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- Amazon.co.jp ・電子書籍 (335ページ)
感想・レビュー・書評
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小野寺一路は、代々参勤交代を差配する家に生まれた。
父親が失火で急死し、その後の参勤交代を、父親から何も教わっていない一路が差配しなければならなくなった。
参勤交代が始まった頃から代々受け継がれている1冊の「行軍録」を頼りに、江戸への道中が始まる。
父親の失火の汚名を晴らし、小野寺家を存続させなければならない。
参勤交代の不手際はお家取潰しの口実になるため、失敗は許されない。
この参勤交代中にお殿様を亡き者にしようとの謀略がある。
この難題をどう乗り切るか?
「行軍」のスピード感と、謀略のハラハラ・ドキドキ感で、あっという間に読み進む。
こういうテンポの良いお話が、浅田次郎はうまいよな~。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
下巻の書評を参考にしてください。