死のドレスを花婿に (文春文庫) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • デビュー作らしい。
    意外性は無く、一章二章共に長すぎる感はあったが、この作品でも映像作品を見てるかのような感覚。
    章立ての構成も練られていて、ピエールルメトールの特徴とその手腕はこの時点で既に発揮されていて、これがカミーユ警部シリーズへと更に進化していくのだなと妙に納得。
    ところでソフィーは完全に父親似ですね!

  • どうやらこれが1作目らしい。これも『その女アレックス』級の大どんでん返しが!?途中、あまりのひっくり返りようで休憩が必要だったくらい・・・。とにかく面白かった!!

  • 2022/9/21 Amazonより文藝春秋ポイント還元キャンペーンにて784円(392pt)でDL購入。

  • ルメートル、万歳!

    この人の3部作関連でまだ、がっかりした記憶がない。翻訳の順番ではなからネタバレされてしまった私にとってのプチトラウマ作品、悲しみのイレーヌ以外は。

    138ページからの大変換がめちゃくちゃすごい。それまでの妄想展開が一気に悪意に彩られて、正直それまで主人公に抱いてた気持ちに謝っちゃう。ごめん。でもそれもきっと、ルメートルの術中にはまったってことなんだろうなあ。
    それで?それで?と、ページをめくって、文字通り誰も信じられない展開に。

    ギリギリまで翻弄されて、最後にはえっ、というほど突き放した冷たいエンディング。ほんと?どっかに救済ないの?え、ないのかそうか。…これは…まあ仕方ない。けどまあなんとも、やるせない。

  • 読後感がイヤ〜な感じのミステリのことをイヤミスというそうだが、このピエール・ルメートルという作家のミステリはどれもそのイヤミスに当てはまる(といっても読んだのは4冊目だけれども)。

    第一部では精神的にも肉体的にもどんどんと追い詰められていく主人公。そして第二部ではその裏にあった驚愕の陰謀が明らかに。そして、第三部、第四部では……。

    しかし、読み終わったら爽快感が得られるという類の話ではなく、人間について考えさせられる。

    ヒッチコック的なミステリというのはまさに当たっていると思う。

  • 面白かった。
    嫌な気分になる話だけど、あの展開には驚いた。

  • ストーカーの心理描写というのはこんなものなのだろうか。勿論経験がないからわからないが、凄まじい異常性を感じる。
    「その女アレックス」のような仕掛けのあざやかさはないけれど、異常心理の織りなす世界をいかにもありそうに描いてるところは上手いと思う。

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ピエール・ルメートルの作品

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