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- / ISBN・EAN: 4562474165389
感想・レビュー・書評
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とっても可愛らしい生徒二人(メンヘラ)から勧められた作品。
『生きてるだけで、愛』『愛がなんだ』を観たと話した時に、「じゃあこれも絶対観た方がいい!!」と。
2回目のワクチン接種から約一週間。
トレーニングも再開して2時間映画観るほど時間ないなって思って短めの本作品を鑑賞。
一旦トレーニングを中止して、再開できるかすごく不安だったけれど、意外とあっさり再開できた。
それで気が付いたことがある。
最近、心のリストカットをしていない。
作品の中で彼女が食べ吐きをするように、実際に手首を切ってしまう人たちがたくさんいるように、リストカットにはたくさんの種類があるとわたしは思っている。(持論)
わたしの場合は、ろくでもない男に憑りつかれて、たくさんたくさん傷ついているのにあえてそういう男ばっかり好きになって傷ついてっていうのを繰り返してて、これを心のリストカットと呼んでいるのだけれど、最近はいろいろあってそれが鳴りを潜めてる。
だから、これまで心のリストカットに向かってたエネルギーが、行き場を失ってトレーニングの方に向いたんじゃないかなって勝手に思ってる。(持論)
作品の中で彼女が惚れる男たちは大変魅力的であった…
(こういうとこだぞ!自分!)
ゆうとくんみたいな危険な魅力を持っている男を好きになる気持ちはわかるなぁ…
しかもバーテンて…
あと、可愛いってやたらめったらに言ってまわる男の魅力もわかるのである…
ああああ…
いやあ、ダメですねえ、ダメ男にハマると…
まわりから見た、ろくでもない男に憑りつかれてるわたしってあんな感じなんですかねえ…
ちなみにわたしはというと…
のらくらされていてちゃんと終わっていないのだよ!!!!
だから早くちゃんと終わらせてください(独り言)。 -
ーーー予告編動画より抜粋ーーー
女の子の格好悪さ、
をこんなにきちんと描いた映画があっただろうか。
女子が保健室に集められて
性教育の授業を受けている間に、
男子はこの映画を観たらいいと思う。
猪飼恭子(作家・脚本家)
本当のかわいさってなんだろう
本当のやさしさってなんだろう
「わたしってかわいいから」おんなのこは言う。
でも、本当に、そう思って言っているのだろうか。
おとこの「やさしさ」が「かわいい」という呪縛を生み、
おんなのこを苦しめる。
おんなのこは、ほかのおんなのこの「かわいい」にひがみ、
「性格悪い」のレッテルをはられ、
孤立し、ますます「やさしい」おとこに依存する。
かわいいをとると、後には何が残るの?
そんなことを聞くのは、
「かわいい」おんなのこには酷すぎる。
苦しい。でも、いつかは通らないといけない道だ。
その呪縛から解き放たれたとき、
初めて本当の意味で自分がかわいいことに気づき、
「かわいい」に心からYESと言えるようになるのだろう。
そのときのおんなのこは、心底かわいい。 -
面白かったです。
おんなのこは恋愛すると面倒くさくなる。わかる。
キリコは中身空っぽで「かわいい」だけを武器に生きてきてたけど、かわいいだけでもあるだけいいのでは…と思うわたしもダメ。
キリコは無理してたのが痛々しかったです。自分のめんどうくささを性格悪いように取り繕ってたし。幸太のおかげで少し解放出来たのかな。
でも、キリコよりさやかの方に嫌悪感を感じました。。
音楽可愛かったな。ふぇのたす。80分、PVでは?
