青の寝室 [DVD]

監督 : マチュー・アマルリック 
出演 : マチュー・アマルリック  レア・ドリュッケール  ステファニー・クレオ 
  • 紀伊國屋書店
2.67
  • (0)
  • (0)
  • (4)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 13
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4523215120616

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • ◆ 浮気で水死させられた「夫(潜水夫)」 ◆





    『潜水夫は蝶の夢を見る』で素晴らしい演技を見せてくれたマチュー・アマルリックご自身が、何と監督、脚本も手掛けておられるというので大いに期待をして観賞したのだったが。 これという目新しさもなく、片方(女性サイド)が、「本気モード」になっただけという、今が旬?流行り?の「ダブル不倫」の顛末であった。


    「ずっと一緒に居られる」的な、何とも意味深な言葉を残したのは、やはり「これ」を指していたのか(恐ろしや…)  


    不倫相手は、素敵な奥様と可愛い子供を犠牲にしてまでも得るに価する女性に在らず。

    《つまみ食い精神》とやらに、浮気心をついつい突き動かされしてしまう殿方のお気持ち、分からないではないが(苦笑)  



    その相手が脅威的(恐ろしいほど)なまでに真剣だったり、食わせ者だったりすると、男も、女も、痛い目に遭うどころでは済まされず、これまで培ってきたありとあらゆるものみな全てを失う羽目になるぞーーー
    という、何とも「教訓」のような作品であった。

    《身を固めたら戯れに恋はすまじ・・・》である。

     

  • 字幕: 現在不明

    マチュー祭絶賛開催中。

    ジョルジュ・シムノンの同名小説の翻案。
    テレビ映画並みの短編だけど、枝葉末節を潔く(なのかどうかは原作を読んでないから分からないけど)切り捨てていて、ミステリーとして簡潔にまとまってる印象。台詞も無駄がない。

    音楽のチョイスがある種ミステリーの王道ぽいと思っていたところに最後にシャコンヌ。この高め安定感がいい。

    全体的に彼のインテリっぷりを見せつけられた気がする。
    『さすらいの女神たち』も観なければ。原作も読まなければ。

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×