- Amazon.co.jp ・電子書籍 (208ページ)
感想・レビュー・書評
-
天才になって認められたい! そんな著者の声が聞こえる気がする。
雑だし、登場人物に表情がないし、人物も描き分けが出来ていない。
漫画家としては二流以下かな。
話の展開から考えて、著者はラノベくらいしか読んだことが無さそう。
突然出てきた天才少女が天下とっちゃうという、YAWARA!みたいな展開。(読者か?w)
チラとしか書かれていない本棚の背表紙にラノベっぽいタイトルしか無いをみて
「文芸部バカにしてるのかなぁ?」
と思ったのは私だけだろうか。
確かに、文章を書く才能があれば、エッセイや詩で認められる作品が書けるだろう。
小説はそうはいかない。
この作品を支持する人たちの中には、
響は自分の心に素直に行動しているだけだとか、
性格と才能は関係ないだろうという人がいるかもしれない。
確かに人間としてはクズでもいい。
それでも素晴らしい作品が書ける人もいるだろう。
しかしながら、小説は総合力なのだ。
自分や他人の心に対しての洞察力がないと読み手の心を揺さぶるものは書けない。
これは性格の問題ではなく、感受性や想像力の問題だ。
トラブルになるたびに「何故?」と思うような幼稚さしかなく、
自分の行動がその後にどんな結果をもたらすかも想像出来ず、
思うようにならなければ暴力を振るうのは、
自分の気持ちや思いを言葉で伝えられない乳児のような行動。
そんな人間に書ける「素晴らしい作品」とは、果たしてどんなものなのだろうか?
暴言に対して、言葉での反撃が一切無く、手が先に出てしまうような人間に、
他人を感動させるような文章を書ける能力があるとは思えない。
そんな響が書いているのが「純文学」って・・・無理じゃないのか?
どこかに、その答えが出てくるのかなと思い、8巻まで読んだ。
でも、相変わらず響はただのガキのままだ・・・。
そろそろ収拾がつかなくなってきているのかも知れない。
そして、最も危惧しているのが以下の想像。
純文学=良さがわからないけどすごい物
→よくわからない天才少女=響
こんな認識で著者がこのストーリーをつくったとしたら、
これはもう最悪詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
punk!
-
遅まきながら、この名作を読み始めました。主人公 響 の暴力性にヒヤヒヤしながらも、彼女の才能が生かされるようにと願って、読み続けています。
https://www.honzuki.jp/book/246755/review/283413/ -
本好きの女の子が主人公。思ってたのと違う印象。なんというか危うい(?)感じがする。説明難しいです。ストーリーはおもしろかった。
-
「大人買いの女王」の爆買い本が読み友さん経由で回ってきた
-
単純なことをしている響がただカッコいい
したいことをする、質問に答える、無礼には暴力(!)…
こんな単純なことができないのはなぜ?と
不思議になってしまうくらい単純な論理。
その論理を続けられる力があるから物語になるんだけど、
才能が非才を斬り進んでいくのは残酷だが、
ここまで単純だと爽快。
(全巻読んだけど1巻だけ登録) -
久々に本読みたくなった。
村上春樹は純文やったんか〜 -
正直、響の書く文章をめちゃくちゃ読みたいけれども、存在し得ないというところがいい。だって小説読んであんな反応する人達見たことないもん。
ともあれ、小説読みたくなる。