森川葵さんかわいい。髪は短い方がいい。
キリコはかわいい以外に、自分の芯を見付けられるんだろうか。応援したくなりました。 -
かわいことだけが取り柄のOLキリコ(森川葵)は、かわいい食べ物を過剰摂取しては吐く過食症である。
職場の男たちにはちやほやされ、女の子には嫌われているが、女の子の価値はかわいいことがすべてと信じている彼女に怖いものはない。
そんなキリコは、バーで働くユウト(谷啓吾)のことが好きだったが、友達以上、恋人未満の煮え切らない関係が続いていた。
ある日、キリコは仕事で、アクセサリー作家の幸太(木口健太)と出会う。キリコはいつも通り、媚を売って仕事を得ようとするが、幸太には彼女の魂胆がお見通しだった。
最初は険悪だった2人は、次第に本音をさらけ出せる友達になっていく。
ユウトの働くバーに、新しくバイトのさやか(井上早紀)がやって来る。キリコはさやかのことが気に入らず、ユウトともぎこちない空気が流れ始める。
そんなとき、バーで働いていたケンジ(松澤匠)から、「さやかがユウトさんと付き合っていると言っている」と聞かされ、キリコは自尊心を傷つけられる。
そんなとき、彼女の元に駆けつけてくれたのは幸太だった。
幸太の飾らない優しさに触れ、キリコは自分を取り戻していく。
今度こそ、本当の幸せをつかみに行こうとするキリコだったが……。
「女の子は可愛いことがすべて」と信じる主人公キリコが、「可愛いだけじゃ駄目だ」と気付くまでの物語。
ぶりっ子する女の子は同性からも男性からも嫌われるけど、女の子も男性もなるべくなら可愛い方が良いと思っている。
可愛いことで通じる部分もあるけど、人間としての中身何が好きで何が嫌いかどう生きたいのかの本音が見えないと信じることが出来ないし付き合うことが出来ない。
友達以上恋人未満なユウトをユウトのアルバイト先のアルバイトの女の子さやかに横取りされたり、自分の媚びや可愛いげが通じない幸太と交流することで、キリコは可愛いだけじゃ愛されないことに気付いて自分の素を幸太に見せ飾らない魅力を出していく展開が、女の子の男には媚びたりするけど女の子の同僚には本音を見せたり裏表あるキリコや露骨に媚びないけど言い寄ってくる男を拒まないさやかなど女の子の可愛いの裏にある腹黒さやめんどくさい部分や可愛い女の子をとりあえず手を出す男のずるさやしょうもなさをリアルに描きつつ描かれるので、女の子はもちろん男にも共感出来るラブコメディ映画になっている。
前半の典型的なぶりっ子女子と後半のナチュラルキュートな女子とぼろぼろな拗らせてしまっている面までキリコを完璧に演じた森川葵の魅力と女子の気持ちをキュートに歌うふぇのたすの楽曲が、印象的なラブコメディ映画。 -
主演の女の子がすごい!!
ハリウッドのように壮大な予算を割くことが難しい日本映画の長所が詰まっていると思うのだけれど、どうだろうか。
きれいごとなしでとてもいいと思う。大好き。 -
ずっと気になっていた映画。ふぇのたすが出ていると知り、視聴。みこちゃん可愛かった。
森川葵さんの演技がすごかった。前半と後半で表情の作り方が違った。ふわふわロングより、ばっさりと髪を切った後のボーイッシュな雰囲気の方が、整った顔にぴったりハマってたなぁ。
私も、自分が男だったら、あの彼女さんのような女性を選ぶと思うし、単純に好み。でも、夜の公園で泣き叫ぶぐらい、人を好きになってはみたいです。
ふぇのたすのアルバム借りに行こ。 -
監督…脚本、加藤綾香。2015年作。森川葵 木口健太 出演。
<コメント>
•媚びから本音への自己表現の変化によって、生き方が楽になることを描いてるように思う。
•とはいえ、キリコ役の森川さんに魅力を感じないので、単なる変な女の子にしか見えない。
•前半はいいテンポだったが、後半は、会社の同僚女子の彼を寝とった話とか必然性がないエピソードなどダラダラしすぎ。バイトを辞めた男の子とかも要らないんじゃないか?そのぶん、キリコが媚びるようになった背泳をもっと掘り下げるべき。
要するに、ストーリーが散漫で深みがない。
これで2時間とかだと星は2だが、80分と短いので星はおまけして3つ。
<あらすじ(ネタバレ)>
男に媚びることでモテてきたキリコが、営業先の高山を好きになるが媚びても相手にされず、蔑まれる。キリコは高山宅を突然の訪問すると、そこには高山の彼女がおり失恋。追ってきた高山に夜の公園で、媚びを売るのとは反対に思いの丈をぶちまけるとスッキリし、居心地の良さを見つける話。 -
