若者のすべて Blu-ray

  • 13人登録
  • 4.00評価
    • (0)
    • (4)
    • (0)
    • (0)
    • (0)
  • 2レビュー
監督 : ルキノ・ヴィスコンティ 
出演 : アラン・ドロン  アニー・ジラルド  レナート・サルヴァトーリ  クラウディア・カルディナーレ  カティーナ・パクシヌー 
  • IVC,Ltd.(VC)(D) (2015年4月24日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4933672245478

若者のすべて Blu-rayの感想・レビュー・書評

  • 退廃的で、崇高な絵画のような芸術性のある作品が多いヴィスコンティの他の作品に比べると若干の残酷さや激しさも感じるし、ストーリーの輪郭もはっきりしているこの作品。

    この作品においての芸術性といえば20歳そこその若きアラン ドロンの彫刻のような美しさに尽きる。
    この憂いを持つ寡黙な瞳、ひたすら見惚れてしまう。
    このアラン ドロン演じるロッコは純粋すぎだし優しすぎて、なんて聖人なんだと始めはうっとりとしていたものの、最終的には余りに度がすぎたお人好しすぎて、後半には結構イラついていた。

    突然現れたナディアの存在と、クズの次男シモーネのせいでハチャメチャになった家族の中で、1番目立たないビジュアルだったチーロにだけは後半追い上げて逞しさを増し、考えも唯一共感できるし、彼の存在が家族の完全崩壊を阻止しているのではないかとも思う。
    そしてそんな彼には変わらないでいてほしいと願うラストシーンでは始終私の中に蠢いていたモヤモヤ感も少し落ち着いてホッと胸を撫で下ろしました。

    イタリアという国はは家族という単位での絆、特に息子とママンの愛情が強い印象を受けて、その文化がなかなか馴染めないけれど、その家族との結びつきから心の絆がなくなった場合は随分と厄介なものだ。

    家族への結びつきの強さが時に他人を知らずに傷つけて、それが回り回って家族の崩壊に繋がることだってあるんだろう。

    同じ種から生まれてもクズはクズだし、聖人は聖人なんだからどうしようもない。

    一緒に住んだ男家族は旦那と父だけの女所帯で、女子校育ちの私には、男の気持ちが理解できず、5人の男兄弟(しかもイタリア)のこの話はどうも見心地が悪かった。

    男のプライドは厄介だし、しかもこの時代の男たちが抱える生活への重圧や責任は女のそれとは比べものにならないほど大きいし、それらを100%理解が追いついていない間にどんどん進んでま気持ちがちょっとたけ迷子。

    多分男性の方が私なんかよりずっと色々わかる作品なんだろうと思います。

  • 監督 : ルキノ・ヴィスコンティ
    出演 : アラン・ドロン アニー・ジラルド レナート・サルヴァトーリ クラウディア・カルディナーレ カティーナ・パクシヌー


    巨匠、ルキノ・ヴィスコンティが兄弟の愛と裏切りを描いた壮大なる叙事詩。イタリア南部で貧しい生活にあえいでいたパロンディ家の次男シモーネ、三男ロッコは、年老いた母親を連れ、北部の大都市ミラノに出稼ぎに出た長兄ヴィンチェを頼って、上京する。
    ヴィンチェには 婚約者ジネッタがいたが、態度は非常にそっけない。シモーネとロッコ はプロ・ボクサーを目指しジムに入るが、娼婦のナディアに夢中になり、自ら夢を潰してしまう。
    一方、ロッコはクリーニング店で働くものの、徴兵されてしまう。寄宿地で偶然にもナディアと再会したロッコは恋に落ち、愛し合うようになるのだが・・・。

全2件中 1 - 2件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

若者のすべて Blu-rayを本棚に登録しているひと

若者のすべて Blu-rayを本棚に「観たい」で登録しているひと

若者のすべて Blu-rayを本棚に「いつか観る」で登録しているひと

ツイートする