- Amazon.co.jp ・電子書籍 (270ページ)
感想・レビュー・書評
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キャラクターにあんまり好感が持てなかったけど、
文章や表現が気持ちよくて読み進めてしまうみたいな。
もっと短編で読みたい作家さんです。
続編も何冊か読んだけど、キャラクターよりも世界観重視ですかね…
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(2022/297)直前の記憶を失って、「捨てられた人の島」だという階段島にいた高校生の七草。意外と階段島での暮らしは平穏で悪くなかったのに、幼馴染と言っていい不器用な真っ直ぐさの真辺が島に現れたことで一変する。ピュア系の恋愛メインに、島の謎解きが絡んでくる。若干回りくどい高校生思考が気に障ってしまい、シリーズ物のようだけど次も読むかという気になれないなぁ。
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つまらなくはないのですが、主人公たちに人間味がなさすぎてちょっと微妙…
それも意味があるといえばそうなのですが、唐突に明かされて淡々と進んでいく印象が強い -
まあ読んでみた。お話しの作り方はおもしろいが、十代の主人公たちの独りよがりな心の読み合いがめんどくさーというのが、おじさんの感想です。カフカ+忖度って感じ。そんなに傷つきやすいの好きなんかねー
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妥協できない少女と妥協してきた少年が、なくしもの島、階段島で青春する?ボーイミーツガール(再会だけど)的なお話
文章が綺麗で読みやすく、止まらず読み進んでしまった
主人公の煮えきらないような、諦めたような姿勢にも煩わしさを感じない
どことなくジブリを連想するような設定
相反するような退廃的な雰囲気
少しづつ明かしていく島の秘密
それに伴い生じていく喪失感
読み終わった後は、群青てこんな感じかな、という気持ち良い感覚が残る
残念なのは、階段島シリーズ第一弾(第一作?)と裏表紙に書かれていたこと
それがなければまっとよかったのに -
「男子は立ち入り禁止だと聞いていました」
「何事にも例外はあるの。水漏れ修理の業者とか、サンタクロースとか、学校をサボった女の子を訪ねてきた男の子とかね」