舟を編む (光文社文庫) [Kindle]

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著者 : 三浦しをん
  • 光文社 (2015年3月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍

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舟を編む (光文社文庫)の感想・レビュー・書評

  • 人の熱が形を成していく様は、いつもで胸を打つ。
    辞書や辞典を読む小学生だったので、こういう人たちに自分の基礎を作ってもらったんだと思う。

  • 辞書の作られ方を考えた事がなかったので、新鮮なテーマだなぁと興味深く読みました。日本語は美しいと思っていますが、改めて日本語ってやっぱりいいなぁと。
    物語に余計な脇道ストーリーがない点も、辞書作りという特殊な世界の仕事をする登場人物の働きぶり、振る舞いに集中出来ました。読んで良かったです。

  • 思ったよりも。。って感じだった

  • 楽しく読み終えました。途中で時間が飛んでいて…、まじめくんが辞書編集者として成長していくさまをこそ読みたかったのにな…とは思いましたが。普段は辞書を引くこともwebで済ませてしまっている現実に、紙の辞書がやがて工芸品のような位置づけになるのではという危惧も感じつつ…

  • 辞書編集に長年携わってきた松本先生と編集者荒木が、営業部の馬締(まじめ)と出会って国語辞典『大渡海』の編纂に情熱を注ぐ物語。
    生真面目で不器用な馬締と女板前の香具矢の出会いは、些か現実離れしているとは思うけれど、辞書編纂に対する情愛は深く、非常に面白く読めた。
    西岡や岸辺といった狂言回し的な脇役の存在も、馬締の個性がいかに突出しているかを浮き彫りにしている。
    岸辺の「ああ、この人も変人なんだ。まことに残念だ」という感想は、しかし馬締や製紙会社の宮本の職人魂を温かく称賛しているようで、それがまたこの本の読者に対して「変人でもいいじゃない」と言ってくれているように思える。

  • 電子書籍で読んだことに罪悪感を感じるほど、本造りの労を感じる作品であった。
    本が存在するだけで泣ける小説があるとは。

    ところで僕は卑しくも、4章を読んでいる途中で、
    「この本は5章で構成されている。と言うことは、
    一章は荒木さんがメイン、二章は馬締さん、三章は西岡氏、4章は岸辺さん、ということは五章は?」ということを考えた。
    そこで、五章に至る前に僕が着けた結論は「香具矢」であったのだが、まさか先生であったとは。
    「こころ」もびっくりである。というのは冗談だが、一途な先生をラストに据えるのは、辞書や料理といった代え難いものをココロに持つ人達の物語としてはふさわしく、そして一途なものを持たない自分を悲しく思った。
    そして3個残ったエクレアの行方を案じた。

  • イヤな人間が出てこないおとぎ話。それは誰もが職人のように自分の好きなこと、せずにはいられないこと、ミッションに従事しているからかもね。

  • 温かい物語です。
    自分にとってはコンプレックスでも、人から見ればそこが魅力だったり。
    何でも自分に与えられた役割を一生懸命にすることの大切さをこの本から教えられました。

  • さびしさに打ちひしがれそうな旅の日々にも、心強い相棒になるような舟を。

  • 『本屋大賞』ってわかってたにもかかわらず、『辞書の編纂』って聞いたら、何だか芥川賞のような小難しい文学作品のように感じて、今まで手が出なかったんだけど、実際読んでみたら、読みやすい読みやすい。
    コトバオタクの変人集団なんだけど、その仕事に対する情熱は本当に羨ましくもあり。
    一人一人がコンプレックスを持って周りを評価してるけど、仕事に対する姿勢は、西岡か異動直後の岸辺に近い私は、その気持ちの変化に凄く羨望。
    かぐやさんの初登場のベランダシーンやら遊園地シーンから付き合い後が、あまりにも人格が変わってるような気がして、そこが違和感あるんだけど。
    楽しい本でした。

  • 面白かった。
    言葉の奥深さを感じた。
    電子書籍で読んだので、書物に触りたくなった。

  • 再読。最初に読んだときは、三浦さんのお仕事小説のジャンルの中でも個人的にはあまり上位に来なかったんだけど、再読すると「あれ?こんなにいい小説だったっけ?」とあらためました。王道のパターンではありますし、他のお仕事小説より長い年数を描いているので、その良さが加味されています。kindleの表紙、もうちょっとどうにかならないかなあ。

  • こんなにも打ち込める情熱を持ち続けていられるって
    素敵やわ~
    まじめくんもやけど西岡さん、こんな人が側にいてくれると、人生が変わるかも?
    一番感動は、やっぱり最後の全文公開でしょ( ´艸`)
    流石 本屋大賞ね!!

  • 面白かった。
    割と淡々と進む。

  • さすが本屋大賞の受賞作。軽快な読み心地で、一気に読み抜けてしまった。「辞書づくり」というニッチな舞台に描かれる、気持ちのよい人間模様や共感できる心理描写は惹き込まれるに十分。軽めに読みたい物語として、おすすめ。

  • 2012年度本屋大賞受賞作。
    文庫化を機に電子書籍版も同時にリリース。ずっと読みたかった作品を、
    遅ればせながら。

    これまでいくつか読んでいる三浦しをん作品だが、その中でも格段に
    スロー。話の展開には緩急がきっちりあり、どちらかと言えば怒濤の展開
    なのかもしれないが、全篇に漂う雰囲気と長い時間軸が実に心地よい。
    凪の日の海に手こぎボートで大海原に繰り出したかのような、幸せな
    スローである。

    内容は万人の知るとおり、辞書編纂のドラマ。
    書籍としての辞書は、ネットの普及によってその役割を終えているのかも
    しれない。ただ、この本を読むと無性に大辞林とか広辞苑を開いてみたく
    なる。これまでただ使うだけだった辞書が、崇高な書物に思えてくるのだ
    から、この作品には間違い無く「意義」があると思う。

    分野は違えど、「仕事」に対するスタンスはこの作品の登場人物たちの
    ようでありたい。読了後にそう感じる人が、僕の他にもきっと居ることと
    思う。

    読了後の清涼感が心地よい傑作。本屋大賞ってダテじゃないな、やっぱり。

  • 辞書の編纂というマニアックな題材ながら、話題になるだけあって読みやすかった。何か一つのことに打ち込む姿は、自分では中々出来ない分、見ていて気持ちいい。

  • 辞書作りという地味なテーマだが面白い。作者の辞書好きが随所に表れているような気がする。広辞苑とか日本国語大辞典とかを買いたくなった。
    主人公で真面目が取り柄の馬締も魅力的だが、チャラくて馬締とは性格が対照的な西岡が、なんだかんだ言って馬締をサポートするところがグッとくる。

  • 映画化も納得の面白さです。
    辞書作りなんて地味ネタでも、
    こんなに仕事に恋に楽しいなんて。
    おまけの恋文だけでも買う価値あり?!

  • 電子書籍だったからと云う訳ではないんだろうが、何かもの足りない。
    (初めての電子書籍。電子書籍閲覧用の専用端末は持っていないが、ウルトラブック(VAIO Pro13)を昨年末に買ったのを機に、電子書籍も購入してみた。ブクログからも「ソニーReaderStoreで使える図書券」なんて云うプレゼントもあったし。
    まあ、それほど違和感はないか。)

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