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- / ISBN・EAN: 4988013332782
感想・レビュー・書評
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何といっても劇場公開時の前売り特典は「マスキングテープ」ってそれはちょっと馬鹿にしているのか?
カモメ食堂の派生っぽくこういうの好きでしょ?って押し付けられたような鬱陶しさ。チーズケーキのシーンもこういう人がこんな風にするだろうか、店でもちょっと小馬鹿にされた風になっているのも一体どこがささやかな楽しみになるんだ?更に言えば洋服ジャンキーな大丸の社員このスーツ•••?
裁縫店の建物がすごく良い雰囲気なのと、基本的なストーリーやテーマは興味があるので、原作を読みたくなる1本には違いないけど、もったいねえ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
先週観た。変わらない考えが、周りの人たちと日々話したり、意見を聞くうちに、少しずつ変わり、ふとしたタイミングで、自分のしたい事が見えてくる。チーズケーキの味が変わったのではなく、自分の感じ方が変わったのだ。→一生直しながら着られる一着は程遠いけど、その時着たい物を厳選して着ていこう。少なくて着られる洋服ばかりのクローゼットは、きっと心地よい。そう思う。
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原作派なので。市江はここまでストイックじゃなくていいんだよな~…って思いつつ。
服づくりにはこだわりがあるけど、あとは至って普通でいてほしい。だから所々で違和感…
でも服にかける市江の思いは伝わる。
原作読んだのがだいぶ前なので、忘れてるとこが多々あったんだけど…妹エピソードってあったっけ??ベールが風船で浮かぶだけで大拍手とか、違うんじゃないか…?
中谷美紀はめちゃくちゃキレイだけど、だからこそあったかさがないんだよなーー。もっと普通の人に市江を演じてほしかった。
逆に牧さんは、個性的な人じゃなくて洗練された人であってほしい…
それこそ市江の服を必要としてる、自分の美しさには自信のないひと。寝癖ついてようがキレイなんだもん。
でもその人がいなくなっても、大事にしていた服やものに思い出が残る、という考え方はすきです。 -
いい映画だとは思うんだけど、
あんまり‥だった。
古き良き時代の重厚さ、
映画の雰囲気、ゆったり感‥‥
好きだけど なんかイマイチ
心 動かされなかった。
中谷美紀のクールさが
映画に合ってない気がした。
あったかみが伝わってこなかった。
町の人たちのお見送りとか、
年齢制限のパーティとか、
胸を打つシーンが
たくさんあったのだけど‥‥。
残念。
仕立て屋の話だし、好きなジャンル
なので、もう一度見返してみよう。
2015.9 -
★2.5
チーズケーキが食べたくなる映画。 -
『幼な子われらに生まれ』がとても良かった三島有紀子監督。『繕い裁つ人』をGyaOで鑑賞。
まあまあというより面白くない。これよりさらに前の『しあわせのパン』公開時から漂うスールキートス感とよくあるつまらない邦画感を感じていたため、このへんは最初からあまり観る気がなかった映画だった。『幼な子われらに生まれ』が特異だったのか。なんであれは面白かったのだろう……重松清さんと荒井晴彦さんが良かったからか?
マンガっぽいなーと感じていたらやはりマンガ原作だそう、知らない作品でした。中谷美紀さん、お美しいけどあまり興味を持てない俳優さん。中谷美紀と言えば『ムーンライト伝説』の原型『夢はマジョリカ・セニョリータ』……。この『繕い裁つ人』の宣伝であさイチに出てた際、巻きグソと言ってたのに笑った。
三浦貴大くん演じる大丸の社員が、中谷美紀の服をブランド化して自社から発売したいと通い詰めるのだけど、そのやり方がよくない。しつこいし、他の仕事しなくて良いのか?と思う。職人技に惚れ込んでるのなら、まず自分の服を作ってもらえばいいのに、そんな描写はナシ。本気でブランド化したいと思ってんのか?
