ロジカル・プレゼンテーション ― 自分の考えを効果的に伝える戦略コンサルタントの「提案の技術」 [Kindle]

著者 :
  • 英治出版
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感想・レビュー・書評

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  • 資料作りの方法論。論理の立て方からプレゼン資料の作り方まで体系的に紹介されている。
    各社各様、それぞれ報告書作成のメソッドや文化があるだろうが、体系だって説明されたものはないかもしれない。
    この本が、そのベースになる部分をカバーしてくれるものと思う。

    Kindle版で読んだが、本も取り寄せようと思う。

  • ストーリー仕立てになっており、三枝匡さんの本を彷彿させる

  • 本書を通して適切に考える力、適切に伝える力を学んだ。特に論理思考、仮説検証について明快に説明されており、容易に読み進めることができた。
    「論理的かどうかは相手が決めること」「相手にとってファクトであるとは限らない」などと相手目線で考えることの重要性が説かれていた。そのために、(本書でもあったが)論理的に考える力以外に、相手の思考の癖や状況を読み取るソフトスキルも磨く必要があると感じた。
    内容の硬い本だと思っていたが、非常に読みやすく、楽しく読み終えることができた。

  • 「論理思考力」
    話をつなぐスキル
    「仮説検証力」
    疑問に答えるステップ
    「会議設計力」
    議論をまとめるスキル
    「資料作成力」
    紙に落とすステップ
    この本は4つのスキルがまとまってます。

    「紙に落ちない主張はいかに話術に長けていてもうまく説明できない」
    身につまされます。
    次の会議資料作ってましたがまさにここに原因があります。

    「適切に考えて適切に伝えて初めて提案は通る」
    どちらかがかけても提案は通らないです。
    どちらも中途半端なんやなあσ^_^;

    論理的に伝えるとは
    「話が縦(因果関係)も横(mece)もちゃんと繋がっていること」
    縦と横の関係。
    論理がつながるから説得力がありモレがないから皆んなが安心して聞けます。

    この本はAmazon primeで読んだんですが買わないといけないかもしれません…

  • ■こんな人におすすめ /月 /●●(瀬畑)
    コンサルタント(CS)として「提案」をうまく通したい方

    ■読んだ目的
    CSとして、相手を納得させる提案力を磨きたかった

    ■業務に置き換えてどう活かすか

  • 平易で簡潔にまとめられた再現性のある方法で考え方と伝え方を学べます。
    出版は約20年前ですが、本質をついているので学びが多いです。

    ただし、技術の進歩によって、事例や適さないノウハウも若干はあると感じたので、その辺りは各自が考えながら読む必要はあるのかもしれません。

  • 正しく「考え」、正しく「伝える」ことで、「良い提案」が生まれる。現代ビジネスパーソン必修の「提案の技術」を明解なステップと臨場感あるストーリーで解説し、発売以来熱く支持され続けるロングセラー。「現場で使える」論理思考とプレゼンの技法がここにある。

    「日本人の若手ビジネスマンが書いた、日本の企業社会を動かすための論理思考の本」。それが本書のコンセプトである。
     昨今、色んな場面で「論理思考」の重要性が説かれているが、「欧米コンセプトの受け売り」の域を出た書籍を私は見たことが無い。「まずピラミッドで考える」「ロジックツリーを作る」「MECEを作る」…手を変え品を変え、だいたいどの書籍も書いてあることは同じだ。
     外資系の戦略コンサルティング会社で働いていた私にとって、欧米流の論理思考も十分に理解は出来る。しかし日本に生まれ育った私には、やはり「日本的な論理思考」とでも言おうか、「欧米流ではない」物の考え方の方が、日本の会社にはしっくり来る気がしてならない。そして現在、事業会社の経営企画部員としてビジネスの現場で働く中で、日々それを実感している。
     「ロジカル・プレゼンテーション」という横文字のタイトルを付けたが、内容は極めて和風である。それは私自身が、多くの日本企業をコンサルティングする中で考えた内容を体系化して書いたからだ。元のコンセプトは、サブタイトルにある「戦略コンサルタントの提案の技術」である。「ロジカル」とは「考える」という意味であり、「プレゼンテーション」とは「伝える」という意味だ。「きちんと考えて、伝えて、初めてビジネスは動く」。これが「提案の技術」であり、本書の根底に流れる考え方だ。「ロジカル・シンキング」ではない。伝えて、ビジネスが動いて、ナンボなのだ。
      30歳の1人のビジネスマンが書いた書籍である。しかし、だからこそ「ビジネスの実践現場」の感覚を忘れず具体的に書き上げられたとの自負がある。皆様にお伝えしたいのは、「とにかくビジネスをうまく行かせたい」、それによって「社会を良くしていきたい」、そう考えて私自身は本書を執筆したということだ。

  • コンサル会社の社長が社会人6年目のときに書いた本。
    2004年に販売されてから20刷以上も刷られていることも納得で、資料作成に関わる全ての人が一度は読んだほうがいいと思う。具体的で論理的に書かれており、一般的な話だけではなく具体例を通して語られていることが非常にわかりやすい。
    古い本なので具体的な内容は他の人の感想を参考に。

  • 勉強になりましたが、今の自分の能力では実践するのは難しそうなので、1つずつできるところから真似したい。何度も読みたいと思います。

  • ロジカルに提案を作る

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著者プロフィール

株式会社プレセナ・ストラテジック・パートナーズ
代表取締役社長・グローバルCEO

東大理I中退、京大法卒業。シンガポール国立大学(NUS)E MBAコース卒業。

アーサー・D・リトル、マブチモーター株式会社、BCGを経て起業。
現在は多数のリーディングカンパニーの人材育成、アジア各国におけるリーダー育成にも従事。

個人活動でウェブサイト「外資コンサル.com」を運営、15年以上にわたり就活支援を手掛け、
多数の転職支援セミナーを担当。
東大・京大・早大など多くの大学で入社後のキャリア形成など、
長期的な視点からアドバイスを行っている。

著書の『ロジカル・プレゼンテーション(英治出版、2004年)』は
10年超のロングセラーであり、多くの就活生・若手社会人にバイブルとして活用されている。

「2020年 『ロジカル・プレゼンテーション就活 面接・グループディスカッション対策 2022年度版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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