絶深海のソラリス II (MF文庫J) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • うーん、前回以上にアラが目立った、かな。

    まず、前回物語を引っ張った、得体の知れない敵に襲われる不気味さ、深海の閉塞感がなくなった。まあそれは物語の流れ的に仕方ないかもしれないけど。

    ただそうなると恐怖を醸し出してくれるべきは敵の異常さであってほしいんだけど…これは前回も感じたんだけど、イラストがないと、とにかく異形のイメージがわかない。描写が足りない。つまりは怖さがわからない。…ここ、結構致命的。なんせヒトガタ、と言いつつその説明は『サイズは人間大。前脚が発達し、後ろ脚が後退した独特の形』って言われても…何をベースにした『脚』がどう発達してんのかねえ。人じゃないよね前脚ないし!

    さらには後半、ばっちりオチが読めてしまった。残念。

    前回はここまでやるか?という情け容赦なさがある意味突き抜けていだと思う。ただ後書きで作者が謝ってたもんね。だからこうしちゃったのかねえ…

  • 1巻では際立っていたアンダーの不気味さと強さが一気に減少。ま、存在が知れてしまった以上は仕方が無いことか。しかし、またもや前巻と同じパターンか?と思いきや、ナルホドそうきましたか。なかなか良かった。今度はアンダーというよりは寧ろ、その背後の黒幕との戦いなんかも書かれるのかな。

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