アンナ・カレーニナ [DVD]

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監督 : ジョー・ライト 
出演 : キーラ・ナイトレイ  ジュード・ロウ  アーロン・テイラー=ジョンソン 
  • 松竹 (2015年8月5日発売)
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988105070745

アンナ・カレーニナ [DVD]の感想・レビュー・書評

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  • ●ロシアの偉大な作家レフ・トルストイが書いた『アンナ・カレーニナ』を基に、『プライドと偏見』『つぐない』などの英国の監督ジョー・ライトが撮ったのは、美しく貞淑な妻アンナが若い美男の将校ヴロンスキーと恋に落ちた事から始まる悲劇。
    ……と記述したら高尚な雰囲気だけど、うん、ポンコッツな男女たちのソープ・オペラじゃろこれ。いやむしろ、大衆に受ける物語の原型(のひとつ)だからこそ後世に残るのか? 我が国にも近松とか源氏とかありますし。トルストイ大先生の原作はもっと深い筋立てかつ人間模様を描いてらっしゃるのでしょうが、この映画はそんなに原作のニュアンスを変えてはいないんですよね? ね??←だってどっかの批評にそうかいてあったんだもん(惰弱)

    ●では講評。
    アンナ:キーラ・ナイトレイ
    そもそも本作品、キーラ主演じゃないと観てねえよ!
    ……ああ私が彼女に恋したのはいつだったでしょうか。エリザベス・ベネットの時、それともスワン? 『ベッカムに恋して』の時もかわいらしかったのう…! エラ張り角顔だろとかスッピンはやっぱりアレとか言う連中の目は節穴なんだよちくわの穴みてえなもんだよばーかばーか!(※他人様と美の基準が違うからと言って罵倒してはいけません。ごめんなさい。)
    本作の彼女は期待通りの美女です。そしてバカ女。てめえ、瀕死の時は大反省したクセに、復活したらなんだその寝言はッ!!!??(゜Д゜#)
    …でも美女なんだから仕方ないね。すき。

    アレクセイ・ブロンスキー伯爵:アーロン・テイラー=ジョンソン
    アンナの不倫相手。なんだこの頼りなさげなチョビ髭の金髪の小僧は。どこがいいんだよ。まあ彼女が恋に落ちたんなら仕方ない(盲目)…あら『キック・アス』の子なの? じゃあ仕方ない(掌返し)
     
    スティーヴァ・オブロンスキー公爵:マシュー・マクファディン
    アンナの兄で浮気者。『プライドと偏見』ではキーラの相手役で、『大聖堂』の神父様(でしたよね?)
    本作では、いちおう大事な脇役だとは思います。思うんですけどね? …どうしてこうなったァ!(白目)←かつてのダーシー役がいまだに脳裏によぎるゾンビの寝言。

    カレーニン伯爵:ジュード・ロウ
    誰だこの貧相な碇ゲン×ウもどきは? まあ寝取られ夫の割りに、微妙に魅力がないこともないわねえ、と思ったこのキャスト。
    ……………これが今回最大の爆弾だよ。
    お若い方は知りますまいが、その昔ジュード・ロウと言えば美青年の代名詞だったんですよ、問答無用の美形だったんですよ、それがどうしてこうなったァア!(2回目そして白目) まじで全ッ然気づかんかったわ…ED字幕で声上げたわ……。
    …まあ演技力が高いって事ですかね。ですよね?


    ●最初のシーンで「こりゃ向かんわ」と思った人は、とっとと見るのをやめるべき。時間の無駄です。
    私には、大仰な舞台装置と華麗な衣装が目の正月な作品でした。
    嫌なキャラ? うん、主人公がばかだね! でも美女だから!←ばかの言い草。
    ジョー・ライトの作品を観るのはこれが3作目ですが、なんだかちょっと惜しいと感じます。メジャーにはなりきれないと言うか人を選ぶと言うか。嫌いではないんですが。
    次は『ハンナ』を観る予定です。どうかな?

  • 原作に比べると、だいぶ繊細さに欠けちゃってるなぁ・・・。全体的に登場人物の描き込みが薄くなっている気がしたのと、映像表現は素晴らしい部分もあるけど、少しやり過ぎな部分も感じた。言葉を映像に置き換えるって難しい時もあるんだろうなぁ。

