リスを実装する (Kindle Single) [Kindle]

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著者 : 円城塔
  • 2015年4月26日発売
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (18ページ)

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リスを実装する (Kindle Single)の感想・レビュー・書評

  • 発売時にそのタイトルに惹かれたものの、つい読むのをのびのびにしていたもので。

    「実装する」はオンラインゲームを楽しむ人や、プログラムを組まれる人にはなじみのある語だろう。タイトルに使うということで奇想っぽい演出の意図が優先しているのかと思ったらかなり違った。タイトル通り、「リスを実装する」お話。

    実装されたリスの機能分割をまじえた描写も面白く、リス一辺倒の話かと思って読み進めたところ、それを扱う人間の人生が現れる。エモーショナルに書けばいくらでも寂しさあふれる斜陽的な小説として書ける素材だけど、本来小説を記述するものではない表現で書かれることで、突き放したドライな感触と、別な形でのリアリティが現れるのが面白かった。

    それにしても円城作品って、読むといつも、主人公の置かれた周囲数メートルの環境以外は白バックの何もない空間でことが起こっているように思えるのはなぜだろう。

  • 30分ほどで読み終えた。
    だからといって、内容が薄いわけでもなく、
    短い小説に細かい仕掛けがあり、
    読後すぐに再読したくなる。
    円城塔さんの入門的な小説だと感じた。
    これが面白いと感じれば、円城塔さんの
    他の作品も楽しめると思う。

  • dream=0,-1...現実と夢の違いはそれだけ。

  • 円城塔: リスを実装する

    プログラムでリスを実装したとして自律キャラクターの動作がディスプレイの映像としてではなく、出力がテキストログだけだとしても、リスの主観的な暮らしは何ら違いはないはずである。「リスがどんぐりを拾った」というログが読まれればプログラムの内部状態がどうあれその森にはどんぐりがあり、それをリスが拾ったことには違いない。

    掃除機から始まった機械による自動化がすすむ社会の中で、自動化をすすめては自分の仕事が奪われ続ける男が趣味で作っているそのリスのログを眺めている様の文章を読者が眺める。という二重構造の話と解釈しました。

  • 実装する、って文字通りの意味だったのね。これはその世界に携わる人しか意味がわからないだろうと思う。わかると結構面白いとは思う。何故ならリスと人間は違うからだ。

  • 不思議なものを読んでしまった。いろいろなことが細く描写されているのだけれど、現実とコンピューター内の仮想現実プログラムとが混ざり合っていて、何が本当で何がプログラムなのか、先を読み進めるのがちょっと怖いような…

    これはなかなかの新感覚。
    (Kindle Unlimitedにて)

  • ソフトウェア・エンジニアには馴染みのある単語やらがいっぱい^^ でも,中身はなんだかよく分からないような。

  • KindleSingles。
    いやあ・・・
    まったくわからない。
    何を言っているのかまったくわからない。
    画が頭に浮かんでこない。
    ここまで浮かんでこないのも珍しいくらい浮かんでこない。
    が、それでも割と面白いと思っちゃったのはなぜだろうか?
    文章が詩のような雰囲気を出しているからだろうか?
    なんとなく音楽的というか・・・
    英語がまったくわからないのに洋楽を聴いてなんかいいなとか思う感じかしら?
    まあそんな感じで意味はまったくわからんけど嫌いじゃない。
    でも長編だったら途中で読むのをやめちゃったかな。

  • 軽そうな本なので読んでみた
    軽く楽しめた

  • 実装する。プログラムを組む側にいるものとして、わかるような気もする。

  • 本自体は短い。独自の言い回しと、比喩が興味深い。

  • 初めて円城塔を読んだ。不思議な作風なのだなあ。
    様々なものが自動化される社会において、男もまた自動化を繰り返し、仕事を失うことを繰り返し続けている。読者が男を観察するように、男もまたリスを観察しており、終わりのない螺旋を見ているようだった。

  • 短編だけどなかなか面白かった。技術者ならよいのでは。

  • 自分もプログラマーなので書いてあることは理解できるのだけど、何を表現しているのか、うまく物語にシンクロできなかった。

  • いつだって、1番のロマンチストはSF作家なのだ。

  • 円城塔新作。
    タイトル格好いい。

  • 自動化するということについて。あるいは、されるということについて。

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