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感想・レビュー・書評
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オーディブルは今日から大崎善生『聖の青春』。最初はムリにでも盛り上げよう、周囲の人たちをいい人に描こうという意図が垣間見えてやや鼻白んだが、聖少年が将棋にのめり込むにつれて気にならなくなってきた。
オーディブルは大崎善生『聖の青春』がいよいよ終盤を迎え、谷川さんや羽生さんの村山評を聞くたびに涙があふれそうになって弱った。
オーディブルは大崎善生『聖の青春』が今朝でおしまい。フロンターレホームの等々力陸上競技場のまわりを顔をくしゃくしゃにして泣きながら走ってたのは私です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「3月のライオン」の登場人物のモデルとなったらしき方ということで読み始めたのがきっかけ。
将棋に対する熱い心を持ち、弱者や若者をフォローし、世界平和を願い、親や森師匠にはおねだりをし、いつまでも素直すぎる少年のような心を持った人だなあと感じながら読んでいた。
亡くなる前に、リアルタイムで会ってみたかった人の一人。 -
15年越し課題図書。
親子愛、ライバル関係、友情、そして濃ゆい師弟愛。マザーテレサのような森師匠がいちばん興味深い。そういうふうに、森さんを描いている筆者、森さんと筆者の関係性も極めて特殊。
まわりを巻き込むエネルギーと愛嬌をもっていた村山棋士。「命をかけて指す」、それを実際に、29才の若さでやってしまったひと。他の棋士にとっても、シンボル的な、たいせつにしたい存在なんだろうな。 -
悲運の棋士の話。
根性と努力、棋士会という勝ち負けが全ての世界の中でも異彩を放つ。
三月のライオンでこんな人いた気がする。程度の知識でも、将棋なんて知らなくても楽しめる。
何事にも懸命なのが読んでて苦しくなる。
森師匠はいい人だなー。 -
死を身近に感じながら生きる聖のすごく太くて短い人生のお話。ほんとは誰でもいつ死ぬかわからない。やりたいこと、達成したいこと、にはとことんこだわらなければならないな。聖のように。
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筆舌に尽くしがたい。少し本を開くだけで涙が出てくるので、読了まで長くかかってしまった。
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松山ケンイチさんの主演映画で村山さんの存在を知りました。
自分の人生をとことん精一杯に生きぬいたとても強い方だと思いました。
命を使い切るために決して妥協せずにひたすらストレートに物を言っていく姿に自らのあり方を省みました。