荒野のグルメ 1 [Kindle]

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感想・レビュー・書評

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  • うまい酒とうまい料理を前に、おっさんが独白する。これが意外と楽しいんだよね。ただね、けっこう一ジャンルになりつつあるんじゃないかっていう、このパターンには、実はもうひとつ必要なものがあると気づいた。それはね、癒されている、という感覚だ。癒しへの共感が、この手のマンガの魅力となっているのだと思う。少なくとも、俺にはね。

     長く続いているドラマ、『孤独のグルメ』のお話を書いた久住氏が原作のマンガだ。ドラマになる前に『孤独のグルメ』は文庫を本屋さんでみかけ、読んでいた。大学くらいの頃だ。文庫だったから、マンガなのに立ち読みできたんだよね。本屋さんに行くたびに立ち読みして、ずっと読んでいたくなって結局、文庫を買ったものだ。で、久住氏原作のマンガならと思い、「花のズボラ飯」や、『野武士のグルメ』も読んでみたものの、『孤独のグルメ』ほどには惹かれなかったんだよね。やっぱり谷口ジロー氏の絵じゃないとだめなのかなぁと思ったものだけど、本書を読んで気がついたのだ。

     孤独のグルメも、この荒野のグルメも、物語の前段に「仕事疲れ」があるんだよね。商談でバリバリ働いているエピソードもあれば、空振りだったなぁ、なんてしんみりしつつ空腹になってたり、いっぱいやりたかったり、というのが共通するところ。野武士のグルメと本書、荒野のグルメはマンガ家さんは同じ人だ。なのに野武士の方は、それほど惹かれなかったというのはたぶん、あちらは定年を迎えてのんびりした中で、いっぱいやりながらおいしいものを一人でいただく、という趣向だからだろう。花のズボラ飯は、女性が主人公だしね。

     孤独のグルメも荒野のグルメも、だいたい俺くらいの、仕事に追われるおじさんの話だ。だからあれこれ共感するし、面白いと思うんだろうね。

     読んでいて、ひとりでカウンターに向かいながら、いっぱいやりたくなったな。

  • 「とりあえずビール」からの居酒屋、定番メニューを称揚してちょっと面白い。

  • 「荒野のグルメ」料理漫画好きの私、久々のヒット。「孤独のグルメ」と同じく久住昌之原作。今度は孤独~と違い、ほぼ同じ小料理屋に通うお酒大好きリーマンが主人公。これ読んで、速攻土瓶蒸し作ったさ(土瓶も松茸もナシですがw)。久住さん原作は安心感があるね。久住さんご本人が既に味ですもんね。

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  • 荒野のグルメ。

    孤独のグルメと違い、飲兵衛課長の居酒屋話。
    課長の心の声が、どうしても孤独のグルメ実写版五郎ちゃんの声で脳内再生されてしまう一冊。

    いいぞいいぞ。

  • 同じような話ばっかといえばそうだけどまあそれもよし

  • 孤独のグルメとは違って同じ店で,酒と肴の組み合わせが変わっていくコミック。
    主人公が通う飲み屋に似ていた行きつけの店は閉店してしまった。それにしてもこの飲み屋安すぎ!

    酒と肴の組み合わせは「ひとり飲み飯 肴かな」と同じものが多い気がする。

    コミック,漫画は買わないのだが,Unlimitedなので借りてしまった。
    第2巻は Unlimitedでは読めない,残念。

  • 常夜鍋食べたい。
    料理に合うお酒も考えたい。

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著者プロフィール

1958年生まれ。マンガ家/ミュージシャン。美学校出身。滝本淳助とは、『タキモトの世界』や「東京トワイライトゾーン」(「タモリ倶楽部」内のコーナー。1989年に日之出出版から書籍化)などでコンビを組んだ。

「2015年 『滝本夢絵日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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