LIFE!/ライフ [DVD]

監督 : ベン・スティラー 
出演 : ベン・スティラー  クリステン・ウィグ  シャーリー・マクレーン  アダム・スコット  ショーン・ペン 
  • ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社
3.78
  • (32)
  • (52)
  • (35)
  • (10)
  • (2)
本棚登録 : 326
感想 : 53
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988142082213

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『LIFE!』二回目の観賞。
    同じ映画を繰り返し観ることってほとんどないのですが、この作品は最初観たときより深く感動できた気がする。
    映画って一回観ただけじゃ理解できませんね(^^)
    まあ単に私の理解力が無いだけですけどっ。

    監督、主演を務めたベン・スティラー。
    白髪が増えてああ老けたなーと思ったけど後頭部がアップになったとき気づく。薄くなってる!ちょっとショック。
    妄想癖のある中年男を時にコミカルに、時にセンチメンタルに演じている。ときおり挿入されるギャグシーンは彼の喜劇役者としての矜持なのでしょうか。
    ヒロインのクリスティン・ウィグ。
    暖かい心と余裕のあるユーモアを持つ離婚したてのシングルマザー。彼女の歌う『スペース・オデッティ』は最高!
    あと超美脚。
    ベン・スティラーが‘幻の25番ネガ’を求めて追いかけるカメラマンのショーン・ペン。
    渋いわー。ちょっとした間や呼吸すらも見逃せない。ベン・スティラーの尊敬する仕事仲間であり、彼が17歳の頃亡くなった父親の影も背負ってるんですね。
    ベン・スティラーの‘電話越しの親友’の役は誰かなーと思ったら『ヤング・アダルト』のパットン・オズワルド!
    出てきただけでホッとする安心感。
    母親役が『アパートの鍵貸します』のシャーリー・マクレーン。妹役がキャスリーン・ハーン。

    主人公ウォルター・ミティの妄想シーンは同じ妄想魔としては覚えがあり、にやり。
    彼が仕事への誇りと想い人の言葉を胸に、未知の世界に文字通り‘飛び立つ’シーンは期待と不安と解放感でドキドキした。
    その後の一歩踏み出さなかったら無かった‘人との出会い’や‘見たことのない風景’、‘発見できなかった想いや事’にいちいち感動。劇場で見たかったーと思いました。

    ラストシーンはさりげなくて微笑ましくて好きです。

  • 内容紹介 (Amazonより)
    『ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日』のスタジオが贈る感動のヒューマン・アドベンチャー

    人生を変える、壮大な旅が始まる!

    映画の言葉“世界を見よう――そして感じよう それが人生の目的だから”

    <ストーリー>
    地下鉄に乗って雑誌「LIFE」の写真管理部に通勤しているウォルターは、何ひとつ変わりばえのない日々を繰り返している。彼の唯一の趣味は、虚しい現実から逃避して突飛な空想に浸ること。ある日、ライフ誌最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気づいた彼は、一大決心をしてカメラマンを探す旅に出発する。そのありえないほど波瀾万丈の冒険の道のりは、彼の人生を一変させていくのだった……。



    映画を観終えて 充実した人生を送るのに行動することはとても必要だなぁと改めて思いました。
    今はコロナのため なかなか外へ出掛けることは出来ませんが 学生の頃に聴いていた音楽を改めて聴いてみたら やはり今聴いてみても好きだなぁと感じたり 洋画を字幕で観たりして...慣れるとそれほどしんどくはないなぁ...と感じたり...
    この映画は主人公を岡村隆史さんが吹き替えをしているけど レビューがあまり良くなかったので字幕で観ました。
    大阪弁らしいんですが どんな感じなのかちょっと気になりますね...

