日本に絶望している人のための政治入門 (文春新書) [Kindle]

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著者 : 三浦瑠麗
  • 文藝春秋 (2015年2月20日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (137ページ)

日本に絶望している人のための政治入門 (文春新書)の感想・レビュー・書評

  • テレビ出演すると論理で相手を打ち負かす政治学者による政治入門書。

    <印象的な箇所のまとめ>
    ・コンパッションの実践。共に、苦しむ。他者の立場に立って感じつつも、寄り添って同情するだけでなく、もう少し大きな全体最適に向けて考える。
    ・思想的にも真新しい課題というのはほとんどない。人間が繰り返し苦しんできた課題を時代の言葉で語るのが語り部の役目。
    ・ここ数年の日本政治で顕著になったのは、右傾化より、プロの論理への信頼感の喪失。アマの論理による選好の拡大。
    ・世界は摩擦に満ちており、互いへの無理解と反感は当分なくなりそうにない。自分の立場を相手にわかってもらおうとするナイーブさはあきらめなければならない。
    ・今の日本に感じるのは、自らが弱者であると認識する人々による、弱者の論理の奪い合い。

  • 【目次】
    はじめに――イデオロギー闘争から取り残された人々へ

    ■1 不毛な左右対立を超えて
    コンパッションの思想とは
    自由のあとに来るもの――時代性の中のリベラリズム
    リアリズムという宗教
    総理の靖国参拝をどう考えるか
    弱者認識の奪い合い
    日本の右傾化?

    ■2 日本政治を可視化する
    野党再編について
    戦後リベラリズムの担い手としての統治利権
    「維新」と反エスタブリッシュメント感情
    アベノミクスの歴史的位置づけ
    歴史的偉業とは何か
    開かれた保守の外交政策
    「ちゃんとしている仮説」――自民党圧勝のアベノミクス選挙を振り返って

    ■3 地方、女性、非正規
    地方経営における共感と想像力――「維新」が回帰すべき方向
    地方創生について
    非正規労働者に未来を
    共和主義者のジェンダー論

    ■4 外交・国際情勢
    集団的自衛権論争の本質
    闘え左翼、ただし正しい戦場で
    Gゼロの世界
    ガザと中東和平について
    ロシア/ウクライナについて
    ロシアのG8追放は禍根を残す
    日韓関係の未来
    日米同盟と沖縄
    沖縄県知事選とアメリカとの付き合い方

  • 入門というより様々な分野を網羅的に扱った総論。正直かなり難しかったが、今までにない視点を提供された感じはある。

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