世界基準の上司 (中経出版) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (216ページ)

感想・レビュー・書評

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  • 部下の育成、組織運営について上司としてあるべき姿をを書いた著書であり、多くの本で部下をどうにかするが主語になりがちであるが、タイトルに書いてあるように上司が主語とすることで、部下を変えるのではなく、自身の意識を変えるように促していると感じた。

    内容についても手法面においては、アウトプット作成イメージはすぐに使えて有効な手段であり、確かに自身のやり方でも見出し作りから始めることを考えれば、非常に自然である。

    育成については、業績・成長合意書(ちょっと名前は硬いが)はよく聞く手法ではあるが、ちゃんと実践できている方はかなり少ないと考えられる。本手法は近年の1on1手法と組み合わせることでよりよい結果が生まれていくと思うので、骨格を本書で理解しつつ、やるのがよいと感じた。(早速フォーマットは活用させていただき、私もちゃんとやりたいと思う)

    本書は、新任で課長や部長になった方は是非読まれたほうがいい書籍であると感じた
    (kindleでも1000円以下で安いし、audibleもあるので読みやすい)

    また、著者は0秒思考の方で、メールでも回答すると言われているので是非送ってみたいが・・・
    (これは、オンラインサロンへの誘導かな?)

  • 言いたいことは分かる…分かるが…こんなこと出来たら苦労しないだろ…と言うのが率直な感想。
    元々なる気ないけどこんなこと求められるのだとしたらますます管理職とかなりたくないな。

  • 筆者が思う世界基準の上司が羅列されているのはいいのだが、そこに至る論拠の様なものがなく、ただの個人的感想という印象。項目も当たり前かつ抽象的なものが多く、1/3程度で読むのをやめた

  • これだけ紙の形式がなかったので、購入ができませんでした。

  • 「上司はいかにあるべきか」を言語化し描き下した本。部下に指示を出すことはもちろん、コミュニケーションを取り、理解し、時には支え、チームを率いて成果を出す際の心構えや行動指針を説いている。
    著者も再三述べているように、全体を通じて極めて「当たり前」のことが述べられてはいるが、確かに上司の立場に立つと忘れてしまったり、何かと理由をつけてやらなかったりするようなことが多いと感じる。
    上司の立場になる前に読むのも価値があると思うし、上司になったら折に触れて読み返したいと思える良書。

  • Kindle

  • いわゆる「上司力」の本。たまにはこういうのも。
    実践に不安あればメールくれればアドバイスします、というとても真摯な姿勢の著者で好感が持てる。無論完璧な上司マニュアルなどないわけで、本書も揺らぎ、自画自賛入り混じるのが逆に良い。

    本文中「部下に書類・資料作成等を指示する際、最初に完了時のアウトプットイメージを詳細に書いて示し、その後きめ細かくフォローしていくアプローチ」が示され、筆者はこれを「通常ではとても思い付かないアプローチ」とする。いや、程度問題はあれども、要求水準>チームの経験値、の場合は自然とそうなると思いますよ。

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著者プロフィール

1978年、東京大学工学部卒業後、小松製作所でダンプトラックの設計・開発に携わる。 スタンフォード大学大学院に留学し、機械工学修士、修士上級課程を修了。1986年、マッキンゼーに入社。経営戦略の立案と実行支援、新組織の設計と導入、マーケティング、新事業立ち上げなど多数のプロジェクトをリード。 ソウルオフィスをゼロから立ち上げ、120名強に成長させる原動力となる。 2002年、「ブレークスルーパートナーズ株式会社を共同創業。 大企業の経営改革、経営人材育成、新事業創出、も積極的に取り組んでいる。

「2017年 『最速のリーダー 最少の時間で最大の成果を上げる 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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