幼児教育の経済学 [Kindle]

  • 36人登録
  • 3.77評価
    • (4)
    • (3)
    • (5)
    • (1)
    • (0)
  • 5レビュー
制作 : 古草 秀子  大竹 文雄 
  • 東洋経済新報社 (2015年6月19日発売)
  • Amazon.co.jp ・電子書籍 (68ページ)

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
伊賀 泰代
アンジェラ・ダッ...
クリス・アンダー...
トマ・ピケティ
デール カーネギ...
有効な右矢印 無効な右矢印

幼児教育の経済学の感想・レビュー・書評

  • ノーベル経済を受賞した幼児教育に関する大家、ヘックマン教授の本。ヘックマン教授の主張の後に、アメリカでの著名人による反論が一緒に本に綴じられているのが興味深かった。
    ペリー就学前プロジェクトとアベセダリアンプロジェクトの実験結果をもとに、就学前教育の重要性を説いた内容。認知能力だけでなく、非認知能力の重要性も指摘している。

  • この本の一番面白いところは、自説(その核は「幼少期の介入は経済的効率性を促進し、生涯にわたる不平等を低減する」)を第一部に置いて、第二部に他の学者による反論を大量に掲載している点。モノによってはケチョンケチョンなのに、排除しない著者は偉い。「議論尊重」の風土って大事よね。最後に大竹文雄教授も寄稿につき、日本版のほうがお得ですね。

    「いい大学→いい会社」モデルが危ういいま、「よい教育」とは何ぞやと考えるにおいて、本書の反論者の一人が言う「良い=特定の文化規範の押しつけ」という主張は新鮮。たしかに僕も、教育の成果を「生活に困らないレベルの報酬を得られるか」に置く、高度成長期的な発想から抜け出せてないのかも。ただ、選択の幅は広げたらいいと思う一方、競争から隔絶してオンリーワンでワールドピースで負け犬などいません、みたいなのは断固反対。

    幼児を持つ親として、今後もできるだけ子供と触れ合っていこうと思いました。7時出社は今後も継続で。

  • とても勉強になった。ここまでデータに基づく教育効果の分析をやっているとは、すごいことだ。Kindle

  • 本書はヘックマンによって書かれた幼児教育の重要性を説くものである。幼児教育で非認知能力を伸ばしたほうが、学力などの認知能力を伸ばすのに効果的であることを実証している。確かに認知能力を伸ばしたり職業訓練でスキルを高めることは短期的な効果はあるが、かぎられた資源配分の中では幼児教育の方が妥当であると言える。

  • 労働経済学の視点から幼児教育(就学前教育)の費用対効果について述べられている。
    解説にもあるように、コンパクトにまとめられているため、第一章を読んだ時点では、幼児教育が良いんですね、というくらいしか分からない。しかし、解説まで読めば、それなりに根拠のあることなのだと分かる。この構成は少し勿体無いかなと思いつつ、特に経済学を知らない私でもすんなり読むことができた。
    注意したいのは、あくまで経済学の視点から公的投資として幼児教育の重要性を説いたものであるので、一家庭の幼児教育に示唆があるものではない。ただ、それはあっても我が国の在り方を考える重要な示唆であるし、地域社会や一家庭でのモチベーションにも繋がるのではと感じた。

全5件中 1 - 5件を表示

外部サイトの商品情報・レビュー

幼児教育の経済学を本棚に「いま読んでる」で登録しているひと

幼児教育の経済学を本棚に「積読」で登録しているひと

幼児教育の経済学はこんな電子書籍です

ツイートする