0.5ミリ [DVD]

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監督 : 安藤桃子 
出演 : 安藤サクラ 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2015年5月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101183197

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0.5ミリ [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 介護ヘルパーの川岸サワは思わぬトラブルに巻き込まれ仕事をクビになってしまいます。
    いきなり住む所を失い、おまけに一文無しになってしまい途方に暮れるサワ。しかしカラオケ店でまごつく老人に上手く取り入り楽しく一夜を過ごす。
    その次は駐輪場の自転車を次々パンクさせる老人を
    脅かして、家に上がり込むと甲斐甲斐しく世話をやいて心を掴んでいく。
    その後も行く先々で老人の弱味を握っては生きるためにおしゃべりヘルパーをしていくサワ。
    事件に巻き込まれた介護ヘルパーが生きる為に様々なワケあり老人をターゲットに押しかけヘルパーを
    していく姿を描いた作品です。
    安藤桃子監督が実妹の安藤サクラを主演に迎えて贈る異色人情ドラマです。原作はイマイチでしたが映画化は楽しく観れました。

  • 料理上手な介護ヘルパー「サワちゃん」がとある複雑な家庭に関わったために一夜にして職と行き場を失い、ワケありなじいちゃんを見つけては家事をやるから置いてくれと綱渡する生活に。
    それぞれ歴史を持つ寂しい3人のじいちゃん達が良い。元教師で海軍にいたじいちゃんが最後に熱弁する戦争反対の台詞にとても力がこもってた。
    最後の最後で、2番目に登場したじいちゃんの大きな感謝の気持ちにサワちゃんと共に泣かされる。
    最後に最初の家庭の問題を回収したのがよかった。あの子は冒頭で自殺したお母さんがスケベじじいから守るために男装させてたとかそんなの?

  • とにかく安藤サクラさんが、すごい。少しのやさぐれ感、優しい笑顔、悲しい顔、全てが光ってます。井上竜夫さん、坂田利夫さん、津川雅彦さん、柄本明さん。いいです。特に坂田さん、すごくいいです。

  • 最後が最後なだけにちょいと不消化ですが、好きだなあ。

    安藤サクラのまたもや体当たりな感じと、特に坂田さんには胸を打たれた。
    ユーモアたっぷりで、憎ったらしくて、それでいて訴えかけてくる。
    ありがとうございました。

  • 結論。おじいちゃんは、尊い。

    世の中に、こんな風に過ごしている高齢の方が何人もいるんだろうな〜と思うと、、、

  • 2016/06/19
    安藤サクラじゃないと成り立たない映画。
    生と性が生々しくて、重くて。

    私もあんなお料理上手になりたい。

  • 序盤からハードさとこっけいさがとっても好きなバランス。

    老人含め、出てくる人何かしらしてくれそうで
    3時間あっても飽きない。
    坂田利夫、とってもいいなぁ。

  • 安藤桃子監督、安藤サクラ主演の安藤姉妹作品。

    もう色々なところから絶賛の嵐でかなり楽しみにしていた映画でした。

    安藤サクラの演技も当然素晴らしかったし、体当たりの演技を全く苦にしないところが
    彼女のすごいところだと思う。
    がく普通にその辺にいる女性、その辺にいる女の子を演じさせたら
    安藤サクラ以上の女優はいないんじゃないかとすら思えています。
    でもそんな女の子だからこそ、内に秘めた狂気が表れてきたときに姿は
    本当にインパクトがあります。

    彼女に押し換え介護をされる老人たちの演技も素晴らしい。
    アホの坂田さんがこんな自然な演技ができるなんて衝撃でした。

    本当に個人的な好き嫌いの問題ですが
    189分はやっぱり長いなぁ~
    2時間で終わってくれればこんな名作はないと思いましたが
    1時間分だけだれた感じが自分はありました

  • とりあえず安藤サクラ、な映画。
    老人をめぐるロードムービーとでも言おうか。
    様々な現代病理を浮き彫りにする狂言回し役として安藤サクラは存在する。そしてその存在感は唯一無二だ。
    津川雅彦が正気を失って語る長回し演技も圧巻。

    ただ、尺が長すぎる。
    エピソード詰め込みすぎ。結果として、最後はテーマがぼやけてしまった感じ。
    柄本明のエピソードいらなかったのでは?と思ったり。

  • 3時間越えの映画を久しぶりに観たと思う。

    主人公の女性は介護士をしていたが、職を失ってしまい、罪を犯そうとする老人を発見しては脅して家に住み込む。最初は嫌がられるものの、料理上手で世話焼きな彼女を最後にはみんな好きになってしまう。

