王妃の帰還 (実業之日本社文庫) [Kindle]

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  • 実業之日本社
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感想・レビュー・書評

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  • 女子中高一貫校?でとても閉鎖的な環境でのスクールカーストのはなし
    クラスの中で最下層の子が、最上位層の子の最下層への転落からはじまる
    転落のために最下層へ受け入れてくれないかという打診があるのにびっくりした

    最下層が最上位層になったわけではないけど、一目置かれる存在になったのは面白かった

  • 機内ものとして「Nのために」と一緒に読む。

    本って自分の想像力も加わって最終的に正しい形になるんだなと思った。人によって思うこと、思い方は違うだろうけれど、それで感想が違ったりしてもそれはそれで正解と。

    この本は逆に想像の余地が全然なくて、全部話してくれちゃうから、圧迫感が強すぎて、一気に読めない。途中休憩を入れないと。全部作者と主人公がくれちゃうから、もしかしてこの子は…とか想像する隙間が全くなくて、読み手の前向きな気持ちが溢れちゃって辛い。

    併読してたからこそ気づけたのかも。


    Kindle ¥199

著者プロフィール

1981年生まれ。大学を卒業したあと、お菓子をつくる会社で働きながら、小説を書きはじめる。2008年に「フォーゲットミー、ノットブルー」でオール讀物新人賞を受賞してデビュー。以後、女性同士の友情や関係性をテーマにした作品を書きつづける。2015年『ナイルパーチの女子会』で山本周五郎賞と、高校生が選ぶ高校生直木賞を受賞。ほかの小説に、「ランチのアッコちゃん」シリーズ(双葉文庫)、『本屋さんのダイアナ』『BUTTER』(どちらも新潮文庫)、『らんたん』(小学館)など。エッセイに『とりあえずお湯わかせ』(NHK出版)など。本書がはじめての児童小説。

「2023年 『マリはすてきじゃない魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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