この作品は嫌いじゃない。人ってこんなもんだと共感した。
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煮え切らない男、付き合ってる人がいるけど浮気する男、彼女がいるのに勘違いしそうに優しくする男、露骨に嫉妬する女、あなたの事そんなに嫌いじゃない雰囲気を装う女(ただし手のひらは返す)、無害そうなつむじ風天然ビッチ、それぞれ色々な部分があるということで…森川葵ちゃんは可愛いぞ~
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偏ってるときの女の子の感情が全部詰まってる。
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森川葵のための映画。私は好き -
主演の森川葵が本当に可愛い。
可愛い人が頑張ってるのを見ると応援したくなる。
自分チョロいなって思うw
現実だと顔が良い人はチャンスをもらえる回数が多いから、その分成長していることが多いけど、この主人公は成長せずに来てしまった感じ。
テーマは可愛いだけからの脱却だろうけど、そんなことより感情の表出、喜怒哀楽が凄くて羨ましい。
顔が良い人の人生はこんなにも感情豊かなのかと。
壮大な話は特に無いんだけど、面白かった。 -
ルッキズムずぶずぶのOLの話。
登場人物がみんなネジ飛んでる感じはある。
森川葵が可愛さを魅せつけた作品の1つ。 -
ルックスの「かわいさ」しか取り柄のない女の子がかわいいだけの鎧だけで取り繕って生きてきた「哀れなカワイイモンスター」のお話。
キリコに群がる会社の男も、バーテンダーのユウトも、同級生の幸太くんも、結局何がしたいかわからないほどアホ。
ルックスだけで生きてるキリコに向けてじゃなくて、ある意味色んな女に良い顔したいだけの男どもへのアンチテーゼにも見えてしまった。
ふぇのたすのPV調の作りはちょっと気になったし、演劇部レベルの演技力の役者さんも何人かいたのは気になったけど、森川葵の涙の演技力でなんとか許せたかな。
ぶりっ子なキリコより、後半のめんどくさいキリコがなんだかみっともないけど愛おしかった。
結局おんなのこは怒ったり、笑ったり、嫉妬したり、泣いたり、ありのままでもいいよね。 -
可愛いだけじゃ駄目なのよ、を体現する主人公。あるあるな男子。あるあるな女子。カフェのシャンデリアが可愛いかった。森山葵も可愛かった。
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ごめんね青春というドラマで森川葵ちゃんを好きになり、この映画の存在も知っていたけれど上映するとこ遠くて観に行けなかったんだよな。
それがここにきてAmazonプライムで登場ですよ!!やったー!!観れてよかったー!!
内容としては、ふぇのたすというバンドのMVって感じだった。でも曲可愛くて声もかわいいよ。
葵ちゃん演じるキリコもかわいい。
でもね、かわいいんだけどね、働きに行くときの格好に幅がなかったり(服装自由っぽい会社なのに同じスカートめっちゃ履くし似たようなシャツばっかり着る!他の子ワンピースとか着てるのに!)、化粧薄かったり(そもそものお顔立ちがハッキリしててかわいいから化粧なんていらんのだけども!)、家の内装にそんなこだわってなかったりした。
以上のことから、この子の「かわいい」は怪物のようなかわいいではなく、作り物の(あるいは完成途中の)「かわいい」であることがよく分かる。
怪物のようなかわいさは他人を不幸にするんだ。
対して作り物のかわいいは自分を追い込む。キリコは確実に追い込まれていた。
あと、別にキリコの性格は特別悪いとは思わない。素直で振り切っててめんどくさくてかわいいじゃないか。私もああいう子に振り回されたい。実際にそんな子がいたら疲れるし距離置くけど。でもブスのめんどくさいとかわいい子のめんどくさいは違うからね。ほんとにかわいかったら割と全部しょうがないで済む気がする。
そんでキリコには目的や目標がないのがよくないと思う。
結婚したいとか世界中の人から愛されたいとかアイドルになりたいとかね、かわいいにおける目的がないの。
目標がないと達成感もなにもないからどうしようもない。周りも扱いに困る。際限なく求めてくるわけだからね。キリコは目標を持つといいよ。
結局誰からも選ばれず、誰も選ばずなキリコ。
