プリデスティネーション ブルーレイ&DVD セット (初回限定生産/2枚組) [Blu-ray]
- ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント
- Amazon.co.jp ・映画
- / ISBN・EAN: 4548967191578
感想・レビュー・書評
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SFアクションと思ったら、バーテンダーと客との会話が延々と続くので驚きます。とても思索的、パズルみたいですね。原題の「輪廻の蛇」はおのれの尻尾を喰う蛇を意味します。でも、その蛇はもともと親から生まれています。このドラマでは起点がどこにあるのでしょうね。組織の上司ロバートソンがこの輪廻に関わっていると、物語としての完成度は高まります。そもそも、組織のメンバーは11人いて、時空の歪みを修正しているといいますが、NY市爆破事件に何故そこまで関わるのか?もっと他にすることがあるだろう、というのが素朴な感想です。
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なんの予備知識もなく見るのがおすすめ!
面白かった。 -
自身から生まれ落ちた自分を傷つけて惑わせて今の自分自身を作り上げていった。
そんな自分こそが時に爆破魔であり、時に捜査官でありながら、時間という無限回廊を彷徨い渡っていく。最終到着点は自身の未来図を全否定という結末…
「卵が先か鶏が先か…」自分を孤児にしたのは自分の判断であったし、自分に自分を出会わせたのも自身で仕組んだ事であった。現在の自分こそが自分の生みの親であり、自分を苦しめて自分を不幸にした張本人であったなんて酷すぎる話だね。 -
SFと思いきや超ド級のヒューマンドラマ!WOW!!
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最初、サブ主人公?の身の上話をするシーンがあるのだが、そのあたりはつまらなくて正直この映画外れだな、と思った。
しかし、ラストはそのシーンをしっかり把握していなければこの映画を楽しめないほどフラグを回収しまくる!
え、そうだったの?ええ?!ってなる(笑)
実に深い内容のストーリーでした。 -
「プリデスティネーション」つべ期間限定無料公開。ハインラインSF短編小説「輪廻の蛇」タイムトラベルもの。時々ジョディ・フォスターに見える(私見)役者が壮絶な過去を語る。そしてウロボロス系のタイトル通り、因果の輪は巡っていく。流石SF巨匠ハインライン。面白い。
二つ大きな疑問があって、そこまでやる価値この人にある?(人類滅亡しそうなウィルスワクチン開発者とかなら、まぁ納得)ともう一つは書きにくい。ヒント「やるんか?」でも、この疑問をすっ飛ばさないと成立しない話だし、面白いので文句はない。
原題「All You Zombies」を英語が出来ない私は「全てが貴方の亡霊」的に捉えたが、Zonbiには「変わり者」「奇人」の意味もあるようなので、そっちのがしっくり?久々の正統派SFを堪能した。 -
爆弾魔阻止!からの、なぜか始まる酒場での数奇な運命語り。はて?これはいったいどういう話なの?からの、いきなりのタイムワープ。不可思議な展開に頭が追い付かない!!どうなるの?どうなるの?って感じで途中で止めることができなくなってしまった。見終わってみればあまりの辻褄合わせにびっくりなわけだけれども、どうしても納得できなかったのは、それでどうして爆弾魔になっちゃうの?ってこと。その経緯がよくわからない。あの爆弾の破片に何かヒントや意味があったのかな?あともうひとつは、局の目的はいったい何だったのか?ってこと。
そこだけクリアになれば、本当によくできて面白い作品でした。
さてさて、これから解説探し回ります。 -
タイムリープものとしては面白いのだが、全体的に気持ち悪いという印象を受けた。あまり好みではないが、人には勧められるほど、しっかりした脚本。組織自体は謎だが。
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スペイン語版。CMでこの映画のすごさは伝わらない。脚本賞を受賞したオーストラリアの「輪廻の蛇」をベースにされた作品。一言でいうと「一人の少女の孤独な人生ストーリー」。キーワードは「時空移動」。
観終わった後、リアルに言葉を失って「ええええ」とか「はあああ」とかしか口から出てこなかった。時空を移動するための装置はめちゃくちゃシンプルなのに、脚本がすごい組み込まれている。オープニングから伏線バンバン引いてる。最後ほんとに衝撃だった。ちょっと訳わかんなくて2回も観た。
”DESTINATION”は「ある目的のために使われるもの」、「人をある特定の場所に、仕事や活動のために派遣させる」、「最終地点」を意味し、”PRE”はラテン語で「前」を表す。ゆえに”PREDESTINATION”は「前もって運命を決める」みたいな感じ。映画鑑賞後、これらの意味合いを丸ごと理解する。
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【Original】Predestination【Spa】Predestinacion
