南方郵便機 [Kindle]

  • グーテンベルク21
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感想・レビュー・書評

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  • サン=テグシュペリの処女作。地上でのあれこれは、ちょっと読みにくさを感じたのだけれど、エルランとジュヴルヴェーヌの口論のシーンには、感じるものがあった。そして、やはり、空に出てからの描写には、ほんとうの飛行機乗りにしか書けない美しい描写で溢れているが晩年の作のようには大成しきっていないどこか手探りの感が印象的だった。大学の近くに同じ名前の喫茶店があったな。また行きたいな、と思って調べてみたら名前変わったのか、そうか。

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著者プロフィール

フランス・リヨンに伯爵家の長男として生まれる。海軍兵学校の入試に失敗したあと、21歳のときに兵役で航空隊に入隊。除隊後、26歳で民間航空会社に就職し郵便飛行に従事する。同年、作家デビュー。以後さまざまな形で飛行し、その体験にもとづく作品を残した。代表作に『南方郵便機』(29年)『夜間飛行』(31年、フェミナ賞)、『人間の大地』(39年、アカデミー・フランセーズ賞)などがある。『星の王子さま』(原題は『小さな王子』、43年)は第二次世界大戦中、亡命先のニューヨークで書かれた。翌44年7月、偵察任務でコルシカ島の基地を発進したあと消息を絶った。

「2016年 『星の王子さま』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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