アンゴルモア 元寇合戦記(1) (角川コミックス・エース) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • 元寇という、歴史上でもそれほどメジャーでない事件が題材というだけで、⭐️みっつ。

    北条氏が実権をにぎる鎌倉幕府の時代に起こった事件。
    嵐にあったのだったかで、敵は撤退して行ったのではなかったか?という非常にアヤフヤな記憶しかない。

    これをどう、描くのか?に、非常に興味があった。

    まず対馬が襲われたという事、敵はモンゴルその他連合軍であった事、など、史実に基づいて書かれている。
    そうだったんだと、恥ずかしながら初めて知ったことも多い。学校の授業での歴史には、あまり興味を持ってなかったものね。

    主人公は、元寇相手に活躍するわけだけれど、実在の人物なのか?
    安徳天皇が、実は対馬で生き延びていたというのは、フィクションなのか?

    史実と虚構がうまく絡みあって、これからどうなっていくのか、とても興味深い。

    ただ、姫は、いかにもサービス的な存在で、あまりポイント高くないんだな。

  •  たかぎ七彦の『アンゴルモア 元寇合戦記』 (角川コミックス・エース)1巻を、kindle電子書籍で購入。

     元寇(蒙古襲来)を描いた歴史マンガは珍しいので、題材に興味を抱いて予備知識なしに買ってみたもの。
     ……なのだが、これが大当たりだった。細部までよく調べて描かれているし、エンタメとしての完成度もすこぶる高い。

     主人公の鎌倉武士・朽井迅三郎や、ツンデレキャラのヒロイン・輝日(てるひ)姫など、キャラの立て方もうまい。この作者は読者を楽しませる術を心得ている。

     物語の設定も魅力的だ。
     迅三郎は元々鎌倉幕府の御家人で、源義経が遺した兵法・義経(ぎけい)流の使い手だが、「二月騒動」(北条氏一族の内紛)に巻き込まれて謀反人と見なされ、流人に身をやつした。
     おりしも、対馬国の島主(地頭代)・宗助国は、元寇に備えて「死罪となるような囚人でも構わぬから、戦の役に立ちそうな者共あらば、助命の上この対馬に流してくれ」(読点は引用者補足)と幕府に依頼。腕に覚えありの流人12人が対馬に流されてくる……という設定なのだ。

     そして、対馬を舞台に、元軍対武士(+流人たち)の戦が始まる。
     どこか、“大規模にした『七人の侍』”という趣もあるストーリーである。あちらはたった七人の侍が野武士軍団から村を守る話であり、こちらは少数の対馬軍が多勢の元軍から島を守る話なのだ。

     タイトルの「アンゴルモア」は、ノストラダムスの有名な終末予言に出てくる「大王」の名。モンゴル帝国を意味するという説もある(「アンゴルモア」を「モンゴリア」のアナグラムと解釈して)。
     その説に由来するタイトルではあるが、べつにノストラダムスが出てくるわけではなく、ストレートな本格歴史マンガである。

     戦闘描写はすごい迫力だし、戦略的な駆け引きのディテールも面白い。今月10日に発売されるという2巻も楽しみだ。

  • これは歴史好きの僕にとっては嬉しい作品だ。
    細部はもちろんフィクションだろうけど、こういう日本の鎌倉時代末期、幕府崩壊の遠因となった出来事にスポットを当てる作品は見応えがある。折に触れて読もうかな。

  • 元寇を題材にした歴史もの。元寇を扱うということ自体珍しいのでなかなかおもしろく読めたのだが、いかんせん展開が遅すぎる。
    第1部というべき対馬編は、日本上陸の前哨戦たる対馬での攻防を描くのだけど、10巻かけてわずか10日しか進んまない。そのせいで戦闘の細々した描写に終始してしまった印象。どこまで描く予定が知らないし、そもそも続くのかもわからないが、スピードをあげて元寇の大きな流れをしっかり描いて欲しい。

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  • 私には合わない・・・。

  • 熱い。キングダム新刊待ちの間に超滾った。寧ろもっと好きかも。

  • 歴史もの大好きなら必見。あと姫様がツンデレ可愛い。

  • アニメ化するので読んでおく。今のkindleってブラウザからも読めるんだ…

  • 絵柄はアレだが、おもしろい。特に、個人的に源義経は大好きなので、いろいろと続きが気になる。安徳天皇の子孫(らしい)人が出てきたりする、史実にフィクション色の強い要素を加えたところも、エンタメ性を高めていてよい。義経流がカギを握りそうで、気になる。買うかどうか、迷うところ……。

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