バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) [Blu-ray]
- 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4988142105615
感想・レビュー・書評
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何と言っても脚本!
映画全体をワンカットで繋げるということは緻密に計算された完璧な脚本がないと不可能。撮影は困難を極めただろうと推測。
マイケル・キートン
エマ・ストーン
エドワード・ノートン
過去にアメコミ物の映画に出演経験のある3人をメインに据え、軽くアメコミ映画をディスる感じとか配役の妙が光る。
そのマイケル・キートン演じるリーガンは過去にヒーロー物を演じ大ヒットした役者の役であり、その役のイメージを払拭するために舞台役者に転身しようとする。そして映画一本を演劇の如くワンカットで流れるように観せる。よくできた映画だと思う。
あとバックに流れるジャズドラムがめっちゃかっこよかった!
劇中のリーガンが使うあの能力。あれは彼の心の中の葛藤と思い見ていたんだけど、ラストで娘役のエマ・ストーンが病院の窓から見上げ、意味深の笑顔。彼女には何が見えていたのか…含みを持たせたラストは良かった。
3.9点詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
3.5。これは解説なしには理解しきれなかったなぁ…どうも映画を撮っている監督自身も投影されているらしい。アイアンマン的な映画への皮肉がたっぷり。現実と幻覚が入り混ざった世界観、まるで一本撮りのようにぬるぬると続いていく場面展開がユニークだった。見た人は色んな解説読むのおすすめ。それと合わせてトータルおもしろい。
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「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」カメラワークが特殊。ワンカットが異常に長い。昔ヒーロー物の映画で大当たりし、今は落ちぶれた男の再起?の物語。ブロードウェーに出ようとする。コメディのようで主人公の心中はシリアス。
町山智浩 アカデミー賞4冠!バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡) - YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=iKUBy2Dppqg
町山さんの解説とは違って、私は元気を貰うと言うより哀しくなってしまった。 -
この映画を、この物語をワンカット風に撮った意味を考える。落ちぶれた男が再起する様を克明に映すためか、あるいは舞台演劇の空気感を「大作映画をバカにする映画」に持ち込むという倒錯を演じたかったのか、三人称を含めてもあくまでこの物語は「彼」が主人公だということをはっきりと伝えたかったのか。
私は正直わからない。
それにこの映画は、見終わっても私の中の情報量は増えなかった。劇中劇で何を演じたのか。彼は何に失敗して、どのように失ったのか。結局彼は何を求めているのか(ただ名声を得られれば良いのか)
ひとまず、映像としてはクールだったことは確かだろう。 -
ドラムのインスト、脳裏に響く“バードマン”の悪意、映像は連続させ時間を変位させる表現、舞台と楽屋と屋外のシームレスな接続など、新しい演出がスタイルを創る。
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エドワードノートンがいい
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分かったような顔してるけどよく分かってません。
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映画通の友達から薦められて。
「アカデミー賞」と「大衆受け」はやはり相容れないのが多いなと。
エマ・ストーンがなんだか病みつきになる可愛さだった。