    最初は彼女の生きかたや、行動に嫌気がさしていたものの、観ていくうちに惹きつけられてしまう、とっても不思議な映画だった

  • こ、これはっ!!すごい姉妹ですな( ゚Д゚)
    私も介護経験者ですが、奥田家も介護経験者。これは、経験者じゃないと、わからない気づかない、切ない苦しい助けのない世界を切り取った、すごい映画。
    今後も、この二人から、目が離せない。

  • 押しかけヘルパーと老人たちということで、スキだらけの老人の諸相と関係が面白いのだけど、とにかく長い。テレビで連続ドラマにしたらちょうどいいような気がしたが。後半は完全にだれてしまった。
    主人公は狂言回し的役割で少し感情移入させないところがありそれも飽きてしまった理由。役者たちは皆怪演でした。 キネ旬2014ベスト2 映画芸術2014ベスト2。

  • うーーーむ微妙ーーーー。
    「後妻業」がいろんな妄想をかきたてつつ社会問題化しているなか、別に財産目当ての妻の座狙いというわけではなく、ただ単に独居老人の家をわたりあるく「さすらいのスーパー家事労働者」物語・・・だったら面白かったんだけどね。男の妄想とはまた別のかたちで妙なオンナの物語をはりつけてくるので、非常に困惑してしまうわけです。
    主人公のサワは介護のプロとして登場する(安藤サクラの介護っぷりはまさにプロ並みのうまさ!)にもかかわらず、派遣先の主婦から、義父との「添い寝」という、性的部分を含んだサービスをもちかけられたことをきっかけに職を失い、高齢者男性の家を渡り歩くことに。
    持ち家プラスある程度の金銭収入はある単身高齢者男性と、あらゆる世帯内労働を一手にひきうけるサワとの共同生活から、何を引き出して見せるのかというのがこの映画のミソなわけで、社会の中心的な生産労働の価値観から外れた人びとが生存資源をくみあわせて共同生活を営んでいく物語にもできたはず。
    なのだけど、途中でサワが自ら「妻です」と名乗るように、介護も家事も完璧にこなしながら、賃金を受け取らず、むしろ老人たちのもつ金では不足する生存資源を自らの労働で補う彼女の働き方は、まさに「妻」とよばれてきた家内無償労働者に近いわけです。すぐにでも雇ってもらえる腕をもちながら、無償の労働をあえてサワの動機は何なのか、なかなか見えてこない。
    そういうなかで主人公が意味ありげにつぶやく「私は女じゃない」という台詞が、まさか子宮がないという意味だったとは・・・。そりゃいくらなんでも陳腐すぎだろと思うけど、自分はオンナとして欠落があると認識しているという女が、歴史的にオンナに押し付けられてきたものを敢えて引き受ける物語って、ほかにどう解釈したらよいのか。
    さらにここに、冒頭でサワを自分の身代りに義父の性的対象に差し出したあと自殺してしまった主婦が遺した子どもが絡んでくるわけですが。どうやら義父から母親が受けていた家庭内性暴力ゆえにトランスジェンダーを強いられてきた子どもに、その母親の被害を象徴する赤いドレスを着せて女に戻す、って、いったいどういうことなのよ?
    サワちゃん面白いキャラクターなので、過剰な女性性が前面に出てくるまでは、老人たちとの共同生活をわりと楽しんで見られたのだけどな。特に、津川雅彦のエピソードの最後で、ボケた津川が延々と戦争の話をくりかえすロングショットはかなりの迫力で見ごたえあり。あそこで終わってくれてた方が、わけわかんなくても、たぶんここまで不快な気持で観終わらずに済んだだろうと思うのですが。

  • 自分には遠い話だと思いたいけど、遠くもない話。おじいちゃんとの出会いを通したわらしべ長者的な感じ。お父さんの介護に疲れて首をつってしまう女性から赤いワンピースをもらい、カラオケで一夜を共にしたおじいちゃんからコートをもらい、詐欺にあいそうだったおじいちゃんから車をもらい、プライドの高いおじいちゃん先生から言葉をもらい、そして真には正しい性を与えて赤いワンピースを着せる。さわが最後に掴んだものは100万円と目には見えない大きなもの。同じ時代に生きる違う時代の人たちから、いろんなものをもらったように感じた。

