絶対迷宮 秘密のおやゆび姫

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  • ヴューズ (2015年7月30日発売)
  • PlayStation Vita
  • Amazon.co.jp ・ゲーム
  • / ISBN・EAN: 4571138251832

絶対迷宮 秘密のおやゆび姫の感想・レビュー・書評

  • 【あらすじ】
    シャルロッテは田舎の小さな村に暮らす少女。
    ある日彼女の体がおやゆび大に縮んでしまい、運命が動き出す。
    突然村が「黒の兵士」に襲われ、命を狙われたシャルロッテとマッチ売りは、訳もわからないまま村を抜け森に入り、旅に出ることに…。


    【主人公】
    暖かい春の日差しのような存在で、
    傷ついた人を癒し、冷たい身体を温め、包み込む、非常に乙女ゲームの主人公らしいスペックを持っている。

    性格も優しく、ちょっとおっちょこちょいで、明るく前向き。厭らしさや押しつけがましさがないので、とても自然な「凄く清らかでいい子」に仕上がっている印象。

    教科書的な「イイ子ちゃん」ですが、反応に可愛げがあるし自己主張もする素直な子なので、個人的には好き。


    【攻略対象】
    ●マッチ売り
    ⇒クールに振舞いながらも主人公を常に気遣っている優しい幼馴染。彼のカッコ良さは、ストーリー中にしっかりと「成長」をしてくれるところ。ひ弱な存在から、頼もしい「騎士」まで、色々な表情を見せてくれます。
    ●リューン
    ⇒自然体で、のらりくらり過ごしているが博識で戦闘能力も高い。謎の多い青年。
    ●氷姫
    ⇒人の愛のぬくもりに飢えた寂しがり屋な少女。
    ●人魚姫
    ⇒冒険心溢れる少女。傷付き裏切られても、人の世界へ足を踏みいれることを決心する。
    ●竜騎士 シリウス
    ⇒「騎士」らしい存在。”闇の力”を恨み、自分を律して暮らしている。とても紳士的で理性的。
    ●花の王子 ルピアン
    ⇒物腰柔らかな主人公の対で「出来そこないの失敗作」。勇敢で強い心を持った”主人公だけの王子様”。意外と発言が黒い。
    ●白鳥のナイト アルビレオ
    ⇒花の王子の従者で女性好き。発言が下品。軽薄に振舞うが、義理堅いいい奴。
    ●ツバメの騎士/黒騎士
    ⇒王様に連れ添う強い忠義心を持った騎士。ツバメの騎士は「騎士」らしく、ジェントル。黒騎士はクーデレ属性。
    ●裸の王様
    ⇒今作で一番可哀想な存在と言えるでしょう。


    【システム】
    ノベル形式。
    前半は共通ルート。「温泉イベント」の後、個別へ分岐。
    各キャラにGOOD ENDとSAD ENDの両方があります。(BAD ENDがあるキャラクターも一部います)
    「真相ルート」は全部のキャラクターのSAD END/GOOD ENDを見ることで回収できます。

    全ての選択肢が<時間制限あり>。
    選択をした後でも”前の選択肢に戻る”の機能は使えますので、実際はそこまで躍起になるものでも、目くじらを立てるものでもないですが、心が休まらない^^;

    共通が長いので<次の選択肢までスキップ>機能が大変ありがたいですが、たくさんの文章を飛ばす際は結構時間を要します。

    女性攻略対象が二人いて、その恋愛表現の強さをプロローグの選択肢で変えることができます。
    シナリオの内容に差はなく、終盤のスチルや一部台詞に変化が出ます。
    このため、女性攻略対象のスチルを全て埋めるためには、「恋愛要素強め」と「弱め」の両方をプレイ(2度プレイ)する必要があり、ちょっと面倒くさい。


    【ストーリー】
    <<主軸>>
    主人公の身に突然訪れた変化の真相を追いながら仲間と絆を深めるまでが前半の展開、
    後半はパートナーに選んだ相手と冒険を進める展開に。

    後半の展開は誰をパートナーに選んだかで変化し、2週目以降攻略可能なキャラクターを選ぶと主人公の命を狙う存在・「裸の王様」と対峙する展開になる。
    ストーリーはまとまっているが、上記理由で出来栄えや濃度に差が出ている点は要注意。
    また、「裸の王様」と対峙するシナリオでは一部のイベントや展開が共通となっているので、既視感を覚えることも少なからずありそう。

    最後に遊べるグランドファイナルは「花の王子」贔屓なシナリオですが、花の王子好きにとってはそんなに嬉しくない展開かもしれない…。
    ほか、「裸の王様」も、あまりハッピーエンドとは言い難い展開だったりする。このように、どこはかとなく苦みが残るストーリー展開も少なからずあるので、これらのキャラクターが好きで、ハッピーエンドにこだわりがある人はちょっと注意が必要かもしれません。

    <<恋愛要素>>
    糖度は低めです。
    恋愛過程に関しては、一部運命で繋がっていたり(花の王子)、旅をする中で親密度が深まったんだろうなと思えたり(マッチ売り)、この人のこういう一面を見て絆されたんだろうな(黒騎士)、と思うキャラもいれば、一体いつの間に好き合ったのかさっぱり分からないキャラや、どうにも展開がしっくりこないキャラクターもいます。
    いずれにせよ、「恋愛っぽい素振り」を見せるのは後半以降で、怒涛のシリアス展開のまっさ中のため、甘くときめけるイベント自体が少ないように感じます。


    【感想】
    面白かった!
    絵柄があまり好みでなくて、買おうかどうか悩んでいたけれど、結果として買ってよかったです。

    どのキャラも歪みのない、素直でいい子なのでとっつきやすく、好印象。全員好きになれました。
    以前遊んだ同メーカーの「英国探偵ミステリア」と全く同じ気持ちを抱くことになりましたので、同じことを書きますが…、
    ”それだけに、乙女ゲームらしい「プレイヤ―をときめかせる要素」が少なめだったのが惜しい”のです。

    敵ボスと対峙していようがいなかろうが、シナリオ中にどのキャラも見せ場はあるし、盛り上がりもある。
    「おお、カッコイイ!」と思わせてくれる要素はあるし、彼が命がけで戦っているところ、主人公のために必死になっているところ、また主人公が彼のために頑張るところ等で胸が熱くなる要素はある。
    …あるのですが、何故か強烈な萌え/ときめきを感じることなく終わってしまうのです。
    凄く強い愛情を感じていて、すごく良いシーンなのに、いまひとつ萌えきることができない。
    それが何よりも残念に感じて仕方ありません…。

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