おみおくりの作法 [DVD]

監督 : ウベルト・パゾリーニ 
出演 : エディ・マーサン  ジョアンヌ・フロガット  アンドリュー・バカン 
  • ポニーキャニオン
3.64
  • (28)
  • (45)
  • (50)
  • (7)
  • (4)
本棚登録 : 264
感想 : 52
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  • Amazon.co.jp ・映画
  • / ISBN・EAN: 4988013333482

感想・レビュー・書評

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  • 地区の民生委員の話。
    死生観、無駄⇔効率

    物語は淡々と進んでいくが、人の死に丹念に向き合う主人公の姿勢が今の時代と逆行している矛盾。
    物語のラストは悲しい結末だが、ジョン・メイが救われたのか若干疑問が生じる。ただ、ジョンが上司の意向に反抗し、様々な人と出会っていくことで今までの行動が無駄ではないことを表している気がする。
    エディ・マーサンの演技も感情の機微を上手く表現していて、大変良かった。

    死と向き合うことと人が人である意味を考えさせられる良い作品だった。

  • イギリスだわ。自然に涙がでる。

  • 雰囲気すごい好き。

    他人の人生に触れて、
    主人公の日常の営みに
    他人の習慣だったりが
    少しずつプラスされてって。

    終わりがかなしすぎる。
    あんまりだ。

  • 良かったなー(^-^)/

    淡々としてるけど、写し方が綺麗で、画面に惹きつけられる。

    だから、全く退屈しない。

    沁みるわー(^-^)/

  • エディマーサンの演技力や
    こじゃれた撮り方の魅力に惹きつけられ
    映画に付き合ううちにすっかり
    主人公のささやかな幸せを祈っていたら、
    ラスト10分の突然のメリバ展開に苦しみ
    墓地のシーンで「こんなのってないよ!」と涙がにじんだところ
    ラスト5分で涙腺崩壊
    終盤にパンチ3つくらい食らったけどもんのすごくいい話

    (ワールズエンドもあれだったし、エディの役の哀愁みには泣くしかないよ…)

  • 孤独のうちに亡くなった人の身元を調べ、探し、
    可能であれば伝え、そうでなければ弔う。
    それが主人公ジョン・メイの仕事。

    彼の仕事が時代の流れか廃止になることになり
    扱う「最後のひとり」にまつわるお話し。

    誰もが忌み嫌うであろうこの仕事を
    淡々と、淡々と、「その人」のために
    誠意を持って行う主人公。

    こんなにセリフが少ないのに
    彼の心の動きがわかるところが素晴らしい。

    最後に胸がキュッとくるところも良い。

    日のあたらない場所で淡々とまっすぐに
    生きている人が私は好きだ、大好きだ。

    派手さも無い小さい映画だがお勧めしたい一本です。

    英国版「生きる」。

    • yhyby940さん
      英国版「生きる」は、言い得て妙ですね。
      英国版「生きる」は、言い得て妙ですね。
      2021/02/15
  • 自分の周りでは、たくさんの人たちに見守られて想い出を語りながら見送られる人たちばかり見てきたから、
    ただただ一人で生を全うした人について調べて、手向けのように宗教に沿った葬儀をする。
    最後の衝撃が、それまでのストーリーで助長された。

  • 最後の締め方が、私にはすごく残念に思えて・・
    ☆3にしました。

    もし、あのまま生きていて、
    これからの人生が なにか仕事だけでなく広がっていくかも・・と
    余韻を残して終わってくれていたら ☆4にしたと思う。

    制作者は、たぶん
    「主人公がお世話した人々が 彼に感謝している」
    という描写を入れたかったのだろうと思いますが・・

    別に死ななくても、
    亡くなった方の気持ちを 観客に知らせる方法はあるよ? と思う。

    例えば、めっちゃベタですけど 夢を使うとか。

    幽霊さんたちは、夢の中に出てきてメッセージを伝える。
    本人は起きたら覚えておらず
    観客だけには伝わっている・・という方法。

    他にも、例えば 鳥などの視点を使ってみる。

    主人公がお仕事を終えた後、
    彼の周りに、亡くなられた方がいらして
    お別れと感謝を伝えている姿が 鳥の目には見えている

    鳥はそれを見て、飛び立っていく・・とか。

    本人が気づいてなくても、映画として観客に伝わればいいのだから
    そんな感じで終わればよかったのに。


    私は、この主人公が好きだったので・・

    発達障害(自閉症?)かなと思うような行動パターンも含め、好感を持っていたので

    (ランチの時のきれいな並べ方とか すごく好き。)

    せっかく希望が出てきたところで つぶすなんて
    ないわ・・と思いました。

  • イギリス映画、死を扱った内容。印象に残る映画だった。

  • 彼の幸せはあとにあったのか、これではまるでここにはなかった。と思わせられる。ただただ、寂しい結末。

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