    「人の心は僅かばかりしか動かすことはできないが、その0.5ミリが重なることによって山をも動かせる。これが革命の始まりである。この心が日本人に残っているだろうか。」

  • 安藤サクラさんの自然な演技が光っていますが、老人たちのピュアではない演技も良かったです。ただ、やはり長い!津川の老人までは楽しく見ましたが、私的には、津川さんの独白以降柄本さんの部分までは、もっと詰めて、全体で2時間半に仕上げればベターです。

  • けっこう長い映画です。
    でもその長さをいつのまにか感じさせないくらいどんどんと引き込まれました。

    誰も目を背けてはいけない老人介護をテーマにしたストーリーなので、予告編では少し重いのかなーと心配でした。
    初めは重いのかなと思うのですが、中盤からテンポよく、ユーモアも交えて痛快に進んでいき思ったよりも観やすい。

    家の無いさわちゃんは何人かの老人にターゲットをあててヤドカリのように彼らの生活の世話をしながら住み着くのですが、この映画のいいところはどの老人の描き方も本当にとってもリアルです。

    ちょっと愚かで、寂しくて、でもプライドだけは気高くて、少しスケベ。
    現代社会に生きる老人たちのダメなところなんかもポイント付けてちゃんと愛を持って描いている。
    監督のそんな愛のある目線が、安藤さくらさん演じるさわちゃんの愛となって老人と彼女の間に温かい空間が生まれてくる。

    人と人とのつながりが家族でさえも薄くなってきている現代のなかで、さわちゃんの少し乱暴で、無邪気で、温かい人へのまなざしはまるで天使のようで自分にはとってもできないけれど、
    目の前のその日とすべてではなくて、その経てきた長い歴史を見つめるということをすればきっとすこしは人への見方が変わってくるのかもしれないと思いました。

    長かったけど、これからどうなるのか想像をふくらませながらも、さわちゃんの長い旅をもっと観ていたい気分にさせられた良作でした。

  • 安藤サクラの疫病神モードが大好きだ!声をかける時のテンションの高さにゾクゾクします。
    高知のロケーションいいし、衣装もこれ実は高いやつなってのも分からなく、ジジイたちが助平さやれやれとする。いいロードムービーだ!が、序盤の50万円は駅員でも警察でも連絡すれば普通に出てくるだろうなぁと。

  • 介護ヘルパーのサワ(安藤サクラ)は、亡くなる前におじいちゃんと寝てあげてという派遣先の家族から突拍子もない依頼を受ける。そこで思い掛けない事件に巻き込まれて職を失い、無一文となり困窮したサワは、町で見掛けたワケあり老人の押し掛けヘルパーを始めることに。 (シネマトゥデイ)

    長い映画だった・・・。なんか、続編2つ観たみたいなかんじ。でも面白かった。『百円~』の時も思ったけど、安藤サクラさん、憑依型女優さんですね。演技もセリフもおおげさじゃなくてすごく自然。いいな。舞台とかも観たいなー。

  • WOWOWにて ちょっと余所見をしていたら あれ?繰り返してる?やっぱり繰り返してる … でもその声音がとても絶妙で、不思議と苦に感じず、むしろ頭の隙間にしみじみ入りこんできて同じように声に出してみたくなる言葉だった。
    覚えていたい。良い刻まれ方をした

  • 安藤サクラの演技いいな 強く生きててかっこいー

  • 長い映画だったけど、人間や人生そのものと、現代社会の問題が半端なく網羅されていて(ちょっと詰め込み過ぎの感もあるが)、内容のある映画。
    かといって、間延びせず、かつユーモラスでもあるので重たくなり過ぎず、適度に楽しめ、考えさせられる作品となっている。
    それにしても主演の安藤サクラの魅力が底知れないのは、本人の天性か、それとも実姉の監督安藤桃子の力の為せる技か、あるいは血というものであるのか、不思議で多彩な魅力満載だ。

  • 衝撃から始まって長くてあっという間の190分超え。海沿い、寺尾紗穂さんの歌が流れてエンドロールに出てくる名前を見てそれぞれのシーンを思い返して、また胸がしめつけられたりして、ほんとに良い映画だった。いつもいつも作品を観るたびに思う、やっぱり安藤サクラはすごい。

  • 0.5ミリの意味とは

    人の心は僅かながらにしか動かすことができないがその0.5ミリが重なることで山をも動かせる
    これが革命の始まりである
    この心が日本人に残っているだろうか

