乙嫁語り 7巻 (青騎士コミックス) [Kindle]

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  • KADOKAWA
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感想・レビュー・書評

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  • 金持ち喧嘩せず。

    お金があって心に余裕がある人の世界は優しいのだ。

    世間知らずのアニスはもちろんだが、

    その旦那がすごい。超越してる。

    8巻にはみ出たエピソードもとても良い。

    シーリーンも立場を弁えたいい奥さんになりそうで、

    何とも楽園的な世界です。

  • 大変興味深い内容だった。

    が、凡人にして現代人の私には、どうしても「姉妹妻」というものが最後まで理解しきれなかった。もちろん、仕組みは判るのだが、夫が言い出したならともかく、いかに「姉妹妻」だとしても、自分から他の女を第二夫人にして欲しいとは口が裂けても言い出せないだろう。
    しかも、夫は当時には珍しく、「一夫多妻」が当たり前であったにも拘わらず、アニスだけを妻として守っていたのに、だ。
    当時の風俗、生活を活写しているのは間違いなかろうが、何となく今回は後味が良くない印象だった。
    アニスや彼女の夫のような考え方は当時としてはごく一般的で、しかも困窮している子持ち寡婦とその家族を救済するという立派な行為だったのだろう。
    現代人とはるか昔の人の考え方(常識)の違いか?
    しかし、当時を生きる女性たちの中にも、アニスとは相反する考え方をする人はいたはずで(と信じたい)、例えばシーリーンに仕事を紹介するとか何とか、もっと他に方法があったのではないか。
    拘りすぎるのも良くないと思うけれど、仲の良い女友達だからと纏めて夫に関係を結んで面倒を見ろというのは、何か歪んでいると思うのは、私だけだろうか?
    申し訳ないが、私にはアニス夫婦の行いが立派だとは少しも思えないのだ。

  • 女性メインの巻。姉妹妻なるものを初めて知った。これも結婚の一つの形なのだな。

  • 話はスミス氏の旅先へと飛び、別の家が舞台となる。騎馬民族とは、かなり違う地域の話のよう。あとがきによるとペルシャの辺りらしい。優雅である。お風呂の話がメインで、食べ物の話はあまり出てこない。

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  • 主人公・アニスの絵柄がいつもとかなり違うので、シーリーンが登場して安心した。
    今回は完全に裸婦祭りで、書き込む模様が無いとオロオロする森氏が面白い。
    次巻はパリヤさんらしいので、これまた楽しみ。

  • 乙嫁7巻はいつもの顔が見当たらず。スミスさんが歓待を受けている裏話的なお話。所変われば結婚生活も変わるようで。女風呂が物語の中心に。「このクルミのように固く閉じたあなたの辛い運命を一緒に耐えるわ。クルミを見たら私を思い出してと伝えてちょうだい」姉妹妻。というシステムがあるらしい。一生の親友。そういう人と出会えたらラッキーだねぇ。「持てる者はより多くの義務を負う」スミスさんの国の考えとはまたベクトルが微妙に異なる一夫多妻。公平に接する事ができるのであれば…。すごい仕組みだよなと。

  • 姉妹妻という風習(いまはもうないらしい)がテーマで、浴場が舞台でおっぱい祭りでした。
    他の巻と比較してワクワク・ドキドキのストーリーはないし、絵の描き込みも裸中心なのでないのでいまいちでした。
    次巻が楽しみです。

  • めいいっぱいのおっぱいいっぱいに夢いっぱいの胸いっぱいでお腹いっぱいの巻でした。
    やりたかったのかやっちゃったのかとうとうやってくれましたね森薫。今巻は刺繍や小物の微に入り細に入りの描写(氏曰く絵柄も少し変えたとか)はなく女性の裸体が所狭しと見せるは魅せるでおっぱいのことで頭がいっぱいになってしまって何を感想に書いていいやら。
    取り敢えず姉妹妻という百合薫る普段とは違った雰囲気には俺得でした。
    あと、スミスの結婚云々の所でタラスの姿が頭をかすめてしまい彼女の幸せは今後訪れていくのでしょうか……

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著者プロフィール

家族支援カウンセラー。1950年佐賀県に生まれる。中央大学卒業後、2007年まで東京都内の中学校において、心障学級・通級情緒障害児学級などを受け持ち、熱心な生徒指導で保護者からも信頼を集める。通信制高校副校長を経て、2012年、一般社団法人家族支援メンタルサポート協会を設立、理事長に就任。学びリンク総研所長・家族支援メンタルサポート協会理事長。専門分野は、家族カウンセリング・非行問題・子育て支援・発達障害・不登校問題等多岐にわたり、子どもの不登校から見えてくる家族支援に力を入れている。

「2023年 『家庭にしのびよる“うつ”に負けない! 悩めるママとカウンセラーの家族をみつめる旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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