナウンサーが、会話の技術を披露。
入社当初は苦労されたことが書かれています。
やはり経験から学び、コミュニケーションは無理することではないと理解できます。
コミュニケーションを協力プレーのゲームとして書かれているところも面白かったです。
今までのコミュニケーション経験を考えると、客観的に納得する部分がわかりました。