プリニウス 2巻: バンチコミックス45プレミアム [Kindle]

  • 新潮社
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感想・レビュー・書評

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  • 古代ローマの偉大な博物学者、プリニウスを題材にした漫画第2巻です。
    1巻ではプリニウスが変わり者であることに焦点を当てていましたが、2巻では彼を囲む古代ローマ社会と皇帝や民衆の営みが描かれています。
    皇帝ネロと愛人ポッパエア、主治医シレノスなどの新キャラクターが登場することで世界観が一気に広がります。
    古代ローマ帝国の首都ローマが今回の舞台ですが、林立する階層構造のインスラ(アパート)や路地に転がっている腐乱死体など、様々な資料を参考に当時の社会が可視化されています。
    3巻にも期待します。

  • 詳細は1巻のレビューにまとめています。よろしければご一読ください。勢いつきすぎて一気に書いちゃいました。

  • ■書名

    書名:プリニウス 2巻
    著者:ヤマザキマリ (著), とり・みき (著)

    ■感想

    1巻に記載済み。

  • 前巻に引き続いて『プリニウスⅡ』
    プリニウスというキャラクター自体も興味をそそられているが、皇帝ネロという人物像にも、ものすごく惹かれてる。なぜだろう?!
    次の巻は手元にないから残念

  •  とにかく面白い。登場人物の面々も隅から隅まで魅力的だし、かれらが絡んでいくエピソード群も実に魅力的なんだけど、何より心惹かれるのは、眼前に広がる古代ローマの絵、それから、『博物誌』の元になったであろう、さまざまな標本群の絵。読み飛ばすのが勿体なくて、何度もページを元に戻して見なおしたりしながら読み進めています。ヤマザキマリさんととり・みきさんの合作だそうですが、おふたりのお力の賜物ではあるのだろうけれども、こんなに見事に融合されて、こんなに面白い作品として結実するとは。続きもゆっくり読んでいこうと思います。

  • ローマに戻り、時代背景がはっきりしてくる。プリニウスはこの時代の人だったのかと改めて確認。
    合作している作者同士の対談で、どのようにキャラクター作りをしたかがわかり、納得。

  • -

  • うーん、鬱屈としていくなあ・・・続きどうすっかなあ。

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著者プロフィール

訳:ヤマザキマリ
1967年東京生まれ。北海道育ち。漫画家・文筆家・画家。17歳でイタリアに渡り、フィレンツェ国立アカデミア美術学院で美術史・油絵を学ぶ。1997年、漫画家としてデビュー。比較文学研究者のイタリア人との結婚を機に、シリア、ポルトガル、アメリカなどで暮らし、現在はイタリアと日本を往復する。2010年、古代ローマを舞台にした漫画「テルマエ・ロマエ」で手塚治虫文化賞短編賞、マンガ大賞受賞。2017年、イタリア共和国星勲章コメンダトーレ章綬章。著書に「ステーブ・ジョブズ」「プリニウス」「オリンピア・キュクロス」、「望遠ニッポン見聞録」「国境のない生き方」「ヴィオラ母さん」「ムスコ物語」「歩きながら考える」など多数。

「2023年 『だれのせい?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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