  • ウォルター・ミティ(ベン・スティラー)は、毎日、ニューヨーク郊外から地下鉄に乗って雑誌「LIFE」のオフィスへ通勤、そこで地味な写真整理の仕事をしながら、何ひとつ変わりばえのない日々を繰り返している。
    不器用な性格ゆえに人付き合いが下手で、密かに熱烈な想いを寄せている経理部の同僚シェリル・メルホフ(クリステン・ウィグ)に話しかけることもままならない。
    そんな彼の唯一の趣味は、虚しい現実から逃避して突飛な空想に浸ることだった。
    空想の世界では、勇ましいヒーローに変身して大活躍、また世界中のありとあらゆる場所で胸躍るアドベンチャーを繰り広げることもできる。
    それがウォルターにとって退屈な日常をやり過ごすための唯一の手段であった。
    だが彼がふと我に返ると、厳しい現実が待ち受けていた。
    時代が要請するデジタル化の波に抗えず「LIFE」は経営が悪化、新たなボスはリストラの対象としてウォルターに目をつけていたのだ。
    そんな中、ウォルターは「LIFE」最終号の表紙を飾る大切な写真のネガがないことに気付く。
    クビを恐れた彼は、冒険家でもある著名カメラマン、ショーン・オコンネル(ショーン・ペン)を捜し出し、直接ネガのありかを聞こうと決意。
    こうしてウォルターははるばる北極圏のグリーンランドにやってくるが、あと一歩のところでショーンに追いつけず、波乱に満ちた旅の継続を余儀なくされてしまう。
    空想の中で最愛のシェリルの助けを借り、ありったけの勇気を奮い起こしてアイスランドの火山地帯を訪れるウォルター。
    しかし、突飛な空想をもはるかに超越したこの壮大なる現実の旅は、彼の人生を一変させていくのだった……。

    空想癖のある引っ込み思案な主人公ウォルターが、紛失した雑誌の最終号の表紙のネガを求めて世界中を旅していく内に、成長していくというストーリーを、ヘリコプターから見下ろすグリーンランドの大海原やスケボーで駆け抜けるアイスランドの山岳地帯やヒマラヤ山脈の絶景などの広大な自然の絶景、ウォルターのユニークな空想シーン(ニューヨークの街で車を飛び移りながらイヤミな上司と戦うなど)を絡めて描いていて、空想から一歩踏み出せば自分も世界も変わるということ、ネット上で様々な情報を知ることが出来る世の中になってもちゃんと自分の目で見て聞いて感じることの大事さを学べる映画です。
    写真家ウォルターが撮った写真に写っている「人生の真髄」は、平凡な人が毎日の生活を大事に生きることの価値が、そこにあります。

  • 不思議な映画に思えた。
    ウォルターというオトコの声が、岡村隆史だからかもしれない。
    ウォルターと言うオトコの生真面目さと声があっていない。
    その上、大阪弁と言うのがいいなぁ。このバカさ加減。
    にもかかわらず、内容は いいのだね。
    ウォルターは、シェリルに惚れるのだが、すれ違う。
    ライフの最終号を飾るショーンの25番のネガを探しに、
    ウォルターは、ショーンを見つけようとする。
    グリーンランド、アイスランド。
    嵐の海にゆれる船にヘリコプターから、飛び移る。
    海に落っこちるウォルター。鮫に襲われる。
    ウォルターは、冒険家になるのだ。
    これまでの映画のパロディになっている。
    ウォルターは、スケボーが特技。
    この冴えないオトコが、スケボーと言うのが、またミスマッチ。
    かっこ良く、誰もいない道を 滑っていくシーンがいい。
    カメラマン ショーンを アフガニスタンにみつけるのだ。
    ショーンは 雪豹/ゴーストキャットをカメラに収めようとしていた。
    25番のネガにはゴーストキャットがうつっていると言う。

    ライフのスローガンが 実にいい。
    To see the world,
    To see behind walls,
    To draw closer,
    To find each other and to feel.
    That is the purpose of life.
    うまく、言葉が ちりばめられる。
    25番のネガが ライフの最終号の表紙を飾る。

  • 主人公のマンガのような冒険旅行は楽しく、アイスランドやヒマラヤの風景がひたすら壮大で美しい。自分探し系のよくあるトラベルムービーの外見ですが、平凡な生活を送っていた彼が勇気を出して冒険的な行動へと踏み出す理由が彼にはあったわけですね。

    ショーン・ペンが演じる写真家がいったいどんな写真を撮ったのかが本作の最大の焦点なわけですが、このオチがまた素晴らしかったです。結果的に彼は冒険に出なくてもこの写真は手に入ったわけですが、たぶんそれは違くて、彼が冒険をしたせいで、あの写真にこめられたメッセージをよりかみしめられたのでしょう。

    音楽も良かったな。ボウイの「スペース・オディティ」だけでなく、アイスランドのシーンでかかるオブ・モンスターズ・アンド・メンが秀逸だし、エンディングのホセ・ゴンザレス(←初めて知った)の曲も良かった。