ねぇキリコ、あの人を好きになってよかったね。だって一人で立てるようになったじゃない。本当の自分を見てもらえたからだね。作り物じゃない自分をかわいいと言ってもらえたから。
キリコの呪いは解けた気がする。 -
よかった。
「女だから」
「好きな人ができると、女はめんどくさい生き物」
などなど、女とは何か?をテーマにした感じ。
最初は、うわーこういう女いるよなーって目で見てたキリ子ちゃんなんだけど、観ているうちに、あ、これ、自分だ…。になっちゃう不思議。
自分の女性性との折り合いがいつまで経ってもつかないんだ。
「かわいくなかったら、見てももらえない生き物なんだからね」「は?話になんねーわ」っていう会話がリフレインする。
外見的なアドバンテージで稼がないと、女は人間ですらないという意識が私にもある。 -
この主人公に必要なのは恋人ではなく友達
おんな友達を作ろうよ -
全体的にやすっぽいけど、主人公に共感はできました。公園のシーンがきつい。
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邦画の良さが一切見られませんでした。
このテーマ一本で戦いにいった男気に星3ですね。
人選は間違ってないですが、特にラストが軽過ぎましたね。。 -
かわいいだけが取り柄で中身が空っぽのおんなのこ。
かわいければなんとでもなると思っていたが、かわいさだけだけでは乗り越えられない壁にぶち当たって、どん底に突き落とされてしまい、魂のない抜け殻に。
世の中、いろんなおとことおんながいるが期待しすぎはよくない。完璧な人間なんていないよなあ。 -
ふぇのたすと森川葵を売りたいだけのつまらない映画。
内容が無いのにとにかく冗長。
森川葵は言うほど可愛くない。顔と体小さすぎてもはや怖い。(演技力はあるかも) -
めんへらなこきらい
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予告編が好きだった映画。
きりちゃんの「かわいい」がきりちゃんの芯のところにある姿をみたかったと思った。
彼女が自分のためにかわいくさえいれば、大丈夫だったのかなあと思ったけれど、好きなひとのために「かわいい」でありたかった彼女の気持ちも、「かわいい」だけで戦えなかったのもまた真実だ。そして世には「かわいい」がまず手に入らない女の子はいるのだから、もう「かわいい」をどうしたらいいのかわからない。触れたくない。けれど「かわいい」の呪いから逃れられない。
(自分のこういうところかも…)
わ、たけさん、ねちっこいんですか?
...
(自分のこういうところかも…)
わ、たけさん、ねちっこいんですか?
確かに、五月の蝿も同様の印象があるかもしれませんね…
Pritenderは、そうですね。
それこそ、不倫のような関係性だったり、友達だけど少しだけ踏み超えた瞬間だったり、いい意味でも悪い意味でも、危うい関係性と捉えると、また違った意味で響いてきます。
優里、いい声なんですよ!
もはやドライフラワーにすらしたくないものもありますけどね…(笑)
いつまでも生花はきついですね。あと、生花の状態って、成就してもずっと生花なのはきついかもしれないですね。
あと、「BED」を聴いてみました!
サビの部分ですね!
バックナンバーに「助演女優症2」という曲があるのですが、この曲の主人公をずっと繰り返す感じが、まさにわたしがしてきた「心のリストカット」かもしれません。傷ついてるのにその傷を見ないふりして、好きな男の人に依存しちゃう感じ。
そうですね。
ねちっこさはありますね。淡白な部分もあるけど。バランスは取れてんじゃないかと笑
「BED」はまだ、お...
そうですね。
ねちっこさはありますね。淡白な部分もあるけど。バランスは取れてんじゃないかと笑
「BED」はまだ、お姉さんが生きていて、デュオの頃のダブルの曲ですね。もう20年以上前の曲。宇多田さんや椎名林檎さんがデビューした頃と記憶してます。未だに僕の中では色褪せない輝きを持った曲なんです。
バックナンバー、聴いてみます!
バランスが取れてるって素晴らしいと思いますよ!
わたしはずっと、不器用、アンバランス、メンヘラ(爆)のままだと思うので…
...
バランスが取れてるって素晴らしいと思いますよ!
わたしはずっと、不器用、アンバランス、メンヘラ(爆)のままだと思うので…
宇多田ヒカルと椎名林檎はたくさん聞いてきましたが、DOUBLEは全然知りませんでした!その頃の曲だったんですね!
backnumberは基本的にダメ男の歌詞です(笑)