花宵道中 [DVD]

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  • 13レビュー
監督 : 豊島圭介 
出演 : 安達祐実  淵上泰史 
  • TOEI COMPANY,LTD.(TOE)(D) (2015年5月13日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988101183685

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花宵道中 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 劇場視聴

    原作が大好きなので、公開前からとても楽しみにしていました。それ故に期待し過ぎていたのか、全体的に少し物足りなさを感じてしまいました。ストーリーも変更されている部分も結構ありました。しかしそれは映画なので原作未読の方にも優しい設定といいますか、短時間で繋がるように纏めたんだなという印象です。
    安達祐実さんの演技は、公開前から話題になっていただけあって捨て身で演じているのがすごく伝わってきて衝撃的でした。濡れ場はもちろんですが、花魁道中のシーンはとても美しかったですし、何より私は終盤で独り悲しみに打ちひしがれて泣くシーンが本当に素晴らしかったと思います。女優安達祐実の実力を思い知らされました。そして津田寛治さん、もうあの演技が出来るのは津田さんしかいないだろうと思わせる程の怪演っぷりが素晴らしい。見事に吉田屋を演じていました。
    『花宵道中』なので描写はなくて当たり前かもしれませんが、個人的には、霧里と半次郎の関係性と過去があったからこその吉田屋事件、というのがとても需要だと思っているので、あのような感じで事件が起こるならもう少し半次郎の過去が垣間見えるシーンがあってもよかったのになぁと感じました。うーん、でも主役はあくまで朝霧なのであれはあれでいいのかな。そのあたりはぜひ原作未読の方には映画だけでなく小説も読んでいただきたいと思う点ですね。
    それから私は遊女の中では八津が一番好きなのですが、設定がかなり原作と違う印象を受けて正直がっかりしました。原作の八津は、何も知らないが故に朝霧に対して発する言葉が朝霧を追い詰めていたりするのですが、映画の八津は分かっていて責めているような節があり。と、原作愛故にとにかく良くも悪くも比べてしまうのを否めないので、純粋に映画だけを視聴された方の感想も気になるところです。
    安達祐実さんの演技と女優魂をプラスして☆3.5

  • 安達祐実の表情が素晴らしかった。

  • 原作と漫画版が好きなので視聴。
    朝霧姐さんは文句なしに朝霧姐さんでした。結末を知っていても知らなくても、最後のあの笑顔にはぞっとするんじゃないかな…とにかく安達祐実の演技が素晴らしかった。
    そして津田寛治の吉田屋は、もうあっぱれとしか言いようのない悪役っぷり。
    髪結いの弥七さんは姐さんのその後を知っていたんだろうなぁ…。
    映画なのでストーリーの再構築や演出による変更などは仕方ないにしても、八津のキャラ改変は…!何も知らなず無邪気に朝霧を追い詰めていたところが、結末の悲壮感を際立たせていた気がするんだけどな。いやでも可愛かったから許す!(何様)

  • 原作小説:『花宵道中』(宮木あや子)

  •  原作未読。
    どうしてもこの手の話は、『吉原炎上』を思い出してしまう。女同士の確執とか花魁への情念とか、メラメラと燃えるように熱く人間臭く激しく描かれていた『吉原炎上』に対し、この作品は朝霧がメインで、女の醜い部分は極力抑えられ、どこまでも美しく儚く、切なく描かれている。華やかなシーンでさえ哀愁が感じられたのは、安達祐実の憂いの表情が見事だったから。とにかく儚げで美しかった。夢物語みたいだった。
    人間の醜い部分は吉田屋に集中している。津田寛治の演技も見事。
    霧里の人生をもうちょっと観たかったな・・・。

  • よくある感じの話。
    先が読める…。
    ただこれは悪口じゃない。
    多分この手の話の定石なんだろうなぁ。
    この縛りの中で演ずる人がどうみせるか…。
    安達祐実は素晴らしかった。
    どんな表情の時も寂しさや悲しさが見える。
    目がいいんだと思う。

