紙の月 Blu-ray スタンダード・エディション

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監督 : 吉田大八 
出演 : 宮沢りえ  池松壮亮  大島優子  田辺誠一 
  • ポニーキャニオン (2015年5月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013254787

紙の月 Blu-ray スタンダード・エディションの感想・レビュー・書評

  • 夫と2人暮らしの主婦、梅澤梨花。
    銀行の契約社員として外回りの仕事を任されるようになった彼女は顧客の信頼も得て上司からも高く評価されていた。
    しかし、家庭では夫との冷めた夫婦関係に空しさを
    抱え始めていた。
    ある日、顔見知りの大学生の平林光太から声をかけられる。
    彼は梨花の顧客、平林孝三の孫でこのこときっかけに若い光太と逢瀬を重ねるようになり気持ちが浮き立つ梨花だった。
    ごく平凡なアラフォー主婦が若い男との出会いをきっかけに巨額の横領に手を染めて転落の道行きを辿るさまを描いています。
    角田光代の同名ベストセラーを宮沢りえ主演で映画化した作品です。
    一見普通の主婦の二面性を生々しく体現した宮沢りえの演技は素晴らしかったです。
    原作も面白かったですが映画もスリルがあり見応えがありました。
    池松壮亮君の演技も良かったと思いました。

  • 17/07/23 BS-TBSで放送。2014年、日本映画。監督:吉田大八、脚本:早船歌江子、主演:宮沢りえ。

     銀行の契約社員として働く梅澤梨花(宮沢りえ)は、夫と2人暮らし。上司や顧客からの信頼も厚かったが、夫には自分の仕事をどこか軽んじられていると感じていた。そんな梨花は顧客の家で偶然会った大学生の光太(池松壮亮)と後日駅で再会し、惹かれあうものを感じた2人はそのままホテルへ。不倫関係を続ける中、ある日、一時的ではあるものの、顧客から預かったお金で自分の買い物をしてしまった梨花の金銭感覚は徐々に狂い始めていく。

     原作に比べると、夫の密かな悪意、梨花と光太の惹かれあい、金銭感覚の歪みなど、どれもわりとあっさりというか、さりげない感じ。しかしあのセリフが無かったので、なぜ梨花が光太に魅かれたのかはよくわからない。一方で、悪事がバレないようにとにかく裏工作を続けたものの、無理とわかったらすっぱり海外逃亡と方針転換した原作に比べ、わりと早い段階で詐欺はばれたものの、不倫している上司を逆に脅すような行為でなんとか逃げ延びようとする梨花のあざとさ。宮沢さん、適役だったなぁ。銀行内や、詐欺をする過程もしっかり描かれていて、小林聡美さんと大島優子ちゃんもいい味出していた。

  • うむうむ、良かったですね。お見事です。

    ただ、これはもう、差をつけることでも無いのですが、、、個人的感想で言いましたら、角田光代さんの、小説のほうが良かったな。小説版と映画版、それぞれ、良い。それぞれ、良いのですが、、、小説版に、より、親近感を持ってしまうのですよね。それぞれ、良いのです、ホンマ。でも、小説版、かなあ。どうしても。

    不思議な事に、同じ吉田大八監督の、原作あり映画ですとね、「桐島、部活やめるってよ」は、朝井リョウ氏の小説より、吉田さんの映画版のほうが、好きなんですよね。好みって、不思議なものです。

    まあ、やはりこの映画は、主演の宮沢りえの存在感に負うところは、大きいなあって思うのです。素晴らしいですね。めっちゃんこ、美人さんでした。ただ美人、ってだけじゃなくて、存在感そのものが美人。素晴らしい。「おろしたての石鹸のような美しさ」を、見事に表現されておられましたね。いやはや、素晴らしい。

    ただ、その宮沢りえ演じる梨花と、池松壮亮(そうすけ)演じる光太の、恋に落ちる描写は、、、性急過ぎやせんかったか?小説での、映画製作にどハマりしてる光太の若々しさ、映画活動の仲間たちとの、あのワクワク感、描いて欲しかったなあ~。

    上映時間の制約がありますからね、そこにあんまり、時間を割けなかったんでしょうけれどもね。でも、あの恋の始まりは、唐突やろ?まあ、あんま言わんとこ。感じ方は人それぞれですものね。

    あ、池松君の存在感は、お見事でした。朴訥な好青年が、鼻持ちならない不遜感を持っていく存在になる過程、見事に演じてましたね。カフェでのパラソル移動の一件も、見事に演じてたなあ~。

