フレームワークで人は動く 「変革のプロ」が使いこなす18の武器 [Kindle]

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  • フレームワークで人は動く「変革のプロ」が使いこなす18の武器 2014/10/7 著:清水久三子

    フレームワークの使い方次第で人は動く。
    フレームワークをただ知っているだけでは力を発揮しない。フレームワークの使い方こそが重要なのである。

    ビジネスで用いるフレームワークには、「コト(事)系」と「ヒト(人)系」の2つのタイプがある。
    著者のコンサルタントとしての専門領域は「企業変革戦略コンサルティング」であるが、これまで特に「ヒト系フレームワーク」を駆使して、企業統治や新制度の導入などの変革プロジェクトをリードしている。

    そんな門外不出の「ヒト(人)系」のフレームワークに焦点をあてたマネジメントについて以下の4章により説明している。
    ①フレームワークを使いこなせば人は動く
    ②企画&布陣
    ③計画&組閣
    ④実行&展開

    フレームワークは魔法のように素晴らしい。
    しかし、フレームワークという言葉を使うと先走りし、毛嫌いする人もいる。業務上でとりまとめることや理解する上でフレームワークほど使い勝手の良いものはない。

    口に出さないものの多くのことをフレームワークでまとめ、そしてフレームワークでアウトプットしている。コト系もヒト系もつかいこなせているとは到底言えないが試行錯誤しながら徐々に使えるようになってきている。

    それをもう一段階高めたものがそれを用いて人を動かす。人の気持ちも動かすというものである。

    フレームワークと聞くと無機質で血液なぞ通ってなどいないものと思われがちであるが、しっかりと思いを乗せることにより、それは大きく化ける。

    そんなフレームワークを使いこなし、付き合っていきたいものである。

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著者プロフィール

清水久三子(しみず・くみこ)
お茶の水女子大学卒業。大手アパレル企業を経て1998年、プライスウォーターハウスコンサルタント(現IBM)入社。新規事業戦略立案、人材開発戦略・実行支援などのプロジェクトをリードし、企業変革戦略コンサルティングチームのリーダー、IBM研修部門リーダーなどを経て2013年独立。現在は株式会社アンドクリエイト代表取締役社長として企業研修や経営・人材育成コンサルティング事業に携わる。著書に『外資系トップコンサルの「聞く」技術』(三笠書房《知的生きかた文庫》)、『プロの資料作成力』『プロの課題設定力』(ともに東洋経済新報社)、『1時間の仕事を15分で終わらせる』(かんき出版)など多数がある。

「2023年 『知識とスキルを最速で稼ぎにつなげる 大人の学び直し』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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