  • 主演がベン・ステイラーとくればコメディ映画であると先入観がそうさせるのですが、これはちょっと違ったなぁ~だから無理やり吹き替えを間の抜けた関西弁に変えるなんてどうかしている。笑いを取らないベンの作品が売れたかどうかは記憶にないくらいだが、無理やりこれはないでしょう。字幕だと普通の作品なのに…

    「LIFE!/ライフ」
    https://www.youtube.com/watch?v=xN0Q6A-7I_M

    競演にショーン・ペンとシャーリー・マクレーンの大物二人。これでおバカちゃん映画にするわけがない。シーンごとにコメディタッチに描かれている部分もあるが、どこかほっこりできるいい作品です。最後のショーン・ペンからの贈りものを何かわかったときは本当ににんまりできるもんなぁ~

  • 中年の冒険っていうのがいい。やらずに諦めていたことをやってみる主人公、それを見守る周りの人達と、自分の年齢と近いからかいっそう感動的。
    コメディテイストではあるけど吹き替え版の岡村隆史の関西弁は違和感ありすぎてストーリーが頭に入ってこない。個人的には「ビートルジュース」の西川のりおを越えた(笑)
    映画の内容に戻るが、鑑賞者に妄想癖があるかどうかでも評価が変わりそう。ただ「そうできたらいいな」という都合のいいことを考えるだけで、怖じ気づいて行動しない主人公に自分を重ねてしまうとまんまと泣きそうになる。

  • 《虹を掴む男》のリメイクだそうだ。妄想癖もここまでくるとスペクタクルである。妄想なので話があり得ない調子の良さで進んでいく。また現実の話もそれにつられて不自然な展開だ。ヒマラヤの頂上近くでケータイを使っているというのはどうなんだろう。結局は夢オチ、妄想オチであまり好きにはなれない。

  • 洋画を観る時にそのままで観るか吹替えで観るか、DVDなら選択が出来ます。

    気に入っている俳優の演技を堪能したい、物語の臨場感なりをより感じたいのなら、そのままで観る。アクションやコメディなどの多少のセリフを見落としても楽しめるのも、そのままで観ます。

    ストーリーが複雑なサスペンス等は吹替えで観た方が理解しやすい。あとは興味のある俳優やタレントが吹替えをやっている場合も観たりします。

    この映画、最初 ストーリーが細かいかなと思って吹替えで観てみました。聞き覚えのある声、でも、主演のベン・スティラーと噛み合っていない感じがしました。モンスターズ・インクを思い浮かびました。吹替えみてガッカリするパターン化と思い、音声を元のままに替えました。同時に字幕付きにしました。

    すると、シックリときて、すんなりとストーリーに入っていけました。

    観終えてから、調べると吹替えはお笑いタレントの〇〇さん。彼のファンならすんなりと溶け込むかもしれません。でも、個性の強いタレントさんは声からその個性のイメージが湧き出る。ベン・スティラーの映画でなく、ベン・スティラー役の〇〇の映画になってしまう。

    途中で飽きを感じさせたりもしますが、ストーリー的には悪くないです。お洒落な形でのエンディング。そのエンディングで映画そのものの〆となった感じがします。

  • 何もかもイヤになったときに観ようと決めていた本作。ついに観てしまった。

    主人公は有名な雑誌を出版する会社に勤める「ネガ管理担当」。
    父が早くに亡くなって早くから働きに出なければならなかった彼は、毎日きちんと家計簿をつけるような堅実家でありながら、日常のふとしたキッカケで空想をしてしまう妄想癖の持ち主。ある日、勤務先が買収されることとなり、長年携わってきた雑誌が廃刊になることが決定してしまう。最終刊の表紙は、雑誌に長年貢献してきた写真家が撮った、いわく「人生の真髄」たる写真を掲載するはずだったが、肝心の写真が届かないーこのことをキッカケに、「ネガ管理担当」として最後の写真を手に入れるべく、空想と妄想と現実の世界を飛び回る、主人公の冒険の旅が始まるー

    この映画の何が一番刺さったかって、「ライフ誌」の標語だよね!
    To see the world,
    Things dangerous to come to,
    To see behind walls,
    To draw closer,
    To find each other and to feel.
    That is the purpose of life.

    この映画も、まさにこの言葉を体現するために作られたようなもの。
    人生をちょっとだけ俯瞰的に感じさせてくれて、外の世界に一歩踏み出せそうな気にさせてくれるこの標語。是非座右の銘にしたい。(長くて覚えられないけどね!)

全53件中 1 - 10件を表示
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×