    あと、梨花と光太の別れの演出としては、小説版のほうが、好きかな。梨花が空港から電話するところとかね。「僕をここから出して、、、」(だっけ?)って、光太が、二人の愛の巣である筈のマンションで、泣きながら打ち明けるところとか。

    あと、原作小説での存在感の軽さがヤバかった、梨花の旦那さん、正文。田辺誠一が、見事に演じてましたね。ホンマ、良い人そのもの、って感じで。もっと、小説版に感じたような、梨花との噛み合わない価値観のズレを持つ感じがあったほうがええんちゃう?と思うのですが、これも映画の時間の制約、ですなあ。でも、小説版より、映画版のほうがね、なんかね、「ああ、正文、ちゃんといたんだなあ」って感じで。好きになっちゃいました、正文。

    あと、映画版オリジナルキャラの、小林聡美演じる、隅より子。お見事でしたね。ある意味、梨花と対峙する事になる、この映画のもう一人の主役、といいますか。この人物を造詣した以上、映画と小説が別物になることは必定だったのでしょう。うむ、これも映画化の妙、といいますか。

    不満点をいいますと、小説版では、梨花は犯罪がバレる前にタイへ高飛びしたんだと思うのですが、映画版では、犯罪がバレた後に、タイまで逃げた設定になっているっぽいこと。いやいや、普通、国内で捕まるでしょ、って思ったのです。

    で、タイでの、あの、女子高時代の義援活動「神の子プロジェクト」(だっけ?うろ覚えでごめんなさい、、、)で援助していた子供がちゃんと成長していた?って描写とかね、むう、、、必要か?とかね、思っちゃいましたし。ホロッときましたけどね。でもまあ、日本にいる時に犯罪ばれちゃったら、タイに逃亡できないじゃん、って思いがね、勝っちゃうのでね。

    あと、あの寄付に関して、女子高時代の梨花が言った名台詞「何もしないか、とことんまでするか、どちらか」(だっけ?)のあのセリフ、あれも、なんとかして映画でも使ってほしかったなあ~。梨花という人物を見事に喝破した一言だと思っているので。

    いやしかし、でも、ええ映画でした。この映画... 続きを読む

  • 宮沢りえかっこいい。
    けっこうハラハラしながらみてた…いろんな意味で!

  • 話題作のようですので観てみた。原作は読んでない。
    もう何というか、見始めてからずっとイライラしていて、ムカムカしながら見続けた。
    もう出てくる人がみんな嫌い。
    役者じゃなくて役がね。
    主役からわき役に至るまでホント嫌い。
    全員ムカツク。
    早くバレて捕まればいいのにとかそんなことばかりを考えながら見続ける。
    でまあ結局バレるわけですが、ガラスを割るシーン、逃げるシーンでなんかスゴいスカッとしたわけですよ。
    そこを観るためだけに見続けてきたような気がする。
    こんな感想ですが実は面白かったです。ハイ。

  • 原作未読。最初はたるいけど、中盤から面白くなってくる。バレそうになったときのハラハラ感がたまらん。
    宮澤りえ、小林聡美、大島優子、池松壮亮、みんないい。田辺誠一の、すごーくいい夫だけど妻の気持ちを何も考えてない感じ、リアル。
    ブスな銀行員が男のために、って思ってたら違った。いい意味の裏切り。
    最後に台詞で言わせているのが惜しいです。
    「一緒に行きますか?」
    これだけで伝わった。
    小林聡美との絆めいたもの。すごくいい。

  • ある銀行員の女性がほんの出来心でお客様のお金に手をつけてしまって・・という話。きちんと罪は明るみになって最終的に相応の報いを受けることになるってあたりが重たい。宮沢りえの薄幸そうな演技も素敵。なんだかんだで皆やることやってるって姿が終盤にわかってくるのも上手い作り。

  • 2015.6.13。レンタルで。

    原作は読んでいない。NHKのドラマは見た。

    梨花と平林が、結ばれるまでの過程が省かれすぎていて、もうそうなるの? というかんじ。

    梨花が夫に対して不満を持っているということもわかったけど、それぐらいのことで、平林に走るか? と思った。

    NHKのドラマの方がおもしろかった。

  • 梨花と光太がどうしてああいう関係になったのかの部分が随分省かれていたり、ラストの外国のシーンも原作を読んでいない人にはあのまま逃亡を続けそうな終わり方になっていて、原作の良さが十分に伝わってこなかった気がする。

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