  • 将校がかっこいい。そしてアンナの崩れていく感じが良い。

  • トルストイの原作を恥ずかしながら未読なのですが、それでもすごく、ものすごく良くて観終わった後じーんと震えてます。とにかく映像が美しい。心情がどくどく伝わってくる。痺れるのにふわふわとして、ものすごいもの見たなーという感じ。
    ヴロンスキー役観たことあるなーと思ったらキック・アスなのか! 全然違うじゃないか。色気しかなかった。あんなの一発で落ちてしまう…ってほどにクラクラするほどの色気で、キーラとすごく合っていた。
    アンナの寛容な夫役はジュードロウで、その穏やかさと寛容さには目を見張るものが。
    それにしてもすごいいい役者ばかり使ってるのね。キティ役に
    リリーのすべてのアリシア・ヴィキャンデル、リョーヴィン役にアバウトアタイムのドーナル・グリーソン(と言ってもみんなアンナカレーニナのが先なのだが)
    ヴロンスキーの花嫁候補のソロキナ嬢があまり出番なかったにも関わらず可愛すぎた。 カーラ・デルヴィーニュのスクリーンデビュー作なんですね、可愛い……
    満足でした! また観たくなりそう。
    ジョーライトの作品初見でしたが次はつぐない観たいな。

  • ロケがしたくなくって、こんな舞台じみた設定なのかなと思った。

  • トルストイの原作を読んで本当に良かったので観てみた。

    映像は美しく!のこだわり。水色、金色、赤色をメインに。場面の切り替えが舞台を介し、空間が遠くても繋がっているような感じに。舞台仕立て、独特の動き。美しい衣装。だけど…

    そういった「芸術的でしょ」というようなこだわりが押し付けがましく感じる人はいるかも。私もややそう思い、きらびやかさはそのままでも舞台の空間移動演出なしだった方が見易いだろうなとは思った。

    原作ではヴロンスキーの競馬の場面とリョーヴィンの農場で手伝いをしている場面が好きだったけど、原作で読んだイメージが映像に出ている。

    限られた時間の中で長編をまとめなければならないため、薄い感じはある。
    さらさらさらっとありきたりな話が進んでしまったというような。

    ある程度は伝わるものの、原作に書かれた細かな心情の移ろいにはかなわない。
    特にアンナとリョーヴィンとの対比がいいのに、アンナ寄りで、リョーヴィンはとってつけたような扱いで、なんでリョーヴィンの話が盛り込まれているのかぼやけてしまい、伝わらないのでは?と思った。

  • アンナが悪いのは分かるけど、やはりかわいそうだった。
    現実を二人で乗り越えていく覚悟がなかったのか、二人が未熟だったのか。

    でも夫役がジュードロウだと、アンナにあまり感情移入できない。
    もっと年いった偏屈な感じを出して欲しかったし(原作では若いアンナが将校に走ってしまう気持ちも分かる)、彼はどちらかといえば、誘惑する将校役では・・・

    以下あらすじ引用
    帝政末期のロシア。大臣を務めるカレーニンの美しい妻アンナは、一人息子を愛していましたが、社交は苦手で、夫の勧めにも関わらず、外に出ることはあまりありませんでした。

     アンナの実兄が浮気をします。アンナは、実兄の身重の妻をなぐさめるために、モスクワへ向かいます。汽車の中で、若きイケメン将校ヴロンスキーを見かけ、恋に落ちました。一方、青年領主リョービンは、アンナの兄の妻の妹のキティへ、キティの家の意向も踏んで、プロポーズします。しかし、ヴロンスキーにぞっこんだったキティは断ります。ただ、ヴロンスキーはキティをあっさり捨てて、アンナとの恋に走りました。

     アンナとヴロンスキーは離れられなくなり、やがて、アンナはヴロンスキーの子どもを産みます。ヴロンスキーの家では、ヴロンスキーを跡取り息子のいない貴族の令嬢と結婚させようと模索し、実直で国のために尽くすカレーニンに人望があることも手伝って、アンナは一人、堕落した女として社交界からも爪はじきにされます。

     アンナは、酒とモルヒネに依存するようになり、ヴロンスキーと言い争いを繰り返すようになります。キティの元を訪れたリョービンは、プロポーズした時と気持ちが変わらないことを確認し、2人は結婚しました。


    アンナ・カレーニナの感想


     今回の映画『アンナ・カレーニナ』は、冒頭で、オペラ会場かと思わせるような大舞台が出てきて、幕があがり、静止していた登場人物が動き出すという演出でした。作中を通し、登場人物たちは、最初から最後まで劇中劇の世界の住人で、セットの舞台裏まで歩いてしまいます。ラストも、大舞台の遠景で終わりました。『アンナ・カレーニナ』は何度も映画化されており、前に見た、ソフィー・マルソー版の映画はリアルな実写に徹していました。ただ、『アンナ・カレーニナ』に限らず、『戦争と平和』でも、『復活』でもそうですが、長編を2時間程度の作品にまとめてしまうと、どうしても、原作を読んでいない鑑賞者をおいてけぼりにしてしまう構成になります。ソ連やBBCの大長編の映像版は見ていないのですが、今回は、アンナの美しさよりも、作品自体が劇中劇という構成が印象的でした。