  • 正直なところ、チープだなぁというのが本音。ただただ安達祐実がうつくしい。

  • それなりの演技のそれなりの結末。
    悪くはない。
    でも、当時の雰囲気に寄せていかない限りチープさは否めない。

    きっと原作ありきの作品であろう。

  • 見ました。
    花宵道中

    この映画のレビューはかなり難しくて見てから一ヶ月以上放置していました。
    内容がとってもデリケートなので、見て欲しいような、見て欲しくないような。江戸時代末期の花魁の恋を描いた作品です。花魁、といえばなんか聞こえはいいですが、ようは体を売って生活せざるを得ない性の奴隷の人たちですよね。その子が、恋をして悩む姿だけど、こんなに美しい世界じゃない、のではとも言いたくなる。いまの時代で言うなら風俗嬢だってピュアな恋がしたいんだよーと、愛してくれるひともいるんだよ〜ということなのでしょうが、そこまで人間割り切れるものでしょうか。映画として、見やすいように映像美やストーリーを組み立てたのでしょうが、わたしはそれより性も言うものをもっと大切に描いて欲しかった。性の世界がそこまで美しいはずがないと思う。
    それなりに知識があるひとには勧めます。歴史認識として。ですが、単なる興味本位でみるなら、過激な性的シーンもあるので浅はかな気持ちでは見て欲しくないです。

  • 安達祐実は、芸達者ですね。
    表情が 実にいいね。
    顔の表情と身体と肉体の表情が アンバランスなのが
    いいのかもしれない。
    ロリコン趣味なのかな。
    成熟した 女に見えないのが 安達祐実のよさか。

    そして、なんといっても 津田寛治。
    朝霧を 舌でなめる 時の表情が 何とも言えぬ。怪演。
    半次郎と 朝霧に飛び交う 視線をさとって、
    その間を 打ち破ろうとする。
    座敷で そんなことしてよかったのだろうか。

    肌に 花が咲く 理由が 幼いころにあった。
    ふーむ。
    少し、幻想的すぎる。

    高岡早紀の花魁道中も いいが、
    安達祐実の花魁道中も なかなかいいね。

  • まあ面白く観られはしたかな。

    主人公が死ぬ物語は基本好きではないのだが、本作の場合は、納得のいく結末だったかな。悲嘆にくれての身投げではなく、“一生分の花を咲かせ切ったため”であるという、同僚の一言が全てを救ってくれた。

    ★3つ、7ポイント。
    2015.07.16.了。

    ※あの安達祐実が濡れ場を!!
    ……という下世話な動機もあってのレンタルであったが、なかなかどうして。
    ソレ以外の演技にも十二分に引き込まれた。
    “元人気子役”で済まされず、もっと評価されてもよい女優だと思わされたが……。やはり、“あれ”のイメージが強すぎたのだろうね。

    その点、今の人気子役たちにも、“元天才子役”で燃え尽きてしまうことなく永く活躍してほしいものだね。芦田さんとかね。


    ※『一発五文の鉄砲女郎でも買ってきな!』……スカッとするね。

    でも、なんだかんだ言っても、また、↑のような思いはあってもやっぱり、『同情するなら金をくれ!』が重なってしまう……。だって、20年以上も経ってるというのに、顔も声も、啖呵を切る表情も変わらないんだもの(苦笑)。

  • 安達祐実さんの演技が上手だったなと個人的に感じた。

    当時の女郎の世界(恋愛や身分差別)がリアルに表現されており、特に恋愛面に関して言えば、好きな男が見ている前で違う男に抱かれる女郎、逆にそんな女郎に恋しているが何もできない男性、お互い想いあっているのに実際には何もすることができない両者の切なさ哀しさが見ているこちら側にも伝わってきた。

    部類で言うならば、切ない恋物語を探している方にお薦めしたい映画だと感じた。

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