マリファナも銃もバカもOKの国 言霊USA2015 (文春e-book) [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • いつもどおりのおもしろさ。
    いつも書くけれど、アメリカのこと少しは知ってる気になっているけれど、まったく知らないなーーーとやっぱり思った。やはり住んでいないとわからない。在住者の町山さんならでは、なんだろう。あと、町山さんがアメリカの映画やテレビや若者文化みたいなものにも造詣が深いっていうのもポイントなんだろうな。

    わたしが今回けっこう驚いたのは、作家アン・ペリーが実際に殺人を犯したことがあるって話で。これは常識なんだろうか。。。

  •  この本は、週刊文春「言霊USA](2014年3月13日号~2015年3月12日号)の連載に加筆・修正をしたものだ。日本に伝わってくるアメリカ像とはまた一味違ったアメリカの姿が見えてくる。知らないほうが幸せだったかもしれない。


     読んでいくと、共和党大統領候補指名に近づいているドナルド・トランプの暴言の連発もかわいいものだと思えてしまうようなものがあふれている。一般のアメリカ国民は過激な言動に慣れているので驚かなくなっているのかとふと思った。


     下手なコミックを読むよりも笑えるリアリティー。これでよく、テクノロジーで世界の先端を行く国と言うのが不思議だが、ものすごくできる人もいるから成り立つのだろうなあ。

著者プロフィール

1962年生まれ。映画評論家。1995年に雑誌『映画秘宝』を創刊した後、渡米。現在はカリフォルニア州バークレーに在住。近著に『トランピストはマスクをしない コロナとデモでカオスのアメリカ現地報告』(文藝春秋)、『映画には「動機」がある「最前線の映画」を読む Vol.2』(集英社インターナショナル)、『最も危険なアメリカ映画』(集英社文庫)、『町山智浩のシネマトーク 怖い映画』『町山智浩の「アメリカ流れ者」』(スモール出版)などがある。

「2021年 『町山智浩のシネマトーク 恋する映画』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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