【Language】 Spanish
【Directed】The Spierig Brothers
【Produced】The Spierig Brothers, Tim McGahan, Paddy McDonald
【Screenplay】The Spierig Brothers
【Based】"—All You Zombies—" by Robert A. Heinlein
【Category】SF, Drama, LGBT
【Release】2014
【Starring】Ethan Hawke, Sarah Snook, Noah Taylor
【Country】Australia
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ハインラインの『輪廻の蛇』を原作としたタイムマシンSF。バーでの何気ない会話から、時代を超えて、ジェンダーを超えて広がっていく数奇なディスティネーションはまさにタイトル通り。「卵が先かニワトリが先か」考え始めると訳が分からなくなる。けど、サプライズにつぐサプライズの果てに見事なウロポロスとなって幕を閉じるシークエンスは見事。その分、肝心のテロの顛末の方がやや疎かになってしまったのは残念。☆4
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ネットで視聴(英語字幕)
原題:Predestination
「ガタカ」と同じく、登場人物がほぼ3人だけの低予算映画ながら、非常に濃い内容のSF映画。
ハインラインの「輪廻の蛇」が原作とは知らなかったが、邦題もそうしたほうが良かった。意味不明なカタカナ語より、そのほうがよっぽどインパクトがあったのではないか。
●映画の英語
・predestination 運命・宿命
神学上の用語として、運命予定説という意味もある。
・hustle 押し合う、押し分けて進む、頑張る
ジョンとジェーンが初めて出会う、とても印象的で重要な場面に出てくる単語。
雨に降られて駆け込んだ先の街路に立つジョンの背中にぶつかったジェーンが、
"Oh, I am so sorry"と謝った後、"Are you lost?"「道に迷ったんですか」
と声をかけるところから会話がはじまる。
"No, I'm looking for someone. Thanks, I'll just wait "
(ジョン:いや、人を待っているところなんだ)
"Well, you know what they say about good things happening to those who wait"
(ジェーン:待つ人にはいいことがあるっていいますね)
."But only the things left behind by those who hustle"
(ジョン:下記参照)
"I was thinking the exact same thing"
(ジェーン:私もまったく同じことを考えていたわ)
この"But only the things left behind by those who hustle"は、リンカーンの有名な言葉だと映画の中でも説明があるが、意味がわからないので調べてみた。
全体は以下のとおり。
Things may come to those who wait, but only the things left by those who hustle.
(待っているだけの人達にも何かが起こるかもしれないが、それは努力した人達の残り物だけである。)
なるほど。
字幕的には、ここは(ジョン:でも、待っているだけでは残り物しか手に入らない)、とでも訳すのだろう。 -
201701
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原作は未読ですが、いかにもハインラインらしい複雑なタイムトラベルSF。結局3人が○○○○だったというオチにはびっくり1人2役(?)のサラ・スヌークという女優さんの化けっぷりがすごく、本作は、新鮮な彼女の魅力に負うところは大きいです。
タイムトラベルで過去に干渉しまくった結果、原因と結果が逆転して輪廻の輪が永遠に回り続ける。こういう話は初めてではなく、広瀬隆の「マイナス・ゼロ」がそれ。あれを映画化したらこれ以上に面白いSF映画になると思いますが…。 -
えええええ?なにそれ?そんなん出来る?出来るの?無理ー。どんだけ自分スキーよ。もう勝手にしてー。
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『プリデスティネーション』は、2014年のオーストラリアのSF映画。
原作:ロバート・A・ハインラインによる短編小説『輪廻の蛇』
ロバート・A・ハインライン『夏への扉』を思い起こさせるなぁとおもったら。
パラドックスをうまく納得させてしまう、お得意なんだなぁ。 -
【鶏が先か卵が先か】
何重にも仕掛けられたリング。タイムトラベルものにはお約束のアレを破ることで終盤は驚きの連続!
だけど、あの組織が結局何をしたかったのかよく分からなかったのが不満要素。
3.8点 -
どう繋がるの?
いつが最初?
などと、どうしても考えてしまうが
タイムトラベルものは
え〜!って思えば面白いって事(笑)