- Amazon.co.jp ・電子書籍 (209ページ)
感想・レビュー・書評
-
第1部→考える、第2部→伝える、の2部構成になっている。まず定番のフレームワークを紹介するところまではよくある内容だが、その後、特にピラミッドストラクチャーを作りながら論理思考をトレーニングするための例題がいくつか用意されている。グロービス受講生の解答例と添削、講評も複数人紹介されている。
実際に頭と手を動かしてやってみるとよい。ドリル的に手元に置いて繰り返すのがよさそう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
フレームワークとどう向き合うかが書かれている。
「なんでもかんでもフレームワークに落とし込めば良い」という訳ではないということがわかる一冊。具体的な事例を混じえながら解説しているため、活用方法がイメージしやすい。 -
頭がいい人の「論理思考」の磨き方
著:渡辺 パコ
論理思考が苦手なのは、能力の問題ではなく、それを身に付ける機会に出会えなかったことによる。論理的なコミュニケーションはビジネスの正確さとスピードを高めることが、さまざまな分野で確認されている。さらにグローバルなビジネス環境では、論理思考なしにはコミュニケーションは困難を極める。
本書は、多くの演習と、それへの仮定の受講生の回答と著者の回答から以下の6章から「考える」「伝える」の分けて紹介してる。
①論理思考ができると仕事はどう変わる?
②論理思考のツール
③思考をドライブするための手法
④実践!考える力のトレーニング
⑤伝える力を生み出すステップ
⑥実践!伝える力のトレーニング
論路思考を基礎から始めて実践できるまでを網羅している一冊。しっかりと本質が抑えられており、飛躍感を感じず丁寧なステップを重ねて身につく構成となっている。
一度身につくとずっと使えるというような自転車のようなスキルではないものの、知ってると知ってないでは雲泥の差でもある。
もちろん知っていると使いこなすことができるも同様の差が生じるものの、やはり意識して使うことで習慣付けることができる。時折基本を確認しながらそれを実践で試すということで確認しながら自分の当たり前につかうモノに定着していくことが論理思考のスキル獲得の早道なのかもしれない。