- Amazon.co.jp ・電子書籍 (82ページ)
感想・レビュー・書評
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突き抜けるように一気読み。
酒とドラッグ漬けからランナーへ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・4/21 読了.それにしても人生のどん底からランニングをきっかけに立ち直るなんて、アルコールやドラッグとランニングが同じような種類のものだからかもしれないね.どちらも体に悪そうだしどちらも中毒性があるしね.
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走ることを主題とした本を初めて読むには長さ的にも内容的にも手頃な本。
ただこれまでにも同じような本を読んでいると、ありきたりな登場人物とストーリーで、物足りないという感じではある。
これが全米ベストセラーっていう何かに期待すると、肩透かしを食らうかも。あくまで手頃に読めるから一時的に売れたんだろうなって感じです。
ランニング以外もアルコール中毒者についても知ることができる。たくさん飲むねえ。 -
アルコール依存にドラッグもやり最低な生活を送っていた著者(作家でありミュージシャンでもある)が、あるときから禁酒して真面目に仕事をして長距離ランニングの楽しさに目覚めウルトラマラソンとかに出たりして、今までとは真逆の健康的な生活を送るようになった自伝です。
アルコール依存がランニング依存に代わっただけのような気がしないでもないです。
でもアル中は一生治らないらしいので、あと20年くらいして思うように走れなくなったときにまた酒に落ちないと良いですけどね。
翻訳が良いのか、元の文章が良いのか、とても読みやすかったです。 -
アルコール、ドラッグで溺れた著者が、ある日走り出したことがきっかけで超長距離ランナーに生まれ変わる話。
現実的な世界観で、感情移入して読めてしまった。
走ることの楽しさを感じてしまいました。 -
筆者のセンス・知性に魅了される.翻訳も素晴らしいのだろう.タイトルのつまらなさと裏腹に面白い.酒を辞めたって人生の値打ちが上がるわけじゃない.アルコール中毒から運動中毒に変わっただけ.一見投げやりなスタンスだが,つまりこれは事実を実物大で受け入れようという,セレニティ・プレイヤーのバリエーションに他ならない.フルバージョンが上梓されたら確実に読む.
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ランニングの小説には違いはないが、タイトルにもある通り、「走り出す日まで」が、話の半分以上を占める。酒にドラッグにおぼれているミュージシャンが、走ることに喜びを覚え、ウルトラマラソンに次々に出場して、酒におぼれない人生等を学ぶ。こんなに飲んだくれていても、自分より相当早いのが悔しい。