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- / ISBN・EAN: 4902370529203
感想・レビュー・書評
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稚拙なテキストに加え暗夜はシナリオが虚無でこんなに文字を追うのが苦痛なゲームだったとは。戦争って何だっけ?
FEとは何か違う種類のキャラゲーに思える。メインシナリオの意味不明な言動にさえ目を瞑れば(…)キャラは魅力的だし暗夜軍はヤバい奴ばかりなの好き。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
白夜攻略済。
透夜√に繋ぎたいがためなのだろうが(だったら何故DLCにしたし)白夜・暗夜共兄妹設定が雑。
その他の設定も展開も杜撰。
手を汚す前に敵の方から身を差し出してくる、アクアに何度も叱咤される顛末は男主人公ならモヤモヤするのでは?
キャッスルでのナデナデやお風呂でどっきり必要なかったのでは?とも思う。 -
ストーリーは意味不だったけど戦闘が楽しかった。
港の防衛戦とかね…。
アイテムじゃぶじゃぶ使えば慣れてない人でもクリアできる難易度。 -
クリアすることがタスクに感じてしまった。あまり楽しめなかった。
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エンブレム初心者でCM見て暗夜買って撃沈した馬鹿です。
SMRPG初心者は白夜を買いましょう。
まあ、なんとか、マークスマニキを旦那に迎え、クリアしました。
んで、ただいま透魔攻略中。
いやー、楽ですね。暗夜はワンターンに半数死滅とか哀れなことになっていましたが、今回は火力をつけられてます。アクアちゃんが最強なのはいかがなものなのか…
先日、ミドリコを従兄に嫁がせました。 -
【キャラ描写に難があるキャラゲー、あるいは良質なシミュレーション RPG】
◆物語☆
シンプルに「酷い」と言える。
まず、物語の進行をキャラクターの会話だけで行っている点。
これは他の RPG においてはそれほど珍しいことではないが、
ファイアーエムブレムシリーズは、様々な種族、国、身分のキャラクターが多数登場する群像劇的な側面が強いため、
それを俯瞰してユーザに説明できるナレーションパート無しで物語を進めようとすると、
どうしても説明的で臨場感に欠けるセリフが増える。そのセリフ回しも上手とは到底言えないものなのがまた残念。
そしてもう1点。
世界観設定そのものにトンデモな部分があって全体的に説得力が不足している。
ユーザから見ると「なんだこりゃ」な場面を登場キャラたちがすんなり受け入れていくため、
他人事のように感じられてしまう。
これら2点が不幸にも絶妙に絡み合い惨憺たるモノになっている。
特にユーザにとって最も大事な "つかみ" の部分、無章(いわゆる序章)〜6章の流れがひどく、
いきなり現れる人、いきなり死ぬ人、いきなり破壊される街、いきなり変身する人、
とユーザへの説明もそこそこにした急展開が連続して続き、
そのフォローもないため感情移入できる余地がゴリゴリ削られる。
そんな状況で「暗夜か白夜か選べ」と言われても「どっちでもいいんじゃね?」くらいの感想しか生まれず、
葛藤もへったくれもない。
せっかく "if" の名を冠した二者択一の場面なのにこれはあんまりである。
というか二者択一を迫る場面がここしかなかったのも不満。
(細かい部分では他にもなくはないが…)
キャラメイクできるゲームならもっと主人公=ユーザが物語に干渉できる場面があってよかった。
ついでに1つ。
セリフ回しのひどさにも絡んでくることだが、キャラ付けがひどい。
ツンデレとかロリババアとか変な口癖とかそういうものが存在するのは一向に構わないが、
それらの自分の特徴ばかりを口にするというのが非常に不自然でげんなりする。
一発当てたがっているお笑い芸人を見ているようであった。
芸人ならカメラが回っているところでキメ台詞の1つでも出してみるのは問題にならないだろうが、
ユーザの目はカメラではないし、登場キャラは芸人ではなく、その世界に生きている普通の人のはずだ。
キャラクターのオンの表情、オフの表情、両方が見えてこないと、
そのキャラを生きている人として扱うのは難しい。
支援会話を進めていけばそういう部分がちゃんと見えてくるキャラクターもいるが、
そもそも初対面からキツい言動のキャラが多いので、そこから先を見たいと思えるかどうかかなり怪しい。
このような状況なので、
口数の少ないキャラクターが相対的にマトモに見えるという極めて残念な現象が起こっている。
FE がキャラゲー寄りになるのは悪いことだとは思っていないが、
キャラゲー化するならなおのことキャラの描写に気を配ってほしい。
◆映像☆☆☆
3Dモデルの出来自体はイマイチ。
ただ、戦闘シーンのモーションはみんなかっこいいし、
攻陣や防陣発動時の共闘演出もアツくて良い。
あと各章のマップについていちいち律儀に 2D マップと 3D マップを用意していて、
ちゃんと 2D マップの変化がバトルシーンの 3D マップにも反映されているのは見応えがあってよかった。
昔は汎用の背景が何種類かあるだけだったから、こういう変化はけっこううれしい。
◆音楽☆☆☆☆☆
抜群に良い。
メインテーマの主題が各所に散りばめられており一定の統一感を出しているが、
それでもそれぞれ没個性化することなく印象的で聴き応えがある。
とにかく大変素晴らしいので他に言うこともない。
サントラが楽しみである。
◆操作☆☆☆
さすがに任天堂が抱える老舗ブランドなだけあって操作部分に致命的な粗はない。
個人的に特に評価したいのはチュートリアルで、
ゲーム開始直後からほとんどユーザの操作を奪っていない(※ムービーパート除く)。
下画面に説明を出しながら、「あとは動かしてみてね」という、良い意味で雑なつくりには大変好感を持てた。
逆に気になった部分としては、チュートリアル以上の情報を知るすべがないこと。
基本的な操作を覚えるには問題ないが、例えば追撃の発生条件、特攻発動時のダメージ計算など、
のちのち知りたくなる情報にアクセスできない。
電子説明書には書いてないしゲーム中のヘルプにもない。
さすがにこれらを「触って覚えろ」は無理があるし、どこかに記載してほしかった。
というか電子説明書が雑すぎ。これは悪い意味で雑。
もう1つは、ボタン操作またはタッチ操作いずれか一方のみで操作が完結しないこと。
ユニットの選択や移動はボタンでしか行えず、武器やスキルの性能確認はタッチでしか行えない、
というのは少々テンポが悪い。
イフパルレ以外はすべてボタン操作で完結できるようにすることも可能だったのでは…と感じる。
最後に、戦略シミュレーションとしての感想を少し。
結論から言って大変良くできていると感じる。
レベルデザインはよく練られていると思うし、
今回新たに搭載された攻陣・防陣システムと、それに伴う救出システムの発展的消滅もかなり上手く機能している。
耐久度消滅によって今までと違った味付けをされた各武器についてはまだ改善の余地がありそうだが、
それでもプレイしていて十分すぎるほど楽しめている。
『暁の女神』以来久しぶりに新作の FE を買ったが、素直に買ってよかったと思える。