恥辱 (小学館文庫) [Kindle]

  • 小学館
4.33
  • (1)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 11
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (375ページ)

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • これ、アマゾンでセールになってるとき、ちょうどだれかが褒めてて勢いで買ったんだけど、あとからなんで買ったんだろう、って思ったくらい、普段は読まないタイプの話で。すっごく暗くて恐ろしくて、なんだかわけわかんないなー、って思うんだけど、でもでもこの先結局どうなるのーー!?って気になりすぎてどんどん読んでしまった。まさにこれがサイコサスペンスってやつかあ、と感心したり。暗い怖いと思いつつ、引き込まれるし。読後感はよかったし、なんだかクセになりそうな気もする。
    アメリカのミステリに慣れてる身としては、北欧ミステリの特徴なのかもしれないけれど、すべてあっさりとも感じられて。たとえば、異常に肥満してしまった彼女のことを、肥満するまでの過程がもっと書かれていてもよかったし、いちばん事件というかミステリになりそうな、モニカがパニラに対してどんな策略をめぐらしたのかっていうのはもっと細かく説明されててもいいと思ったし。
    あと、やっぱり神とか宗教については、いまひとつぴんときてない部分が多いんだろうなあ、と。でも、生きること死ぬこと、時間、とかについて考えさせられた。
    この作者のほかの作品も読んでみたい。(しかし、この作者の名前がぜんっぜん覚えられない。。。)

全1件中 1 - 1件を表示

カーリン・アルヴテーゲンの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×