イーダ DVD

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監督 : パヴェウ・パヴリコフスキ 
出演 : アガタ・チュシェブホフスカ  アガタ・クレシャ  ダヴィド・オグロドニク 
  • 2015年5月1日発売
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4580416630054

イーダ DVDの感想・レビュー・書評

  • IDA
    2013年 ポーランド+デンマーク 80分
    監督:パヴェウ・パヴリコフスキ
    出演:アガタ・クレシャ/アガタ・チュシェブホフスカ/ダヴィド・オグロドニク
    http://mermaidfilms.co.jp/ida/

    1960年初頭、共産主義時代のポーランドが舞台。孤児として修道院で育った少女アンナは、18歳になり修道女としての誓願を立てる前に、唯一の肉親である叔母(でもアンナの引取りを拒否している)に会いに行く。かつては有能な裁判官であった叔母は、今では酒、煙草、男と三拍子そろった自堕落な生活を送っている。その叔母から初めて、自分がユダヤ人であり、本名はイーダであることを聞かされたアンナは、叔母とともに両親の死の真実を知るための旅に出る。

    2013年の映画だけれど、モノクロ、スタンダードサイズというほぼ正方形に近い画面サイズから受ける印象はとてもクラシックで、映像はとても美しい。イーダ役のアガタ・チュシェブホフスカは、ずっと見てるとだんだん宮崎あおいちゃんに見えてくる(笑)けど清楚な美貌で可愛いし、彼女が恋するゆきずりのジャズサックスプレーヤーの青年はオーランド・ブルームの顎を四角くしたような感じの二枚目で、目の保養度も高いです。

    前半は、叔母と少女のロードムービー風。二人が心を通わせ、少女の両親が殺され埋められた場所に辿り着くと同時に、すっかりやさぐれている叔母さんの苦悩の理由も明らかになり、物語は中盤にしてカタルシスを迎える。80分の短い作品だから、てっきりここで終わるものだと勝手に思い、そして最後まで見た今でも、やはりここで終わってくれたほうが良かったと思うのだけれど、予想外に、失われた家族の骨を掘り返し埋め直しそれぞれの生活に戻った二人の苦悩はまだ続いてしまう。

    とても人間味のある叔母さんのキャラクターを、イーダ同様とても好きになっていただけに、彼女の最期はとても悲しかった・・・。イーダと共に生きるという選択肢は彼女にはなかったのだろうか。

    ジャズバンドが登場することもあり、音楽もとても良かったです。コルトレーン、ちゃんと聞いてみようかな。ジャズと同時に、クラシックも多用されていて、とくにエンディングで流れるバッハのコラールは印象に残りました。確かこれ、タルコフスキーのソラリスでも使われた曲ですよね。

  • イーダも叔母もいたたまれない。「どうして、どうしてそうしちゃうの?」という展開。深い余韻が残る。イーダはどの道を進む決心をしたんだろうか。彼女は幸せになれるのだろうか。余りに多くのことを背負い過ぎて、私だったら潰されてしまいそう。

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