神々の山嶺 下 (角川文庫) [Kindle]

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著者 : 夢枕獏
  • KADOKAWA / 角川書店 (2015年6月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (382ページ)

神々の山嶺 下 (角川文庫)の感想・レビュー・書評

  • 上巻が謎解きを含んだ展開だとしたら、下巻は純粋にエヴェレストに挑む男達から生きる意味をつきつけられるような展開でした。

    なぜ山に登るのかという問いに対してそこに山があるからという有名な言葉がありますが、物語の羽生という男はおれがいるから山に登るという言葉を残しました。これほど山以前に自分の限界に向き合った物語はないと思います。

    羽生は南西壁冬季無酸素単独登頂という誰も成し遂げたことのないルートで登頂を試みますが帰らぬ人となりました。頂に到達したのかどうかは明らかではないですが、後にノーマルルートで登った深町が羽生の遺体をみつけ、きっと頂に到達した後の下山途中に命を落としたのだろうということになっています。

    なぜ山に登るのかはなぜ生きるのかと同じようなことで、答えがあるわけではなかったです。ただ自分のそれぞれの限界に挑むことが生まれてきた人がなすべきことだという強い思いは感じました。

  • 世界的な難所、グランドジョラスでの単独行で滑落、負傷しながら奇跡の生還を果たし、伝説となった羽生丈二。カトマンドゥで別人として生きる男が狙うのは、エヴェレスト南西壁、前人未踏の冬季無酸素単独登攀!導かれるように羽生に邂逅した深町は、彼を追ってエヴェレストに入る。羽生の挑戦の行方は?深町が目撃したものとは?山に賭ける男たちの姿を描ききり、柴田連三郎賞に輝いた夢枕獏の代表作!

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