善と悪の経済学―ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠 [Kindle]

  • 東洋経済新報社
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感想・レビュー・書評

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  • NHKのテレビ番組で著者が喋ってるのを見て興味が湧いた。確かに、ミクロマクロの「副読本」としての経済思想や経済学史より壮大かつ面白い。
     主流派でも基本的に使う7つのキーワードをテーマに過去の思想を読み解いていくと考えると、思想史の経済学的解釈の可能性を開いているとも読めるか。それ面白い作業だなあ。

著者プロフィール

1977年生まれ。チェコ共和国の経済学者。CSOB(チェコスロバキア貿易銀行)にてマクロ経済担当のチーフストラテジストを、ならびにチェコ共和国国家経済会議の前メンバーを務める。プラハ・カレル大学在学中、20代で初代大統領ヴァーツラフ・ハヴェルの経済アドバイザーとなった。著書『善と悪の経済学』はチェコでベストセラーとなり、刊行後15の言語に翻訳され、話題を呼んだ。2012年、ドイツのベスト経済書賞(フランクフルト・ブックフェア)を受賞。日本ではNHK「欲望の資本主義」シリーズなどに出演したことで知られる。主な著書に『善と悪の経済学 ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠』(村井章子訳、東洋経済新報社、2015年)、『続・善と悪の経済学 資本主義の精神分析』(オリヴァー・タンツァーとの共著、森内薫ほか訳、東洋経済新報社、2018年)などがある。

「2020年 『改革か革命か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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