たぶん中谷美紀のセリフに三島有紀子監督の気持ちを重ねていて、セリフそのものは良いものがいくつかあった。「自分で読む本は自分で選びます」など。ただストーリーとうまく噛み合ってない気がする。マンガの映画化は、リアルじゃないものをリアル寄りにすることなので齟齬が出やすいと思う。
杉咲花ちゃんと永野芽郁ちゃんが出演。ふたりともまだブレイク前だった頃かな。前半は杉咲花ちゃんがメインで、永野芽郁ちゃんはOPクレジットで出てないのに、後半は彼女のウェイトが急に大きくなる……ここが不自然に感じた。
『幼な子われらに生まれ』レビューで書き忘れてたこと、映画の音響がすごく良い。『繕い裁つ人』でも音がすごく良いシーンがあった。スタッフさんが良いのかな。
三島有紀子監督の最新作は島本理生『Red』の映画化で、主演は夏帆ちゃんなのでゆるーく楽しみ。 -
祖母が裁縫の仕事をしていた人なので、縫う人の気持ちってどうなんだろうと思い、この映画を見ました(ほんとにもうばあちゃんコンプレックスの私(;☉д⊙)
服を丁寧に作り、その服を長い歳月丁寧に着続ける。
そんな人々を描いた映画です。
汎用性と特別性。どちらも洋服にとって大事な要因ですが、残りの人生で、大事に着る洋服を持つのもいいなあと思いました。
相手の顔、心を思い浮かべて作られた洋服は、その人の人生に寄り添う。
洋服っていいなあと思いました。
祖母が手芸の達人だったのに、その後の一親等二親等は腕を受け継がず(ごめんなさい)
誰かに作ってもらう。いやその前に、自分で自分のための服をじっくり作ってみたいな。締め切りは自分が作ればいい。
映画を見て感じました。
中谷美紀さんがとてもとても美しくて見とれました。同じ人間とは思えない( ̄_ ̄;) -
なにもかもがむちゃくちゃ好きすぎて、ハンカチ一枚ぐっしょりになった……。
中谷美紀が凄いのは当然として、黒木華ちゃんがまためっちゃええ顔するんやわ……。さいこう……。 -
池辺葵の同名マンガを映画化した、2015年作品。
オーダーメイドで服を作る「南洋裁店」の2代目店主・南市江(中谷美紀)と、彼女の作る服に惚れ込み、ブランド化しようとする百貨店のバイヤー・藤井(三浦貴大)を中心とした物語。
終盤にさしかかったあたりでようやくストーリーが大きく動き出すのだが、そこまでの展開がなんとも起伏に乏しく、かったるい。
私が洋裁にまるで興味がないから、よけいにそう感じるのかもしれないが……。
それに、不自然な点がいっぱいある。たとえば――。
藤井は市江の出かける先にいちいちついていき、仕事熱心というより、まるでストーカーだ。百貨店のバイヤーならほかにも仕事がたくさんあるだろうに、市江につきっきりなのは不自然。
南洋裁店の服が街の人々に愛されている……というのはまあいいとしても、そこで服をあつらえた人々がその服を着て集う「夜会」(弦楽四重奏団が入ったりする)が毎年開かれるという設定は、なんだかなぁ~。
まあ、これはリアルな物語というより、「洋服好きなオトナ女子向けのファンタジー」なのだろう。
ワタシ的には、終盤で黒木華の可憐なウェディングドレス姿が堪能できたので、よしとしよう。 -
原作マンガの静かな雰囲気がそのまま活かされていて本当に素敵な映画だわ。藤井さん役はもうちょっと優男系が良かったけど。。。
中谷美紀はやっぱりいい雰囲気をもつ人やわ。無駄なものを全て削ぎ落としました、て感じがいい。
舞台になった神戸の街は、普段過ごしているからなかなか親近感がわくわ。
ここ知ってるー、とか、ここはどこだ?とか。
あんな素敵な服を着てみたいし、着る機会が欲しい。