紅霞後宮物語 (富士見L文庫) [Kindle]

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 6
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感想・レビュー・書評

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  • 登場人物が魅力的ですね。
    心情的な面がよく描かれていて、感情移入しやすくて面白かったです。

  • 一度読み始めると最後まで一気に読める。時間が半日でもあくと続きが気になってしょうがない。
    小玉と清喜の関係が。
    って、そこじゃないのはわかってるんだけど、個人的妄想の種はなぜかそこに。
    もちろん文林との過去の主従逆転もと恋人?同士の関係の行方も気になるけれど。
    そんなキャラ立ちした世界がいきいいきと……あんな地の文が生き生きしてる三人称ってはじめてってくらいの忌憚なさで進む人情快活劇。

    内容的には序盤序章をかいつまんでちょっと見せてみました程度で、長編を一作でも読めるように作ってある辺り、なるほど投稿作か、と。
    その分中身がかなり削ぎ落とされていて、進み方もずいぶん飛んでいくので、前のふりと今の状況台詞を総合して今の状況に至った背景を至高想像する作業を余儀なくされる。

    もう少し間を繋いで受ける説明がほしいし、埋めていってもテンポが落ちない書き方はできる作者さんだと思うのだけど。

    勢いで読ませるのは物語と人物に力がある証拠なので、2巻も購入。
    挿し絵も見たかったなー。

    十二国記と比較する話も聞いたが、これはまた違うジャンルだろう。
    購入者が烏シリーズとかぶるのは、キャラや世界のノリ的にわかるのでおすすめ。

  • 戦場に立つ小玉の姿が見られて良かったー。表面の会話の底を流れるマグマの圧力を感じる、濃いキャラ立ちを堪能。

  • 妹に進められて読んだ本…後書き読んで、ああなるほど…と。ネットで連載?してたものだから、ちょいちょい章末に「この先こうなるなんてー」みたいなのがあるんだ…。そこがちょっと気になったけど、まあさらっと読めるし主人公は嫌いじゃない。2巻目がもうすぐでるらしいからまた見てみようかなとは思えるくらいでした。

  • Kindle版読了。

    後宮で起きた問題を、形だけとはいえ皇后となったヒロインが介入して問題解決に挑みます。
    かなり期待して読んだのですが、残念ながらイマイチでした…。(^_^;)
    ヒロインの淡々としたノリは『薬屋のひとりごと』を思い出しました。
    ヒロインとヒーローの微妙な男女関係は読んでいてモヤモヤとしますが、こういう世界観なら仕方ないかなと半分諦めながら読んでいます。
    イラストが桐矢隆氏が担当されているのでかなり期待していたのですが、表紙だけで挿絵がなかったのが非常に残念でした。
    色々なシーンを桐矢隆氏の美麗な絵で見たかったです。

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著者プロフィール

2014年、『生生流転』で瑞々しい人物描写と緻密かつ魅力的な世界設定が評価され、第2回ラノベ文芸賞金賞を受賞。改題及び改稿を加えた本作でデビューとなる。

「2023年 『紅霞後宮物語 第零幕 六、追憶の祝歌』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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