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感想・レビュー・書評
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フレームワークで人は動く「変革のプロ」が使いこなす18の武器 2014/10/7 著:清水久三子
フレームワークの使い方次第で人は動く。
フレームワークをただ知っているだけでは力を発揮しない。フレームワークの使い方こそが重要なのである。
ビジネスで用いるフレームワークには、「コト(事)系」と「ヒト(人)系」の2つのタイプがある。
著者のコンサルタントとしての専門領域は「企業変革戦略コンサルティング」であるが、これまで特に「ヒト系フレームワーク」を駆使して、企業統治や新制度の導入などの変革プロジェクトをリードしている。
そんな門外不出の「ヒト(人)系」のフレームワークに焦点をあてたマネジメントについて以下の4章により説明している。
①フレームワークを使いこなせば人は動く
②企画&布陣
③計画&組閣
④実行&展開
フレームワークは魔法のように素晴らしい。
しかし、フレームワークという言葉を使うと先走りし、毛嫌いする人もいる。業務上でとりまとめることや理解する上でフレームワークほど使い勝手の良いものはない。
口に出さないものの多くのことをフレームワークでまとめ、そしてフレームワークでアウトプットしている。コト系もヒト系もつかいこなせているとは到底言えないが試行錯誤しながら徐々に使えるようになってきている。
それをもう一段階高めたものがそれを用いて人を動かす。人の気持ちも動かすというものである。
フレームワークと聞くと無機質で血液なぞ通ってなどいないものと思われがちであるが、しっかりと思いを乗せることにより、それは大きく化ける。
そんなフレームワークを使いこなし、付き合っていきたいものである。詳細をみるコメント0件をすべて表示