     今回見たキーラ・ナイトレイ版『アンナ・カレーニナ』で一番印象に残ったのは、リョービンとキティが愛を確認し合う場面でした。夕食にリョービンがやってくると、キティはそわそわし始めます。リョービンもどこか、居心地が悪そうですが、食後、2人は、小さなテーブルで向かい合います。子どもに言葉を教えるためのアルファベットの文字が書かれた積み木で、言葉を並べながら、プロポーズを断ったときのことや、プロポーズの気持ちに変わりがないことなどを確認し合います。いったんはプロポーズして見事に断った2人なので、言葉にしてはなかなか言いにくいことですし、子どもが使うおもちゃの積み木で、大の大人が2人で、じれったいとも思えるほど、言葉を並べていく様は、はたから見れば滑稽に映るのかもしれませんが、積み木を並べながら、2人の指先が触れ合う場面はロマンティックでした。リョービンが並べた「I」「L」「Y」(=I LOVE YOU)の言葉を見たときのキティの嬉しそうな顔もきれでした。もともとは心優しいキティでしたので、リョービンと幸せな家庭を築いていくことが暗示されます。

     また、カレーニンとヴロンスキーが手を握り合う場面も印象的でした。決して、双方の意に介したことではないのですが、瀕死のアンナがベッドに横たわり、カテーニンがアンナを手を取ります。アンナが、カレーニンへ、離れた場所で見守っていたヴロンスキーを呼んでくれるように頼み、ヴロンスキーがベッドの反対側に来ます。アンナが、カレーニンに頼み、カレーニンがヴロンスキーの手を取りました。カレーニンは、ヴロンスキーに、「今日は帰りたまえ、妻が望んだ時は必ず連絡する」とヴロンスキーに告げます。ヴロンスキーはカレーニンの胸で泣き崩れました。ヴロンスキーは、カレーニンから、アンナを「寝取った」わけですが、決して、カレーニンを嘲笑するようなことはありませんでした。また、離婚に応じないカレーニンを批判するようなこともありませんでした(カレーニンンが離婚に応じないとヴロンスキーとアンナは結婚できない)。カレーニンは、息子からもなつかれず、友人は宗教やオカルトに入れ込んでいる堅物の貴婦人しかいませんでした。真面目で実直な男としては尊敬を集めていましたが、決して、男として尊敬されているわけではないようです。ただ、それでも、制度的に男が守られている(そのぶんアンナ一人が悪者になる)ということもあり、ヴロンスキーは、カレーニンに恥をかかせることようなことはしませんでした。ヴロンスキー自身も、恥を知る男という気がしました。

  • 2013年 ジョー・ライト

    映像美を楽しむ映画と思われる
    原作呼んだ方がもっと楽しめるんだろうなぁ

    パイレーツ・オブ・カリビアンでのイケメンイメージが強いキーラ・ナイトレイがとーってもチャーミング
    アンナという恋愛に堕ちていく美女の雰囲気がよく出ていると思う

    こ、これ!?これがあの!?
    とビックリするぐらいのイケメンオーラを消したジュード・ロウも見もの 可愛そうな表情と演技がすごい切ない

  • 映像、特に最初の40分あまりがすごく美しい。本当に美しい。画面の切り代わりが少なく、カメラの流れるような動きで次の場面に転調する。伝わったかな?とにかく、美しい!!!是非、映像美を見てほしい。帝政ロシアのゴージャスな感じが溢れていて、素晴らしい。

    惜しむらくは、主役のアンナを演じるのが、キーラ・ナイトレーであること。この人、表情が乏しく、演技が上手ではない上に、胸がまっ平らすぎて色気もないので、本当に残念。ママが遺したラブソングでの演技が自然体で好感だったスカーレット・ヨハンセンとかがしたらよかったかも。キティー役の女優さんが可愛かった。

    内容はさすが、トルストイ。愛と許しがテーマ。アンナ以外は、大なり小なり辛い経験を経ることで、成長をするが、アンナだけは成長をしない。むしろ、我が儘が加速する。そして、本を読んでいないので分からないが、アンナだけが体の関係を愛と思いこむ。刺激的なだけで、本当の愛情とは違うように思う。本はどうなんだろう?気になる。他のきちんと愛を発見できた2組は、その後もトラブルを乗り越え、雨降って地固まる的な幸せを味わう。

  • ロシアの文豪トルストイの最高傑作として知られるラブストーリーをジョー・ライト監督が、キーラ・ナイトレイ主演で映画化。19世紀末のロシアを舞台に、愛のない結婚をしたヒロインが運命の男性と出会い、真実の愛に目覚める姿を描き出す。この長編原作を2時間程度で映像化するのは無理なんでしょう。原作読んでみたくなった。

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