重版出来！（５） (ビッグコミックス) [Kindle]

著者 : 松田奈緒子

• 小学館 (2015年4月10日発売)

感想・レビュー・書評

[momodusさんの感想 · 2022年12月7日]

グラビアの作られ方。東江、復学。美の巨人たち

[Double-Kさんの感想 · 2022年11月7日]

グラビアの話とか、本屋さんの話とか、メインとは少し外れるけど、こういうのも含めて本を作っている感じが良いですねぇ。

[ramunesaitodotさんの感想 · 2022年3月19日]

普段何気なく手に取る本や漫画。
そこにどれほ多くの人の手がかかり、
各分野の人たちの技術や才能が結集しているか、
僕たちは知らない。
コンテンツの内容を左右するのは、
作家さんだけではない。
表紙やデザイン、紙の感触や重さ。
ありとあらゆるものが検討され、精査されている。
だから僕たちは五感を使って物語を味わい、
その世界に浸ることができる。

コストといかに折り合いをつけるか、
という観点もある。
ビジネスとして成り立たねば、続いていかない。
良いものがすなわち売れるものとは限らない。
求める人たちに対し、それを気づかせ、
手に取らせる仕掛けも必要となる。
様々な要素が寄り集まり、僕たちは作品と出会う。

一人の天才がその才を持って、
すべてを生み出すこともある。
大規模な資本や仕掛けが、
一気に成し遂げてしまうこともある。
でも多くの場合、
各人たちがそれぞれの持ち場持ち場で、
少しずつ積み重ねることによって実現される。
それはある種の奇跡なのかもしれない。
少しずつの異能が、豊かな物語を作り出している。
そのことを忘れず知っていたいと思う。

[れおさんの感想 · 2020年8月1日]

美容とか痩身とか、使用前→使用後なんて写真も動画もいじりまくりだからなーんも信用出来ねぇ、と思ってたけどｸﾞﾗﾋﾞｱも、いじる人の技術なんだなぁ…。東江さん、良かったｰ！そうだこの辺はﾄﾞﾗﾏで見てたっけ。部長怜子さん確かピンクの電話のよっちゃんで、ｸﾄﾞｲ役だなぁ（笑）と思ったのにすごく色んなこと見てて深いこと言って…漫画で読み直すと本当ﾅｲｽｷｬｽﾄだったな。心を壊す前に踏みとどまって考える勇気あってよかった。そして巨匠たちはただの我儘じゃなくて、積み重ねられた経験が技と信頼を繋いでるのね。

｢スティーブ・ジョブズはいないけど 真面目で勤勉な何千何万の二宮金次郎たちが、この国を作ってきたんだ｣かっこいいな。尊敬する。そういう人達をサイン泥棒して金に替えようなんて…。今はﾏｽｸが高騰するような時代だもんね、悲しいわ。相変わらず、本屋の河さんの本への愛情は凄いな。｢自分が買いたい｣より｢売って、広めて、次へ｣しかも恩がある山縣留羽先生に返したい気持ち！カッコよすぎる…。倉庫のお母さんも、踏みとどまってよかった。

[しろたさんの感想 · 2018年10月19日]

陬ｽ迚医?隧ｱ縺悟魂雎｡逧?□縺｣縺溘?ゅ≠縺ｨ縺ｯ繧ｰ繝ｩ繝薙い縲√し繧､繝ｳ豕･譽偵↑縺ｩ縲

[yuyuyukaさんの感想 · 2016年7月7日]

ドラマにはまって、借りてみた。
映像が頭にあるから読みやすい。

[読子さんの感想 · 2016年6月1日]

グラビアでアイドルのウエストを削り胸を盛り、肌に透明感を出すオペレーター。スターブックデザイナー、90％初校一発校了の製版の神様、資材課の紙探偵、そして昼の空襲を美しいと感じた美の巨匠。日本にはスティーヴ・ジョブズはいないけど、真面目で勤勉な何千何万の二宮金次郎たちがこの国を作ってきた。という真面目なお話。為になったけど面白さは小休止感かな。あと五百旗頭さんはバツイチらしい。

[サトさんの感想 · 2015年6月15日]

ちょっと中だるみかなー。
今まではどの巻も何かひとつ「すっげーいい話」とか印象に残る話があったんだけど今回はそれほどのものはなかったな。
それでもまあすっげー面白いんですけどね。
ドヘタ画伯が真面目すぎるがゆえに知らぬ間に活躍しちゃってたりね。
大御所に気に入られるというより、気になられてしまうあいかわらずの子熊とかね。
中だるみしてても面白いんだから、やっぱりこれは面白いわ。

著者プロフィール

漫画家。１９９６年デビュー。『えへん、龍之介。』『花吐き乙女』など独特の感性が光る作品を多数発表。２０１６年春にドラマ化された『重版出来！』で一躍人気作家に。２０１６年、デビュー２０周年を迎えた。

「2017年 『【特典付き】レタスバーガープリーズ．ＯＫ，ＯＫ！　完全版　【全３巻】』 で使われていた紹介文から引用しています。」