- Amazon.co.jp ・電子書籍 (244ページ)
感想・レビュー・書評
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ビジネスモデルを考え始めた人に対しての入門書であり網羅的に学ぶことができます。
入門書としては良書だと思います。
1章 ビジネスモデルを考える前に
2章 ビジネスモデル発想法
3章 ビジネスモデル構築ステップ(ビジネスモデルパターン
4章 事業計画書
5章 企業価値
が記されている。
2章の発想法は本書だけでは行動できない。インデックスとして理解し、それぞれのツールを使えるようになるためには情報をさらに手にする必要がある。
3章はビジネスモデルをビジネスモデルキャンバスなどを使い構造的に理解した経験がない人は、記載されているビジネスモデルを適切に理解できないはず。ビジネスモデルの知識としては足らないが考え方のヒントは入手できる。
5章はよい内容でした。
本書は筆者のビジネスモデル構築エバンジェリスト講座などへ誘う書かも。興味をもって深く理解する行動を促すならばよいとも思えます。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
オーディオブックにて
アイデアの構築法やビジネスモデルのサンプルやパターンが網羅されています。 -
起業するにあたって最も重要となる、自社のビジネスモデル。どんな観点でモデルを立案すれば良いのか、成功するビジネスモデルとは何か? さまざまな大企業のビジネスモデルを学びつつ、自分のビジネスモデルを形づくっていくための教科書兼ワークブック。
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冒頭にあった問いかけ、「社長になるか、独立がしたいのか?」というのが私には最も印象に残った。社員を雇い、彼らの将来まで背負うのと、自分一人がどうにか食べていければ…というのとでは、ビジネスの考え方が違って当たり前。まずはどちらを自分が目指すのか、本気で考えようと。
ドラッガーや多数の大企業を解説しながら進むのは、教科書的ではあるのだけれど、実際に「考えてみよう」というワーク部分が多いのが実践的で良かった。一冊本気で仕上げてみると、自分の足りない部分に気づけるはず。