  • 2013年 日本 196分
    監督:安藤桃子
    出演:安藤サクラ/坂田利夫/津川雅彦/草笛光子/角替和枝/柄本明/東出昌大
    http://www.05mm.ayapro.ne.jp/

    派遣先の片桐家で思いがけないトラブルに巻き込まれて職も家も失った介護ヘルパーのサワちゃん。すっかりホームレスの彼女は、たまたま見かけた、カラオケ屋の店先でホテルと勘違いしているお爺ちゃんを、知り合いのふりで強引に店内に連れ込んだことから、隙だらけの老人の「おしかけヘルパー」商売を思いつく・・・

    最初のきっかけはいつも脅迫まがいで(笑)、一見悪徳商法のように見えるのだけれど、彼女はただ住む場所が欲しいだけで老人を騙してお金を奪ってやろうなどという下心はいっさいなく、どの家でもひたすらテキパキと家事をこなし、お爺ちゃんたちを精神的にも助け、最後は感謝されて去っていく。おしかけヘルパーというよりは、さすらいのヘルパー。ひとつひとつのエピソードは連ドラにしたら「家政婦のミタ」よりも受けるのではないかと思ってしまうほど(笑)

    登場するお爺ちゃんたちが皆チャーミングで、サワちゃんとのコミカルなやりとりがとても微笑ましい。脅迫まがいの入り込み手口から最初はサワちゃんを警戒しているお爺ちゃんたちは、皆いつのまにかすっかりサワちゃんのとりこになってしまうのが自然な流れで表現されていて、なにより開き直った図太さと本質的な心根の美しさの同居した安藤サクラの魅力が全開。

    最初のカラオケ屋の老人「やっちゃん」は、去り際、サワちゃんにそっと自分のコートを着せ掛けてくれる。楽しかったよ、ありがとう。何度も繰り返す「やっちゃん」の笑顔に、たぶんサワちゃんは自分の天職に目覚めたのではないか。

    個人的に一番好きだったのは坂田師匠の「茂くん」。映画の舞台は高知だけれど、茂くんはもう典型的な関西のおっちゃん(笑)大阪いったら多分こんなお爺ちゃんいっぱいいると思う。口ばっかり強気で実は寂しがり屋、えらそうにしてても内心よわよわ。でも義理人情に篤くて自分なりの矜持は持っている。ほんと愛すべきおっちゃんだった。最後に彼は、サワちゃんに自分が宝物にしていた古い車をプレゼントする。この茂くんとの別れのシーンも泣けるのだけれど、もっと泣けるのは終盤で再び茂くんからのサプライズプレゼントをサワちゃんが発見する場面。もう茂くんホント良い男すぎて泣けた。

    津川雅彦のエロじじいっぷりも可愛かった(笑)可愛いなんて名優に不謹慎だけれど。元海軍、元教師でインテリだけれど、今はもう引退しているのに家政婦の浜田さんに見栄を張ってまだ仕事をいしてるふりをしている。妻はすでに要介護の寝たきり。真面目に生きてきたのに、その反動か、おさえきれないエロ心。サワちゃんのお風呂をそっと覗いてドキドキしてる場面とかかなり笑えます。しかし寝たきりの奥さん(元オペラ歌手?)が真夜中に歌い出し、一緒に「この道」を歌うサワちゃんの歌声の美しさには涙が出ました。

    サワちゃんが去るとき、ここまで、やっちゃんからはコート、茂くんからは車をもらってきたけれど、エロじじいの「先生」が残してくれたのはカセットテープ。このテープの中に「0.5ミリ」というタイトルの意味が込められています。がしかし、個人的には、このエピソードが濃すぎて、他のエピソードからちょっと浮き上がってしまいバランスを悪くした印象は否めなかったかも。先生が戦争について語る長い場面は実際に監督が元海軍の方に伺ったお話をそのまま再現したそうですが、その思い入れは伝わるながらも、やや強烈すぎ、映画そのもののテーマからちょっと逸脱してしまうので、全体のメッセージを反ってぼやかしてしまったんじゃないかなあ。196分という長尺の映画、このあたりで冗長と感じる人は多いかも。

    最後のエピソードは、冒頭... 続きを読む

  • 出演するおじいちゃんみんなが愛らしくて、愛おしい。
    安藤サクラだからこそ出せた味。ナチュラルメイクの安藤サクラ、きれい。
    食事のシーンが魅力的。

    みりん干し作るシーン、よかったな。

    カラオケしたあとの別れのシーン、よかったな。

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