金融腐蝕列島 呪縛 [DVD]

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監督 : 原田眞人 
出演 : 役所広司  仲代達矢  椎名桔平 
  • KADOKAWA / 角川書店 (2015年6月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988111247940

金融腐蝕列島 呪縛 [DVD]の感想・レビュー・書評

  • 不正融資による幹部の逮捕で揺れる巨大銀行を舞台に、不正と組織のしがらみと闘う若手中間層の企業人たちの姿を描いたストーリー。
    監督は原田眞人。男たちがわあわあ怒鳴り合う演出は、この後の「突入せよ!あさま山荘事件」や「クライマーズ・ハイ」に良くも悪くも共通する。
    これは諸刃の剣で過剰だとただうるさく、うまい行くとストーリーに張りができ、緊迫感溢れるシーンとなる。

    本作では終盤の株主総会でやや過剰さが目立つ。
    総会屋が騒ぎ立てる議場の雰囲気はリアルかどうかは分からない。
    が、決められない組織の幹部と自己保身しか頭にないトップがいる日本企業。さらに闇社会と決別できない企業社会という構図が浮き彫りになるストーリー展開は上手い。

    この映画のモデルとなった第一勧業銀行と野村證券総会屋事件で、闇社会と関わった証券会社の幹部は闇の住人の印象について、昔こう言っていた。
    「常に暗闇からじっと見つめられているようだった」。


    本作において、このじっと見つめる者が、言葉少なく、さりげなく、静かに、佇むように登場する。この不気味さ。この薄気味悪さ。
    暗闇からじっと見つめる人たちと企業社会がいかに決別するのが難しいか。わあわあと怒鳴り合う演出よりも、その底暗さと怖さが映画に緊迫感を与えていた。

    およそ16年前の映画。出てくる台詞や物は一昔前で時代を感じさせる。が、日本の企業社会はこの頃から進歩したんだろうか。

  • 第一勧業銀行利益供与事件をモデルに,銀行に巣食う闇と闘う作品。GYAOで無料配信していたのでたまたま見直す。中学生くらいに見たときにわからなかったところがよくわかるなど新たな発見があり,面白かった。

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