サトさんの感想
2017年6月17日
Kindle期間限定無料版にて。 昔の田舎の風習と妖怪の話。 うわ絵が苦手だなあ・・・と思いながら読んだがすぐに慣れた。 というかこの話にはこの絵の感じが非常に合っているな。 妖怪の話であるが、どっちかというと妖怪はオマケで、古い風習や村社会の生活のあり方のほうがメインかもしれない。 昔といってもそこまで昔じゃないんだよなあ。 村社会はそこからはずれなければ生きやすいのかもしれないけど、一度そこからはずれてしまうと生きにくいよなあ。 アタクシには絶対無理である。
1947年、埼玉県生まれ。71年に『月刊漫画ガロ』に「かんのむし」を発表して漫画家デビュー。94年に銃刀法違反で逮捕され、翌年実刑判決が下される。97年に仮釈放。2000年、刑務所内の生活を描いた『刑務所の中』を発表する。著書に『天水』『護法童子』『不成仏霊童女』『ニッポン昔話』『刑務所の前』などがある。 「2022年 『呪詛 封印版』 で使われていた紹介文から引用しています。」